
今日は「原作と映画」という授業のメンバーが決定し
初めての授業でした。
授業の初めに、改めて好きな作品や映画の話をひとりひとりがしましたが、、、
恩田陸 黄昏の百合の骨
金原瞳 蛇にピアス(130回芥川賞受賞)ー 蜷川幸雄監督で映画化
青山七恵 ひとり日和(132回芥川賞)
ジェーンオースチン 高慢と偏見 (BBC1995年ドラマも)
蜷川幸雄 舞台「NINAGAWA十二夜」
など、何だかすごい作品が学生たちの口からがんがん上がってきました。
学生たちの学んで来た豊かな背景が浮かび上がってきます。
年齢も23歳から36歳まで様々。
このようなすでに大学も卒業し、社会経験もある人たちに
私が授業で何か教えることがあるのでしょうか?
私ができることはやっぱり語学のサポート。
作品を深く読み込むために,日本語というところで学生の手伝いができるような気がします。
そして,同じ本を一緒に読むというピアリーディングを通しての振り返り。
今日から全員で読みはじめたのが『県庁の星』
この原作は映画とはかなり異なり,それはそれなりにおもしろい気がします。
今日は40分で30ページを読み切る、という無謀な試みをしましたが、、、
その後のディスカッション,分かち合いはかなりの迫力で盛り上がりました。
みんな視点がほんとうにユニークです!
最後に『官』と「民」の比較を今回の授業のテーマに据えました。
3回の授業で340ページを読み、4回目が映画鑑賞です。
そして5回目が映画と原作の比較。
半年で3、4冊の本を読破する予定。
そう考えると,60名の学生の中,8名しか登録をしなかった、というのもよくわかります。
本好き、映画好きが集まった,ちょっぴりマニアックな授業です。
ところで,個人的には『蛇にピアス』を芥川賞に選んだ選考委員の年配の先生たちの
柔軟さに脱帽。
年齢を重ねれば重ねるほど、センスって磨きがかかるものでしょうか?
それだったらいいのだけれどな~。
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写真見て驚いた方、すみません。
我が家の先代のペット。は虫類、グリーンイグアナのイグちゃんです。
10センチぐらいの赤ちゃんから1メートル50センチの大きさまで成長しました。
10歳で死んでしまった時は,しばらく立ち直れませんでした。
菜食、小松菜を好んで食べた優しい優しいペットでした。
『蛇にピアス』で,久しぶりにイグちゃんのこと思い出しました。