沢が振り袖姿、トロフィーは「重かった」 9日夜、スイスのチューリヒの国際会議場で行われた国際サッカー連盟(FIFA)の年間表彰式。なでしこジャパンの主将、沢穂希(33)は「日本人らしさを出せる」と淡い水色の振り袖姿で晴れの舞台に臨んだ。受賞が発表されると、戸惑ったように少し口をすぼめた。「実感が湧かない」。周囲に祝福されてやっと笑みを浮かべた。 スピーチで壇上に上がったときは「走った後くらい心臓がばくばくして、汗もすごくかいていた」という。それでもきりっとした表情で「この賞を糧に日々精進していきたい」と日本語で堂々とあいさつした。 金色に輝くトロフィーは「すごく重かった。自分が代表になってからの18年間や今まで女子サッカーを支えてくれた人、先輩たちの重みが詰まっていた」と実感を込めた。日本の女子サッカーを支えてきた存在らしく「日本の選手でも最優秀選手になれるという夢を子どもたちに与えられたことが大きい」と喜んだ。 妻、娘とともに臨んだ佐々木則夫監督(53)はタキシード姿。名前を告げられた時は「日本が大変な状況の中で、感動、元気、勇気を女子サッカーでも伝えられた。そういうことが走馬灯のように浮かんできた」と目を閉じて感慨に浸った。 「おやじギャグ」で知られる監督もサッカー界の大物が集った式典は勝手が違った様子。「スピーチの最初だけでも(出身の)山形弁でいこうと思ったが、緊張して…」と苦笑いした。 |
沢が振り袖姿、トロフィーは「重かった」 - サッカー日本代表ニュース nikkansports.com
ガチガチでしたね。