ノーベル賞受賞者死んでいた スウェーデンのカロリンスカ研究所は3日、2011年のノーベル医学生理学賞を、体内に病原体などの異物が侵入したときに働く免疫に関わる重要な発見をした米仏の3人に授与すると発表した。 体内でいち早く感染を食い止めようとする「自然免疫」が活性化する仕組みを解明したフランス・分子細胞生物学研究所のジュール・ホフマン教授(70)と米スクリプス研究所のブルース・ボイトラー教授(53)のほか、その後に働く獲得免疫に情報を伝える「樹状細胞」を発見し、機能を突き止めた米ロックフェラー大のラルフ・スタインマン教授(68)。ロックフェラー大は3日、スタインマン教授が9月30日に死去していたと発表した。4年前に膵臓(すいぞう)がんと診断され、樹状細胞を使った免疫療法により延命していたという。死者は受賞できないため、カロリンスカ研究所は近く対応を明らかにする。 |
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これは無念。