関東でバス運賃ICカードから二重取り 関東地方のバス81事業者が加盟するバス共通ICカード協会(東京)は11日、東京都交通局など公営、私営計56事業者のバスで、私鉄系ICカード乗車券のPASMO(パスモ)やJR東日本のSuica(スイカ)をかざした乗客から、総額約1100万円に上る運賃の二重取りが発生していたことを明らかにした。 徴収時の運転士の誤操作が原因という。協会は乗客向けの電話窓口(フリーダイヤル0120・229422)を19日に開設。利用履歴で二重取りが確認できれば返金に応じる。 協会によると、二重取りがあったのは東京、千葉、茨城、埼玉、神奈川、山梨の6都県に本社などがある事業者。ICカードでバスに乗れるようになった昨年3月から今年7月末までに延べ約6万人から運賃を取り過ぎていた。 カード接触不良時などに、運転士が本来してはならない取り消しボタンを押し、結果的に2回分の運賃が1度に引かれてしまうことがあったという。 7月、乗客の指摘で発覚した。各社は運賃箱のシステムを改修中で、乗務員にも二重取りが発生しないよう指導を徹底する。 |
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