Pa'Lante!(パランテ!)

ジャズじゃ、ロックじゃ、サルサじゃ、ソウルじゃ、ファンクじゃ、歌謡曲じゃ、ジャージャー。

キャンディーズ・フォーエバー。

2006-12-13 00:13:18 | 日本のロック・ポップス
イーグルスは一回飛ばしまして、今日は、全盛期の時期がイーグルスと重なるキャンディーズっス。

『キャンディーズ・フォーエバー』

DVDでゴザイマスが、つまりアレです。1978年4月4日の後楽園球場での、ラストライヴです。もちろんご存知デスね。
これ、実は、ワタクシが、生まれて初めて逝きたいと思った、イヤ、「逝きたい」とは思わんな、「行きたい」と思ったコンサートです。(まぁ、残念ながら、8歳だったし、しかも北海道に居たからノォ、行ける訳ねぇべ。)
今、あれから30年近く経って、映像で体験する、このラスト・コンサート。
あぁ、おぢさん、感無量だなぁ。
やっぱり行きたかったなぁ。
これ、「ワタシが行きたかった伝説のライヴ」のベスト5には確実に入りマ。

しかし、何で、こんなモノを、今、取りあげるのかと言うと、先週NHKで、『我が愛しのキャンディーズ』っての、放送しましたでショ。アレ観て、アタクシ、ハッキリ申して感動してしまったのヨ。30年前の、キャンディーズ・ファンとしては、当然ですがね。

まぁ、そういうコトなんですが、あの番組観て、アタクシ的には、あぁ、そうだったのか的なコトを色々思いましたぞ。
例えば、人気を二分していたと言われる、ピンクレディ-ね。
ハッキリ言って、当時小学低学年だったワタシにしてみりゃ、ピンクレディーの方が随分と人気があると思っていたンですが、でも、そりゃ、小学生から見た感覚だったみたいデスね。多分、ファン層が違ったンですね。ピンクレディーのファン層は、小中学生だったんだと思いますが、ソレに対して、キャンディーズのファン層の中心は、大学生あたりで、年齢層が上だったんですね。きっと。
ま、ピンクレディーはキワモノ色が強かったからコドモ受けしたんだよなぁと、今は思います。

それから、キャンディーズの音楽性と言うか、歌唱力とプロ根性ね。
このDVDでは、ラストコンサートと言う事で、感極まる状況だったと思うんですけど、3人さんは、ナミダ流しながらも、キチンとハモってるし、そもそも、スーちゃんを除き、キャンディーズって、歌唱力は安定してたンですね。当時小学生だったワタシにはそんなコトは、よう分からんかったデスが、特に、ミキちゃんの歌唱力には、アタシャ、改めてブッたまげました。当時、ミキちゃん派だったワタシとしては、今になって溜飲を下げる思いズラ。で、ミキちゃんが、解散後も、そのまま、歌の道を進んでくれていたなら、今頃、どんな大物になっていたコトかと、思わず考えてしまいますワ。実に、勿体ない。ま、しゃーネェですけど。

あ、長くなりましたね。
そろそろヤメますが、もうちょっとね。

えぇとデスね。
多分、キャンディーズのライヴでは、このライヴに限らんと思うのデスが、ファンのアンチャン達がモノ凄く熱い。トンでもなく熱い。今になってDVD見ると、ソコに一番感動してしまったりするンですワ。
多分、今のモー娘。さん達のファンのアンチャン達とは、ヒト味も二味も違うハズ。この、アンチャン達、まぁ、今は、タップリとオッサンになっているハズですが(8歳だったワタシですら本格的なオッサンになりましたので)、今でも心の奥で(ってか表面でも)長期継続してキャンディーズが好きなハズ。そういうアホウなアンチャンの持久力のある純粋さみたいなモンが、すんごい伝わって来る。
キャンディーズもフォーエバーなら、このアホウなアンチャン達もフォーエバーだと思うンでアリマス。あぁ、羨ましい。

付け足し的にフツーの感想も言います。
最後の二曲。
「あこがれ」と「つばさ」はかなりの鳥肌モンです。
あと、アノ有名な、「私達は幸せでした」のトコロは、最大の鳥肌ポイント。
途方も無く鳥肌、サスティナブル。
当然ながら、家宝級のDVDと言うコトになりました。
あぁ、ウレシイ。
コメント (7)
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