2003年
光文社
☆☆
まず題名が気になった。
ラミアとは、全知全能の神ゼウスの愛人の一人で、ゼウスの最強の本妻ヘラの嫉妬で子どもを奪われ、その恨みで子ども達を襲うようになった。
姿は蛇で蛇女神である。
なんとなく、日本の鬼子母神の逆のイメージである。
元、傭兵の杉崎がやっている探偵事務所に一人の女が来ることから始まる。
杉崎は傭兵時代にある新薬に係わる事件にまきこまれていた。
さて、その女はその新薬を開発した研究者の娘で美夜という、
美夜は杉崎に自分のボディガードを依頼する。
そして、美夜の実家へ向かうのだがそこは人里はなれた山奥にあった。
その家には、美夜の父である博士と知人の代議士一家、そのボディガードがいたが、
吹雪で下界と分断され孤立する、そして事件が起こるのだ。
杉崎が巻き込まれた事件では、新薬を打つことで(細かい事は書かれていないが、多分ちがう生物のDNAを云々だろうか)体を強化して最強の兵士をつくるというものであったが、実際できたのは、最強の兵士ではなく人工の怪物であった。
しかし、この事件の犯人は・・・・・
真に恐ろしいのは、人工の怪物でも、天然の怪物でもなく天然の人間なのかもしれない。
ちょっと間違えると、嫌いな部類の本になるのだが、これは面白かった。
しかし、好き嫌いがはっきりする本だと思うので、
皆におすすめ!!と、いう感じではない。
光文社
☆☆
まず題名が気になった。
ラミアとは、全知全能の神ゼウスの愛人の一人で、ゼウスの最強の本妻ヘラの嫉妬で子どもを奪われ、その恨みで子ども達を襲うようになった。
姿は蛇で蛇女神である。
なんとなく、日本の鬼子母神の逆のイメージである。
元、傭兵の杉崎がやっている探偵事務所に一人の女が来ることから始まる。
杉崎は傭兵時代にある新薬に係わる事件にまきこまれていた。
さて、その女はその新薬を開発した研究者の娘で美夜という、
美夜は杉崎に自分のボディガードを依頼する。
そして、美夜の実家へ向かうのだがそこは人里はなれた山奥にあった。
その家には、美夜の父である博士と知人の代議士一家、そのボディガードがいたが、
吹雪で下界と分断され孤立する、そして事件が起こるのだ。
杉崎が巻き込まれた事件では、新薬を打つことで(細かい事は書かれていないが、多分ちがう生物のDNAを云々だろうか)体を強化して最強の兵士をつくるというものであったが、実際できたのは、最強の兵士ではなく人工の怪物であった。
しかし、この事件の犯人は・・・・・
真に恐ろしいのは、人工の怪物でも、天然の怪物でもなく天然の人間なのかもしれない。
ちょっと間違えると、嫌いな部類の本になるのだが、これは面白かった。
しかし、好き嫌いがはっきりする本だと思うので、
皆におすすめ!!と、いう感じではない。