札幌・北海道のレトロ建物大好きおぢさん日記

札幌(北海道)のレトロでモダンな建物を見たり撮影するのを趣味としています。

美唄の建築探訪③ 岡田春夫生家 旧我路郵便局 第二坑原炭ポケット

2021-11-06 09:54:48 | 美唄市


⑦「岡田春夫生家」

 

所在地:美唄市我路町
建設年:大正2(1913)年

岡田春夫氏は社会党で当選15回を数える衆議院議員である
この地で生まれ大学時代は小樽、東京で過ごし
美唄に戻ってから製材業や道議になり中央政界に進出した。

生家は美唄川に面しており、まるで自分のもののように目の前に自然の滝がある
玄関上の窓、川側の出窓、ハーフティンバーなどが印象的

季節は紅葉の時期に
まさにこれ以上ないタイミングで訪問できたことがうれしい

 

上半分が崩れ落ちた蔵は岡田家のものかと思ったら大正時代の質屋さんのもの



*美唄市100年史 より

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2021年11月撮影

 

 

 

⑧「我路簡易郵便局」

 

所在地:美唄市我路町三条
建設年:昭和5(1930
)年

2014年までは窓口業務を行っていたが現在は休止中である
我路が栄えていたころの建物で現存しているものは少ないが、レンガ造りの郵便局は実に堂々としている

 

 

 

 

 

 

 

 

 

大きな煙突は裏にある銭湯施設のものだそうだ

その裏手には昔の電話局や、まだ綺麗な廃屋があった

 

 

 

 

道道沿いには商店の名残りが

 

 

 

我路町は三菱美唄炭鉱とともに出来、栄えた町
その最盛期は2500人を超える人口だったという

最新の人口調査では我路の住人は9人である。

2021年11月撮影

 

 

 

⑨「三井美唄炭鉱 第二坑原炭ポケット」

 

所在地:美唄市盤の沢町本町1785-3
建設年:(調査中)年
閉山:昭和38(1963)年


炭鉱はここから三井美唄炭鉱に変わる。

原炭ポケットとは、掘り出した石炭を一時保管する施設のこと
良く見える搭の部分は漏斗沈殿池で
ポケットは木々で見えづらいが横に連なる箇所です。

 


選炭場跡一帯は隣に浄水場もあり立ち入り禁止なので、
道路から柵越しに見る事しかできない。

これからの草木が無い時期が一番見やすいかも

2021年11月撮影

 

 

 


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1 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
画像使用許可 (岡田 毅)
2023-09-24 14:51:47
突然のコメント失礼いたします。
私本投稿に掲載されている岡田春夫の孫の岡田毅ともうします。
貴方の画像を私の父が運営する個人的なホームぺージに使用することは可能でしょうか。
一番最初に掲載されているモミジがきれいな作品となります。
可能であれば無償もしくは廉価での使用許可をお願いしたく、なにとぞご検討のほどよろしくお願いいたします。
使用予定のウェブサイトのリンクを添付します。
ご返信は以下のアドレスまでお願いいたします。
takatbond599@gmail.com
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