ぶらっとJAPAN

おもに大阪、ときどき京都。
足の向くまま、気の向くまま。プチ放浪の日々。

河津桜で予行演習

2017-03-25 20:10:40 | 

 

どうも皆さまご無沙汰しております。

最近、なかなか時間が取れずブログもアップできなくてつまらない日々を送ってます

桜の季節に挽回したいです

というわけで予行演習。近所の河津桜を撮ってみました。

ちょっと暗いのでわかりづらいですが、ソメイヨシノに比べるとだいぶピンクが濃いですね。

早咲きオオシマザクラ系とヒガンザクラ系の自然交配種と推定されているそうですが、

花弁が大きいのはオオシマゆずりでしょうか。

原木は伊豆方面の河津町田中の個人宅にあるそうです。

今年はどんな桜に出会えるのでしょうか。

今から楽しみです

 

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花の命は・・・【造幣局・桜の通り抜け2016】

2016-04-12 21:54:22 | 

すっかり葉桜です。

 

造幣局の桜の通り抜けに行ってきました

4月8日にテレビで見た時は、まだ全然咲き始めな感じだったのに、このところの陽気のせいか、本日はご覧のとおりの葉桜。あっという間です。

葉桜でも豪華な楊貴妃。

紅手毬。

造幣局らしいお土産も。

 

丸い系の桜は葉が出ているとはいえ、まだたくさん花をつけていますが、散っている桜もありました。全体的に盛りは過ぎてしまったらしく、もちろん美しいですがすこうし元気がなかったでしょうか。「時分の花」という言葉がありますが、満開の美しさは短く貴重なんですね・・・。

夕景の桜。

夕方に映えるという「夕暮」。

長めの花びらがうつむいた女性を連想させる「思川(おもいがわ)」。

花びらと夕日のダブルな赤。

今年の花「牡丹」。その名の通り牡丹を思わせるふっくらした花びら。

去年訪れた時はまだ、関西に戻って来て一年足らず。見るもの聞くもの珍しく、観光客なみの高揚した気持ちでこの桜の通り抜けにやってきました。

2度めの今年に新鮮さはありませんが、見知った花たちとの再会にはまた別の思いがあります。地に足をつけて季節の訪れを感じられるのは、つつがない一年を過ごせた証であり、ちょっと感慨深かったりします

時間が有限だという事実を実感し始めたってことなんでしょうかね

出口付近にあった「帆立」。花びらの形が似ているということなのでしょう。可愛すぎる

 

去年のように花に誘われて気持ちが華やぐようなことはなかったですが、盛りをすぎてすこし落ち着いてきた桜と夕暮れという時間があいまって、それはそれでしっとりと鑑賞できた花見でした。

さて、来年はどんな気もちでこの桜たちを見上げるのでしょうか。

 

 
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春の天龍寺

2016-04-08 19:10:08 | 

見事な借景。

 

渡月橋から歩いて十分弱ほどのところに世界遺産の天龍寺があります。

京都五山の第一位という由緒あるお寺で、足利尊氏が開基、夢想疎石作のお庭が有名なところです。

さすがの格式の高さですが、この日は桜たちのおかげで一段と華やか。

春爛漫。

この日は野点をやっていました。

葉桜もいいですね。

枝垂れ桜の見頃は終わりは迎えようとしていましたが、元気な緑や花はたくさんあって目移りしてしまいます。

 

馬酔木は満開。

素晴らしいバランス。 

今回行って感心したのは、庭木の配置の絶妙さ。残念ながらカメラの設定選択が良くなかったらしく、画面がチリチリしてしまって良さが半減してしまってますが^^;

この配色と枝の重なり具合の塩梅どうですか! 野趣あふれながら決して野生ではない美しさ。この配置は、夢想疎石以来受け継がれているもののしょうか。それとも、後世の作庭家の苦心の賜物でしょうか。

本物はもっときれいなのですが、チリチリ画面が残念です・・・。

 

大坂の陣の発端となった方広寺の鐘銘「国家安康」の解釈をめぐって家康が豊臣家に難癖をつけた時に、五山の僧侶たちがその後押しをした、という記述が『真田太平記』(池波正太郎)に出てきて、生臭い政治に大きく関わっていた事実に少し鼻白んで、天龍寺へのな思い(笑)が少し薄れかけていたのですが、こんなキレイな庭を見せられては、またとなってしまいます(増えてるし(笑))。

ここには四季折々の花がたくさんあるので、季節を変えてまた来たいです^^

 

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あらしやま

2016-04-06 19:06:03 | 

平日なのに大賑わい。

嵐山に行ってきました。

季節のいい時はいつも人でいっぱいで、なかなか気合のいる場所ですが、景色はスバラシイので混雑を割り引いても十分楽しいところです。

渡月橋も大渋滞。

川と山と桜。贅沢な風景です。

 川沿いの枝垂れ桜。

人力車は大人気です。

海外からの団体さまご一行。

日本人も外国人問わず、とにかく観光客でいっぱい。そんな中、橋のたもとでスズメを発見。

超至近距離で撮影してるのにびくともしません。

こんなに人を怖がらないスズメは初めてです。いかに日頃、この辺りに人が多いかがうかがえますね。

枝垂れ桜は葉っぱが出てきているものも多かったですが、ソメイヨシノ系はまさに今が見ごろ。

ツバメも巣作り準備中。

自然に囲まれて、とても気持ちのいいお花見でした

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妙見の森のエドヒガン

2016-04-02 20:57:58 | 

特等席でお昼ごはん。

 

兵庫県川西市の妙見の森に行ってきました。

ここには、珍しいエドヒガンの群生があるのですが、去年は大嵐で風と闘いながらの撮影で四苦八苦^^;

今年は晴れてるうちにと早めに来訪です。

花が小さいので、山にピンク色の靄がかかったよう。

その昔、旅人や木こりが迷い込んだら、きっと心が奪われてしまったのではと思わせる幻想的な美しさです。

優美ですね。

去年は嵐のせいで風が強いのだと思っていましたが、この日は薄曇りとは言え、さほど悪天候ではなかったのに、やっぱり風が吹いていました。してみると、エドヒガンの花が小さいのは、環境に適応したなのかもしれません。重い頭だと風の影響を受けやすいのではないでしょうか。花の美しさのみに目が行きがちですが、そもそもピンク色は鳥を呼ぶための目印であり、木の高さは他の木々たちに邪魔されず日光を浴びられるように進化した結果であり、生きていくために必要な機能をそなえた大事なパーツなんですよね。

満開までもう一息。

まさに「高嶺の花」。

ソメイヨシノは豪華だし、やっぱりきれいで見とれてしまいますが、時折、そのあまりに完成された美しさに飽いてしまうことがあります。

そんな時、この小さな野趣あふれるサクラたちはとても魅力的に見えます。生きる活力がみなぎっている気がするからです。

とても欲張りな愛で方ですが(笑)

小粒で華奢なところが、とても日本種っぽい。

何はともあれ、2年越しに焦がれたエドヒガンにやっと出会えたので、大満足でした

オオシマザクラがまだ全然咲いていなかったので、一週間後ぐらいに訪れたらまた違う景色を楽しめそうです。

 

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