B-winds(ブレイスの風)

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乱世の英雄。

2009-12-28 04:50:12 | Weblog
三国志の英雄の一人である曹操の墓が発見されたそうですが、彼は優秀な人材をどんどんスカウトして国力を拡大するヘッドハンティングの達人でもありました。

山不厭高(山高きを厭わず)
海不厭深(海深きを厭わず)
周公吐哺(周公 哺(と)を吐き)
天下帰心(天下 心を帰す)

曹操自身の作である「短歌行」という詩の一節です。
「山が土石を受け入れて、高くなるのを厭わぬように
海が水を受け入れて、深くなるのを厭わぬように
名君周公が食事を中断してまで優秀な人物に会ったからこそ
多くの人材が周公に心を寄せたのである。」といった意味になると思います。

不幸にして、その彼をもってしても、諸葛孔明という優秀な人材をスカウトできなかった為、中国を統一することはできませんでしたが、今から1800年も前に人材確保の重要性を認識していた近代的な英雄であったといえると思います。

今は乱世。彼の生き方は参考になるかもしれません。

「曹操の墓発見」と中国で報道
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20091227-00000019-scn-cn

http://www.haww.gov.cn/html/20091227/153670.html