私学助成金の削減について。

緒方洪庵の「適塾」に代表されるように、大阪は、もともと公の教育とは一線を画した個性ある教育を貫く私学のメッカでした。
私学は公に頼るべからずという橋下知事の意見は正論かも知れませんが、小、中と、独自の一貫教育を行う私学校にとっては、助成金の削減は死活問題で、それは、大阪の多様な教育文化を損なう事にもなりかねません。

未来を担う子供達の事を考えれば、教育関連事業費の削減は極力避けるべきです。教育費の削減を考えるのであれば、その前に、府庁を府民にとって非常に不便な所に移し、余計な賃料と職員の交通費を払うというような愚を、まず、中止すべきだと思います。

■橋下知事また私立小中の助成削減方針…私学反発
(読売新聞 - 07月31日 15:54)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100731-00000540-yom-pol

再出発。

「人生をもう一度、一から始めたいんです。」と、Ｎさん。
多くのものを失い、傷つき、打ちのめされた半生。
幸いな事に、今、彼女には、そのすべてを受け止め、共に歩もうとしてくれている大切な方がいます。未来に思いをはせるＮさんの目は輝いていました。

あなたの再出発のお手伝いをさせてください。
それこそ、私の仕事なのだから・・・。

やり尽くしてる？

「今の仕事でやっていけるかどうか、自信がないんです。」と、Ａ君。
技術職として入社して三年目。どうやら壁にぶつかっているようです？

「朝何時に出勤していますか？」と、私。
「９時１０分前ぐらいです。」
「どうして８時に出てこないんですか？一時間早く出てくれば、その日の準備、昨日できなかったことのフォロー、いろいろできるはずですよ。」

「分からない所、上司の方にどんどん質問していますか？」
「いえ・・・。」
「部下に頼られると、上司というのはうれしいものです。
上司の方が根を上げるほど、上司の方を質問攻めにしてください。」

「Ａ君。まず、自分ができる事、すべてをやり尽くしてみよう。
やり尽くしてみて、それでも芽が出ないのであれば、その時、もう一度考えればいいのでは？」
「わかりました。頑張ります！」

「やり尽くしてる？」という問いかけを、Ａ君だけでなく、自分自身にも投げかけた次第です。

ふたりぼっち。

「ひとりぼっちが、ふたりぼっちになった時に、奇跡が起こせるんだという、その可能性に感動しました。」

ベッキーさんの、このコメントに賛成です。
ひとりよりふたり。ふたりより3人。3人より4人。
仲間がひとり増えるごとに、私達は奇跡に近づく。
そのことを実感しています。


『ヒックとドラゴン』イメージソングを歌うベッキー♪♯「私の人生は奇跡だらけ」
http://news.walkerplus.com/2010/0728/24/

http://movie.walkerplus.com/mv45780/

看護師冥利。

「お父さん。Ｙさんが来てくれましたよ。」

症状が重くなり、別病棟に移された患者さんの所に久しぶりに足を運んだＹさん。

「あ、私の事、覚えて下さってたんだ。」
と、嬉しい気持ちになったそうです。

ベッドの上の患者さんは、わずかに頷かれるだけたったそうですが、
それでも気持ちは通じあったようです。

「少しは、患者さんの支えになっていたのかな・・・。」

過酷といっていいほどハードな看護師の仕事。
でも、こんな瞬間があるから、この仕事、やめられないんです、とＹさん。

１年半ぶりに会ったＹさん。プロとして成長を遂げ、しっかりした仕事をしている女性に特有のたくましさと美しさが、そこにありました。

志を貫く。

攻撃的ポジションにこだわる本田選手も、チームの勝利を優先するスルツキ監督も立派だと思います。

大切なことは、どんなことがあっても、自らの志を貫くこと。
自らの夢にすべてを賭けること。

きょう一日、全力で駆け抜けたいものです。

本田、監督と対立！ボランチ拒否ベンチ外
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100726-00000008-sanspo-socc

トトロ。

トトロの世界は、多くの大人たちにとっては、子供の頃、確かに見た実在の光景。しかし、今の子供たちにとってはどうでしょう？

描かれているのは、かつて、日本中にあふれていた、ありふれた親子愛、兄弟愛、隣人同士のふれあい、子供たちのたくましい想像力・・・。

「となりのトトロ」が愛されるのは、それらのものが、今では随分少なくなってしまったせいかもしれません。

子供たちが、映画やＤＶＤの中ではなく、実社会で"トトロ"に出会える世の中にしたいものです。　


『となりのトトロ』、視聴率20.2％を記録！ 放送12回で10回目の20％越え
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100725-00000003-oric-ent

せみしぐれ。;

事務所の近くの公園では、せみ達が、あらん限りの声を振り絞っていました。
たった一週間の命。そこで伴侶を見つけられなければ、５年間の地中生活が無駄になっています。必死になるのも当然かもしれません。

考えてみれば、人間の一生も、実に短いものです。
悔いのないよう、自分が持つ、すべての力をぶつけて、駆け抜けてみたいものですね。

賜杯なき優勝。

史上初の３場所連続15戦全勝優勝を果たした白鵬の手に賜杯はなく、テレビ放映もありませんでした。

惜しいことです。
もし、テレビ放映されていたら、多くの子供たちが、白鵬のように努力して、立派な大人になりたいと思ったことでしょう。大人達も、「もっと頑張らねば」と、大いに勇気づけられたことでしょう。

しかし、今回の件で、子供達は、「一生懸命がんばっても、努力が報われるとはかぎらないんだ。」と、がっかりしたことでしょう。それどころか、「連帯責任を取らされるぐらいだったら、おとなしくして、悪いことは全部隠してしまおう。」と思ったかもしれません。

高校野球でも何でもかんでも、一人が不祥事を起こせば、全員が連帯責任を取らされる・・・。日本という国は不思議な国です。

このままでは、リスクを冒して新しい事に挑戦しようとするような志ある若者は、日本から一人もいなくなってしまうでしょう。従って、日本は衰退の一途をたどるでしょう。実に惜しいことです。

史上初 白鵬が3場所連続全勝V
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100725-00000557-sanspo-spo

白鵬に優勝杯を。

明日、白鵬は3場所連続全勝優勝という、戦後誰も成し得なかった記録をかけて、把瑠都とタ戦います。

菅首相は、すぐに相撲協会とＮＨＫに電話して、優勝杯の授与とテレビ放映の自粛を取りやめるよう、働きかけて下さい。

なぜなら、彼の姿こそ、今の子供たちに見てもらいたい、立派な横綱の姿だから・・・。
国民に夢を与えてこそ、横綱であり、首相なのです。

白鵬１５度目Ｖ！大鵬抜く４６連勝／名古屋場所
http://sports.yahoo.co.jp/sumo/news/show/20100724-00000551-sanspo-spo