B-winds(ブレイスの風)

風になりましょう。人を活かし、未来を生かす風に…
人々を元気付ける(brace)ネットワークを広げていきましょう

No Heart No Life。

2008-10-31 12:31:25 | Weblog
"こころ(Heart)"だと思います。
特に、"こころざし(志)"と"まごころ(真心)"があれば、
人生は素晴らしいものになるでしょう。
ともすれば見失いがちな二つの心(こころ)。
見失わず、生涯貫く"心意気(こころいき)"を持ちたいものですね。

共感できる「No ○○ No Life」ランキング
http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=652673&media_id=45

くもの糸。

2008-10-31 00:41:17 | Weblog
A君がB社の内定を辞退したと聞き、私は耳を疑いました。
何故?職種も彼の希望通り。子会社とはいえ、あのCグループに属し、福利厚生は万全。少々給料は安かったかもしれないけれど、この不況でもビクともしない安定企業だったのに・・・。

 もちろん、最後はA君自身が決めること。しかし、このままでは、彼の希望をすべて満たす企業を求める余り、転職回数をいたずらに増やしてゆく事になりはしないだろうか・・・。

 ふと、芥川龍之介の小説「蜘蛛の糸」を思い出しました。お釈迦様が垂らしてくれたくもの糸を、主人公が自らの手で断ち切り、再び地の底へと落ちてゆく、あの小説です。

 しかし、私も人のことは言えません。今まで多くの方々が私の事を思って垂らした下さった「くもの糸」を惜しげもなく断ち切り、幾度も回り道をしてきたのですから・・・。

心を伝える。

2008-10-30 08:44:27 | Weblog
パナソニック株式会社特別顧問の谷井昭雄氏に、松下幸之助氏の遺された言葉についてお話を頂く機会がありました。

その1、「君、商品を抱いて寝たことがあるか?」

谷井氏が入社4年目にして初めて松下幸之助氏にお会いした時、こう話しかけられたそうです。このあとは、こう続きます。「商品を抱いているとなあ、商品が話しかけてくれるんや。」
技術者は、それほど深い愛情を注いで商品を開発しなくてはならないと、谷井氏が知った瞬間でした。

その2、「品質管理も大切やが、"人質(じんしつ)管理"はもっと大切やで。」

谷井氏が、商品の品質管理対策に奔走していた時の松下幸之助氏の言葉です。谷井氏が、商品よりもさらに深い愛情を、"人"に対して注ぎ、育てなければならないと悟った瞬間でした。

その3、「うちのに決めたで。」

ビデオオテープレコーダー開発で松下陣営はSONYに遅れを取り、SONYの開発したベータマックスに歩調を合わせるのか、開発中のVHSにするのか、松下幸之助氏は難しい選択を迫られました。数年の葛藤の後、松下幸之助氏の発した言葉がこの一言でした。
17年の歳月を経てVHSを完成させた技術者達は、どれほどうれしかったことでしょう。

事業部長としてVHSを成功させた谷井氏は、その後、同社の社長となられ、現在は日中国際貿易センターの会長に就任されています。

「"情報"とは、"心を伝える"事なんですよ。頑張って下さい。」
谷井会長の手の温もりを感じながら、非常に大切な"心"を伝えていただいた気がしました。

雇用戦線異常あり。

2008-10-29 08:26:08 | Weblog
 昨日の東京市場に続き、今朝はニューヨーク株式市場が急反発し、ノックアウト寸前だった世界経済は、ようやく一息ついた模様です。しかしながら、景気の後退懸念を受けて、企業は新規採用を絞り込んでおり、就職戦線、転職戦線は1年前とは打って変わって厳しいものになっています。

上記のような状況を受けて、これから、就職戦線、転職戦線に臨む人は下記の事に留意されることをお勧めします。

1、自分が本当にやりたい事を明確にし、強い情熱を持って就職活動に臨む。
2、自分の強みを明確にし、そのことを謙虚に、しかし堂々とPRする。
3、キャリアカウンセラーに相談し、就職の専門家を味方につける。

皆様のご多幸をお祈りします。

NYダウ急反発、終値889ドル高の9065ドル
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081029-00000002-yom-bus_all


心の花束。

2008-10-28 07:35:45 | Weblog
「元気にしてますか?」と、電話口から温かい声が聞こえてきます。
「お会いしたいと思っていたところです。」
「じゃあ、こっちへおいでよ。今、Aさんと一緒だから。」

焼き鳥を囲んでの楽しいひと時。
「いつも応援しているよ。時間を大切にね。」
「体を大切にね。」

人生という"舞台"に届けられる心の花束。
感謝です。


一生懸命。

2008-10-26 20:59:34 | Weblog
日曜日午後9時。誰もいないオフィスでY君と私のパソコンの音だけがパチパチと聞こえる。私はともかく、Y君はまだ新婚なのに・・・。
「奥さんが待っているよ。」と彼に語りかけながら、心の中で、私はこうつぶやく。「しかし、人生には、例え不器用でも、能率が悪くとも、文字通り、命懸けで一生懸命仕事に打ち込まなければならない時がある。頑張れ、Y君。」

わが町(OUR TOWN)

2008-10-26 09:05:30 | Weblog
20歳前後の若者達が演じている「わが町」を観てきました。

人間は、せいぜい80回ぐらいしか太陽の周りを回ることができない。
その間に生まれ、育ち、恋をし、結婚し、子供が生まれ、孫が生まれ、死んでゆく・・・。

20世紀初頭、アメリカ東部のとある町。平凡な農家の主婦として幸せに暮らしていた女性に突然襲った死。彼女は生前にもう一度戻りたいと思い、12歳の誕生日の時の情景にタイムスリップする。若い母。やさしい父。毎日、牛乳を届けてくれたおじさんと馬。そして家族からの心のこもったプレゼント。あの時は何とも思わなかった平凡な日々が、これほどいとおしく、素晴らしいものだったとは・・・。

今、生きているこの一瞬一瞬こそ、かけがえのないものであり、だからこそ、真剣に、大切に、感謝の気持ちを忘れずに生きてゆかねばならない。そんなことを痛感させられる舞台でした。

その貴重な時間を、愚息の初舞台のために割いてくださった皆様に心から御礼申し上げますと共に、その方々と同じ時代を生き、共に歩む事ができる幸せを神に感謝します。

先輩の忠告。

2008-10-24 22:27:48 | Weblog
N社の専務取締役をされているN先輩に、お忙しい中、1年ぶりにお時間を頂き、会社経営に関するご指南を仰ぎました。

「君の会社には二つの弱点がある。」とN先輩。

「ひとつは、創業者、つまり君の身体の健康。
身は心(しん)に通じる。体は肉体。そのいずれも弱っているようだ。
もうひとつは計画性。君の弱点を補ってくれる人材が必要だね。」

目の前の仕事に追われ、睡眠不足で疲労気味だった事を瞬時に見抜かれ、そのご忠告の正確さに敬服すると共に、現在と未来の自分自身、会社の姿をイメージし、直ちに改善する必要性を痛感した次第です。

"私の言葉は債権です。"

2008-10-22 23:14:08 | Weblog
"私の言葉は債権です。(My word is my bond.)"
という、証券業界では有名な言葉があります。
つまり、国債や公社債が100%額面どおりの利子を保証するように、自分が言葉を発した以上、その言葉通り100%必ず約束を守りますよ、という意味です。

本日面接した20代の男性。履歴書に従って質問してゆくと、その内容が二転三転、要領を得ず、私はたまらず言いました。

「若い頃、いろいろと人生を迷うのは当然。誰でもあることです。しかし、その事を正直に、簡潔に言わないと、あなたの人格そのものが採用担当者に疑われてしまう。誠実な応答を簡潔に・・。それが採用面接のコツですよ。」

しかし、ふり返って自分自身はどうか・・。内心忸怩たるものがありました。言った言葉どおり100%約束を守る、すべての言葉を正直に、誠実に・・・。それがどれだけ難しい事か・・・。

「営業職には、名刺と言葉しか武器はないのです。ですから、名刺の一字一句、自分が発した言葉の一つ一つがとても重いのですよ。」
N氏の言葉が深く胸に刺さりました。