B-winds(ブレイスの風)

風になりましょう。人を活かし、未来を生かす風に…
人々を元気付ける(brace)ネットワークを広げていきましょう

立つ鳥にエール。

2009-11-30 23:14:40 | Weblog
銀行員だったAさんは、自らの夢を実現する為に、生命保険会社へ転職しました。
上司の懸命の慰留を振り切っての転職。
しかし、上司の方は、彼と共に、一軒一軒得意先を回り、こう言って下さったそうです。
「Aは、私どもの銀行と何かあって退職するわけではありません。自分の夢を実現する為に転職するのです。どうかこれからもAをかわいがってあげてください。」

Aさんが感激した事は言うまでもありません。旅立つ部下にエールを送ったAさんの上司。そこまで上司の方の心を動かしたAさん。そこには、真剣に仕事に打ち込んできた者同士だけが知る、心の交流があったように思います。

今、Aさんは、新しい会社で、トップクラスの成績をあげています。

坂の上の雲。

2009-11-30 08:08:37 | Weblog
彼らは、坂の上に見える雲をめがけて全力で坂を駆け上がる少年達のように、一直線に時代を駆け抜けてゆきました。

秋山好古(1859-1930)
生まれて間もない日本陸軍で騎兵隊を育て上げ、日露戦争で、世界最強と言われたロシアのコサック騎兵隊と戦う。

秋山真之(1868-1918)
海軍に進み、海軍参謀として、日本海海戦でバルチック艦隊を破る。

正岡 子規(1867-1902)
結核で亡くなるその日まで俳句を中心とした創作活動を続け、日本近代文学に大きな足跡を残す。

高橋是清(1854-1936)
財政の専門家として日本政府、日本経済を支え続け、二二六事件で斃れる。

「男子、一生で、ただ一事を成せばよい。」

秋山好古のこの言葉が耳に残っています。
ただ一直線に、自ら選んだ道を駆け抜ける・・・。
今、私達に求められているのは、彼らのような生き方なのかもしれません。


NHKドラマ『坂の上の雲』
http://www9.nhk.or.jp/sakanoue/


日本人に欠けているもの。

2009-11-29 11:13:49 | Weblog
「今の日本人にかけているもの。
それは"覚悟"ですよ。」とM氏。

「自分で選んだ道でしょう。自分で選んだ会社なのに、会社のせい、上司のせい、部下のせいにする。自分で選んだ起業の道なのに、景気のせい、政府のせい、取引先のせいにする・・・。なんという情けなさ。覚悟のなさでしょう。

そんなに日本がいやなら、日本を出ればいい。
アフリカの子供達の目は輝いていますよ。"きょうは三日ぶりにごはんが食べられる。ありがたい。おいしい。なんて楽しいんだ!"と、キラキラと輝いている。それに比べて日本人はどうですか?私達は"覚悟"が足りないんですよ。」

「まず、自己責任で残飯を食ってでも生き抜く覚悟を決めることです。
世のため人のために生きようと思うなら、さらに大きな覚悟がいります。それだけのことです。」

M氏の言葉に深い感銘を受けた次第です。

私の忘れ物。

2009-11-28 13:25:49 | Weblog
私の忘れ物・・・それは"感謝の気持ち"です。

先日、幸南食糧株式会社の川西社長から素晴らしいお話を聞かせていただきました。「成功する道はだれにでもある」という著書までいただきました。しかし、「素晴らしい出会いを頂いた」と、丁重なお便りを下さったのは、お世話になった私ではなく、川西社長の方でした。

ご指導を頂いたほうが礼状のひとつも書かず、逆に先生のほうからお便りを頂く・・・。なんという恥ずかしいことでしょうか・・・。

今回の件に限らず、私は本当に多くの方々のご支援を頂きながら、"感謝の気持ち"という大きな忘れ物をし続けてきました。川西社長からの一通のお便りは、私にそのことを思い知らせてくれました。

「私は"ありがとう"という言葉を、いつも心を込めて、相手の心に届けられるよう、また、相手の心に幸せと共に届けられるよう心がけています。
私は、これからも、この日本語で一番美しい言葉を、大切にし続けたいと思います。」
-幸南食糧株式会社代表取締役 川西修著「成功する道はだれにでもある」より-

http://www.kohnan.co.jp/

藤井財務相の責任は重い。

2009-11-27 23:44:24 | Weblog
町工場の社長さんが、数年かけて必死の思いで達成したコスト削減を、たった一日で水の泡にすること・・・それが円高です。
輸出企業の息の根を止め、仕分け作業で浮いた2兆円の税金節約をはるかに上回る税収減を引き起こすこと・・・それが円高です。
国内の工場という工場を、ことごとく海外に移転させ、深刻な雇用不安を生みだすこと・・・それが円高です。

9月6日の時点で懸念していたことが、本当に起こってしまった事が、残念でなりません。

円高容認発言を繰り返していた藤井財務相の責任は、非常に重いと言わざるを得ません。

ドバイショック直撃 円一時84円台、東京株9000円割れ迫る
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20091127-00000612-san-bus_all

あなたの中に!(In you!.)

2009-11-25 22:52:21 | Weblog
就職は氷河期。地球は温暖化。
最悪の事態の同時進行を、私達は回避できるのでしょうか?

70年前、チャップリンはこう言っています。

「しかし、皆さん!あなたの中に!あなたにこそ力があるのです!機械を生み出し、幸福を生み出す力があるのです。人生を自由で美しく、素晴らしい冒険に満ちたものにする力があるのです。

民主主義の名のもとに、その力を使いましょう。力を合わせましょう。より良い、新しい世界の為に戦いましょう。人々に働くチャンスを、若者に希望を、お年寄りに安心を与えましょう!」(映画"独裁者"より)

"but in all men! In you! You, the people, have the power! The power to create machines. The power to create happiness. You the people have the power to make this life free and beautiful, to make this life a wonderful adventure.

Then in the name of democracy, let us use that power. Let us all unite! Let us fight for a new world. A decent world, that will give men a chance to work, that will give youth a future and old age a security."

私達の中にこそ力がある。

この言葉を信じたいと思います。

■「氷河期」4年生支援の就職説明会に2500人
(読売新聞 - 11月25日 20:41)
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20091125-OYT1T01109.htm

温暖化が加速、海面は2m上昇する可能性=専門家
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20091125-00000248-reu-int

隻腕のオペレーター。

2009-11-24 22:51:14 | Weblog
Kさんのお話によると、事故で片腕を失った隻腕のオペレーターがおられるそうです。
左手だけで、上手にキーボードを叩き、健常者と変わらないスピードで仕事をこなしてゆかれるとか・・・。
とても明るい方で、同僚や上司の信頼も厚く、正社員昇格の日も近いそうです。

両手両足、五体満足でありながら、まるでこの世の終わりのような悲壮感漂う姿で仕事に取り組む私達・・・。

明るく、楽しく、頑張りましょう!

創造力立国、日本。 

2009-11-23 21:31:31 | Weblog
スーパーコンピュータを凍結せずという新聞記事を読んで、理系の菅さん(東工大出身)が政権内にいてくれて、本当に良かったと思いました。文系の仙石さん(東大法出身)は、「科学技術は、世界一でなくてもいい。」などとおっしゃっているようですが、技術立国が技術を放棄したら、坦坦麺のお店が、坦坦麺を作らなくなったようなもので、誰からも相手にされなくなってしまうでしょう。

日本の強みは、家電、自動車、ロボットといったものに象徴される世界一の技術力、"カイゼン"力、創造力です。これからは、政府も企業も個人も、その"創造力"にさらに磨きをかけるべくシフトし、そのことによって、環境や核、雇用といった世界全体の問題の解決に貢献する、というのが、これからわが国が目指すべき道なのではないでしょうか?

■スパコン「凍結」せず…菅戦略相、仕分け見直し
(読売新聞 - 11月22日 22:02)
hhttp://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20091122-00000815-yom-pol

スパコン「凍結」見直し、慎重に対応…仙谷行政刷新相
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20091123-00000611-yom-pol

緒方洪庵の遺言。

2009-11-23 08:43:37 | Weblog
「より良き未来を作ってください。
人々が笑いあいながら暮らせるような、平らな世の中を作ってください。」

TBSドラマ「仁」の中で、洪庵は、こう言い残してこの世を去ってゆきます。

彼の遺志は、慶応大学を作った福沢諭吉や日本赤十字社を作った佐野常民といった、彼の多くの門下生によって引き継がれてゆきます。


「医の世に生活するは 人の為のみ。
己の為にあらずということを、その業の本旨とす。
安逸を思わず、名利を顧みず、ただ己を捨てて、
人を救わんことを願うべし。」(緒方洪庵)

http://www.tbs.co.jp/jin2009/interview/interview_05.html



担担麺と花畑牧場。

2009-11-22 18:01:00 | Weblog
京都に、行列のできる担担麺のお店があります。
開店前に早めに行ったつもりでしたが、店頭は既に長蛇の列。
しかし、寒空で、1時間近く待たされても、誰も怒りません。
「いらっしゃいませ。」も「ありがとうございました。」もなく、
店は狭苦しく、清潔感には程遠い店であっても、誰も怒りません。
それどころか、口コミで、どんどんお客さんは増えてゆく。

なぜ、こんなことが起こるのでしょうか?

答えはもちろん、担担麺がおいしいから。
そして、他のお店では味わえない独特の味だから。

ここがポイントだと思います。
たった一つでいいんです。
他のすべての要素が他社に遅れを取っていたとしても、
たった一つ、他社にはまねのできないオリジナルの強みがあれば、
「いらっしゃいませ」と言わなくとも、お客さんは、わざわざ友達にまで声をかけて、はるばる遠くからでもやってきてくれるのです。

私達は、この"担担麺"にならなければなりません。
花畑牧場の場合は「北海道でしか手に入らない。」という最大の強みを放棄するのではなく、生かす戦略に、もう一度戻る必要があると思います。

ついにハジケ始めた田中義剛花畑牧場バブル
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090919-00000000-sh_mon-bus_all