ドラフト(draft)

"ドラフト(draft)"には、「下書き」「草稿」といった意味もあります。

過去、プロ野球ドラフト会議に名を連ねた選手達を見ると、周囲の期待通り、自らの夢を実現した選手より、「下書き」のままで終わり、自らの夢を描ききれなかった選手の方が圧倒的に多いことがわかります。

厳しい世界です。しかし、それは、私達の日常世界の縮図でもあります。

自らの夢を描き切るか、下書きで終わるか、
すべては自己責任。成否は自らの手の中にあります。

プロ野球ドラフト会議2010、6球団競合の早大・大石は西武が交渉権。
http://live.sports.yahoo.co.jp/sportsnavi/draft1.html

挫折に胸を張れ。

面接で、よく見かけるのが、過去の挫折、失敗を苦しそうに"弁解"する人。
しかし、歴史に名を残した多くの人物が、挫折、失敗から何かを学んで成功を掴み取っています。

挫折、失敗によって得たものもあるはず。
挫折から立ち上がり、胸を張り、成長し、歩きつづける姿勢が、
私達に幸いをもたらしてくれるでしょう。

3000人以上もの人と会ってきた面接官が語る“就職面接の本音”
http://www.sinkan.jp/news/index_1490.html?news1490

携帯。

「12月の私達の忘年会に御参加いただけませんか？」
２年前にお仕事を紹介させて頂いたＭさんから、携帯で忘年会のお誘いがあり、とてもなつかしく、嬉しい気持ちになりました。
気の置けない友たちとの飲み会。その日来れなかった友や東京の友人からの携帯が手から手へ渡り続け、温かい気持ちになりました。

外は木枯らし。町は一気に冬モード。
気がつけば、2010年も、あと60日余りになりました。
風邪をひかないよう体に気を付けて、一日一日を大切にしてゆきたいですね。


近畿で木枯らし1号 都心13.8度
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20101026-00000024-kyt-l25

得手に帆あげて。

新卒失業10万人。
運良く大企業に就職できたとしても、安泰とは限らない。
中小企業はさらにリスクを伴う。
厳しい時代になりました。

こんな時、大切な事は、ホンダを作った本田宗一郎氏が言った「得手に帆あげて」。

自分の得意なことなら力を発揮できる。自分の好きなことなら、修羅場もくぐりぬけられる。成長できる。会社がつぶれても再起できる。自分で会社を作ることだってできる。

企業の規模や当面の給与も大切な要素ですが、一番大切なのは「得手に帆あげて」。私はそう思います。

就職できない大学生が3割“大留年時代”到来の悪夢
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20101025-00000003-diamond-bus_all

拾う神あり（その2）。

長年、巨人で活躍した河原純一投手は、その後西武にトレードに出され、西武をクビになり、一年間の浪人生活を強いられました。

彼を救い、再びマウンドに上がるチャンスを与えたのは、大学の先輩でもある中日ドラゴンズ森繁和コーチ。
落合監督を陰から支え、3度のリーグ優勝、1度の日本一に貢献した名コーチです。

2010年10月23日。河原投手は、ナゴヤドームのマウンドに立っていました。
山本昌投手の残した1アウト2、3塁のピンチを切り抜け、2イニングを0に抑え、勝利に貢献。森コーチと落合監督の期待に応えました。

捨てる神あれば拾う神あり。
かつて巨人で、日本シリーズの胴上げ投手になった経験もある河原投手。
今度の日本シリーズでも活躍してほしいですね。

中日の元Ｇ戦士、小田＆河原がキラリ活躍
http://baseball.yahoo.co.jp/npb/headlines/20101024-00000021-sanspo-base?d=0&team=&date=&pg=1&p=

2×2＝5（ににんが五）

「グリコのキャラメル、大正時代に、もうハート型だったんですよ。」
大阪企業家ミュージアムで、松下幸之助や早川徳次といった起業家達の足跡をたどって、大いに感銘を受けたＴさん。

「志、変化、先見、挑戦、創意、自助、意思」
という7つの要素を持った男達が、かつて大阪で次々と事業を立ち上げ、今日の日本経済の基礎を作っていった事を熱く語ってくれました。

ちなみに2×2＝5（ににんが五）は、江崎グリコの創業者。江崎利一氏の言葉。
努力と工夫を2倍づすれば、結果は5になるということらしい。

オバマ大統領は、ジョブス氏のような起業家の存在が、アメリカ経済を立て直すには不可欠であるということを知っているのでしょう。

それは日本も同じ事。世界を席巻する起業家が、どんどん出てきてほしいものです。


大阪企業家ミュージアム
http://www.kigyoka.jp/index.html

オバマ米大統領、米アップルのジョブズＣＥＯと会談
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20101022-00000844-reu-int

強い背中。

「軽い荷物にしてほしいと願ってはいけない。
強い背中にしてほしいと願わなくてはならない。」

この言葉が好きなんですと、25歳のK君の口からルーズベルト大統領の名言を聞いて、私は大変驚きました。

いつか、愛する人と幸せな家庭を築きたい、と、ささやかな夢を語ったK君。

大丈夫。
その気持ちがあれば、君は必ずその夢を実現出来るでしょう。

そこに道がある限り。

「険しいのはわかっている。しかし、そこに道がある限り、歩いてゆかなくてはならない。」

星野さんは、中日、阪神、プロ野球界にとっての功労者ですが、同時に人間らしい欠点、弱点も数多くある人のように思われます。

しかし、この一言を言い切って、実行に移すことができる稀有な人材である以上、
やはり、素晴らしい人間力を持った人物であると言わざるを得ません。

険しいことは、わかっているのです。
しかし、そこに道がある限り、どんなことがあっても、前に進んでゆかなければなりません。

■星野氏、楽天監督就任へ…阪神退団を表明
(読売新聞 - 10月19日 15:15)
http://www.sanspo.com/baseball/news/101020/bsb1010200506003-n1.htm

拾う神あり。

ビールかけに沸くロッテナインの中に、確かに、あの選手の姿がありました。

今岡誠。かつて首位打者、打点王に輝き、阪神タイガースの2度のリーグ優勝に貢献した男。その選手を阪神は惜しげもなく捨て、ロッテは拾いました。

それにしても、シーズン中、たった10本のヒットしか打たなかった今岡選手をＣＳで使い続け、重要な役割を果たさせたロッテ西村監督の眼力・・・。
名将とは、こういう監督の事を言うのでしょう。

捨てる神あれば拾う神あり。

どん底から這い上がり、拾う神を日本シリーズに導いた今岡選手。
これからも、もっともっと活躍してほしいものです。

ロッテ 7-0で日本シリーズ進出
http://dailynews.yahoo.co.jp/fc/sports/climaxseries_pacific/?1287489142

「秘密基地」のススメ。

子供の頃、友達といっしょに作った「秘密基地」。
みんなが冒険家にも起業家にもなれる、ワンダーランドでした。

飼育ケースで、毎日、ただ平凡な毎日を過ごさせたネズミと、回し車で自由に遊ばせたネズミでは、脳の発達が2倍違うそうです。（佐藤富雄著「脳にいい習慣術」より。）

これは人間でも同じでしょう。そして、恐らく、年齢に関係なく、同様の結果が出るような気がします。

いくつになつても、仲間同士で知恵を絞ったオリジナルの「秘密基地」を持っていたいものですね。

子どものころの経験の多さと、年収の関係
http://bizmakoto.jp/makoto/articles/1010/18/news061.html