少しゆっくりしたかったので、「湯布院」を通り越し「湯平温泉」まで足を伸ばしてきました。
山峡の湯治場として栄えてきた『湯平温泉』
湯平温泉の泉質は、弱塩泉で昔から胃腸に良く効くことで有名です。
江戸時代に自然石を敷きつめてつくられた石畳の坂道は、
温泉街のシンボル的存在、その両脇にはレトロな木造旅館やみやげ物店が隙間なく立ち並びます。
最近では、『ツールド湯平』も有名になってきましたね。
湯平にある共同湯5湯 「金の湯、銀の湯、中の湯、砂湯、橋本温泉」 の湯めぐりしてきました。
『砂湯』
花合野川のほとりに建ち、以前は川底の砂地から温泉が湧出していたので砂湯と呼ばれるようになったとか。
泉質は、ナトリウム-塩化物泉
お湯の肌触りは柔らかく、口に含むと僅かな金気味
弱食塩泉ですが、塩味はほとんど感じない。
川の音がよく聞こえリラックスできる温泉です。
九州温泉道 65湯目
『銀の湯』
昔は川の中にあり、銀粉のような白い結晶物が湯の中に混じっていたことから銀の湯と呼ばれる。
銀粉まみれになってやる!と勇んで入りましたが・・
実際のお湯には、銀粉結晶物は見られません。
『橋本温泉』
何故か?建物の写真を撮り忘れ。
五つの共同浴場の中で最も広い
浴槽は二つに仕切られ、ぬるめと熱めに分けられ
中央部分の仕切りに木製の引き戸があり、これを開け閉めすることで湯温調節をするという粋なマシーンが取付けられています。
この時は、開けっ放しでどちらも同じ温度でしたけどね・・・
『中の湯』
文字通り温泉街のほぼ中央に位置しています。
浴槽は1つのみ 奇数日女湯、偶数日男湯になります。
この日は女湯の日でしたので、たんなる連れに入浴してもらいました。
窓が広くとられ外にはベランダがある。 外に出る勇気はなかったそうだ。
隠れて覗く景色がお気に入りだそうです。
石畳坂の一番上にある 『金の湯』
以前は源泉に多量の土が混じり、黄色い色をしていたため金の湯の名が付いたそうですが、
現在は、透明に近いお湯です。
コンパクトな温泉街に点在する5つの共同湯、似たような浴感の湯ですが、
その時の気分で手軽に共同浴場をチョイス出来るのはありがたい!
どの共同湯も入浴料200円 利用時間6:00~22:00
このような料金箱に料金をいれるシステムです。
湯平の町は全体的に人が少なかったので、人混みを避けて癒しを求めるのならオススメの温泉です。
どの共同湯も貸切状態で楽しめましたよ。
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