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シモバシラ・6~奥高尾

 奥高尾“小仏城山巻き道”に生育している「シモバシラ(霜柱)」。シソ科シモバシラ属の多年草で9~10月に総状花序を出し花軸の片側に小さな花を多数咲かせる。晩秋に果実を稔らせた後、地上部は枯れるが根はまだ活動を続けている。地中から吸い上げられた水分が氷点下に冷えた地表に出てくると凍り付き写真のような“氷華”が出来る。この現象はシモバシラが有名だがセキヤノアキチョウジサルビアなどの他のシソ科植物でも見られる。
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ガガイモ・3~芯

 キョウチクトウ科(←ガカイモ科)ガガイモ属の「ガガイモ(羅摩)」。7~9月に直径1センチほどの花を多数咲かせ果実は稀に稔る。写真は種子を全て出し終えた果実の殻で長さは10センチほど。中心のものは真ん中に残った芯でその表面には何重もの襞が刻まれている。ここに種髪がお互いがこんがらがらないように規則正しく整然と収まるようになっている。
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