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野鳥・29~セグロセキレイ1

 大栗川“東中野橋”付近の水辺を歩いている「セグロセキレイ(背黒鶺鴒)」。セキレイ科セキレイ属の留鳥もしくは標鳥でほぼ日本だけに生息しており日本固有種とも言われている。これまでおそらく何度も見掛けているはずだがすべてハクセキレイだと思って特に細かく観察したことはなかった。ハクセキレイは目の部分に黒く細長い斑があり頬のあたりは白くなる。一方セグロセキレイは目の上から鼻先が白いが目の周りから肩や背中に掛けて黒い部分が繋がっておりこれは夏も冬も変わらない。ハクセキレイの夏羽は黒くなり冬羽は灰色になるので今の時期が見分け易い。ハクセキレイよりは警戒心が強く近づくとすぐに逃げてしまう。
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タカオヒゴタイ・5~痩果

 キク科トウヒレン属の「タカオヒゴタイ(高尾平江帯)」。9〜10月に直径2センチほどの頭花を咲かせ果実は冠毛の付いた痩果になる。果実の長さは4〜5ミリで冠毛は1センチほど。日本固有種でその名前は高尾山で最初に発見されたことに因んでおり関東地方の山地に分布している。これは片倉城跡公園のもの。
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