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アオハダ・1~冬芽

 モチノキ科モチノキ属の「アオハダ(青膚)」。全国の山地に生育する落葉高木で外皮をコインなどで剥がすと緑色の内皮が出てくる。雌雄異株で5~6月に短枝の先に葉と一緒に緑白色の花を付け、果実は秋に赤く稔る。写真は冬芽で果実痕や葉痕が多く見られ葉や果実が無くてもアオハダだと判断できる。これは長沼公園“西尾根”のもの。
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アオモジ・1~蕾

 2年前に退職した会社のランニング部の連中から“新春ラン”行事への誘いがあり、今日久し振りに多摩川土手を走ってきた。一昨年夏のトレイルランで右膝の半月板を損傷しそれ以来ランニングはしていないが医者から『膝に負担が掛からない軽目のジョグならOK』とのお許しがあり参加することにした。
 コースは国立市の多摩川“石田大橋”付近から私と仲間2人が上流に向かって走り、一方羽村市の羽村堰から14キロ下ってきた連中と途中で合流。そこから一緒に下流に向かった。私の走行距離は7キロでこんなに走ったのはケガをしてから初めて。久し振りに良い汗をかいた。ゴール後は近くのスーパー銭湯で汗を流してお決まりの懇親会。昔の仲間と旧交を温めることができた。
 写真は神代植物公園で見たクスノキ科ハマビワ属の「アオモジ(青文字)」。中国地方~九州の山野に分布する落葉小高木で雌雄異株。早春に葉が展開する前に散形花序を出し直径1センチほどの小さな花を多数咲かせる。果実は球形で夏に稔る。クロモジの樹皮が黒いのに対して本種はやや緑色掛かるので名付けられてた。15年前に東京薬科大学の林縁で見たことがあるがその株はその後枯死してしまった。これは花芽で春には久し振りに花が見られそうだ。
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