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野鳥・34~キジバト

 小山内裏公園の遊歩道を歩いている「キジバト(雉鳩)」。ハト科キジバト属の留鳥で平地から山地の明るい林に生息し都市部でも普通に見られる。翼に黒と赤褐色の鱗状の模様があり、これがキジの雌に似ていることから名付けられている。カワラバト(ドバト)に対して「ヤマバト(山鳩)」とも呼ばれる。首の部分の青と白の縞模様も特徴になる。
 小学生高学年か中学生の頃の国語の教科書で“逃避距離”という言葉を習った。これは人間がどれだけ近づくと動物が逃げるかという言葉で、例えばスズメは約5メートル、カラスは約3メートルとされている。写真のキジバトは2メートルだった。寺院の庭などで餌を与えられているハトの“逃避距離”は0メートルになる。
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ジュウモンジシダ・1~名前

 高尾山系で多く見られる「ジュウモンジシダ(十文字羊歯)」。オシダ科イノデ属の常緑性シダ植物で葉身は30~40センチ。大きいものは60センチほどになる。葉身は長い頂羽片の基部から左右に短い側羽片があり基部の茎と合わせて十文字に見えることから名付けられている。大きな株は根茎から複数の葉身を出して全体が輪を作るように成長する。学名にある“tripteron”は3つの翼があるという意味。
 さて今日は以前の会社の同期の連中との歩く会。年3回の開催で10キロほど歩いて風呂に入り一杯飲んで明るいうちに帰るというコンセプトでもう15年続いている。今回はJR中央線日野駅をスタートし日野宿本陣、新選組資料館、高幡不動尊などを巡って最後は多摩川沿いのスーパー銭湯で小宴会。昨日は最強寒波で雪がちらついたが今日は朝から晴れて良いウォーキング日和になった。彼らとはもう45年の付き合いになる。血気盛んだった連中が穏やかな好々爺になった。
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