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野鳥・31~エナガ

 松木公園の樹の横を通る時に数羽のシジュウカラが飛び散った。しばらく立ち止まっていると少しずつ枝に戻ってくる。その中に少し羽の模様が違う鳥がいた。体長は13~14センチで頭部は白い。これはエナガ科エナガ属の「エナガ(柄長)」で山地や低山に生息する留鳥もしくは標鳥。冬には山地から里山に降りて越冬するため樹の多い公園などで見ることができる。身体はスズメより小さいが尾羽が長い。
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キハダ・4~葉痕

 ミカン科キハダ属の「キハダ(黄檗・黄膚)」。全国の山地に生育する落葉高木で雌雄異株。コルク質の表皮の下に鮮やかな黄色の内皮があることから名付けられている。この内皮を乾燥させたものが生薬の“黄檗”で、健胃整腸剤として利用されるほか、打ち身や捻挫、腰痛などにも薬効がある。葉痕は冬芽をぐるりと囲っている。枝の先端の葉痕とはまた違った顔を見せていた。
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