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ワレモコウ・1~野道

 町田市の谷戸の野道に生えている「ワレモコウ(吾亦紅・吾木香)」。葉の縁に水滴が付いているが、これは朝露ではなく葉の水孔から出ているもの。根に水分が多い時や空気中の湿度が高い時に気孔蒸散で放出されるだけでは追い付かず、内部の余分な水分が水孔から押し出されたもので溢水(いっすい)と呼ばれている。この時期はスギナなどでも同じような水滴が見られる。
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ベニバナツメクサ

 堀之内地区の農道脇に咲いている「ベニバナツメクサ(紅花詰草)」。マメ科シャジクソウ属の多年草でヨーロッパや西アジア原産。日本には明治時代に「クリムソンクローバー(Crimson clover)」の名の牧草として渡来した。草丈は20~30センチで茎の先端に花穂を出し長さ6~7ミリの蝶形花を多数付ける。その花姿から「ストロベリーキャンドル(Strawberry candle)」とも呼ばれる。良く見てみるとアカツメクサの花穂を縦に伸ばしたような形になっている。
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ムラサキムヨウラン・1~名前

 私は既に2回のワクチン接種を終えているが、カミサンは高齢者手前なので数日前にやっと自治体から接種券が届いた。予約開始は今日の午前9時なので、私の時と同じように開始時間前にパソコンの前に座り時報と共にサイトにアクセスを試みた。しかし例によってなかなか繋がらず、片手ではマウスを操作し片手では固定電話の子機でリダイヤルを繰り返す。パソコン画面では何度も場所指定や時間指定辺りまで進むがそこから先に進まない。一度だけ場所日時を選び最後の“確認画面”に辿り着いたが、クリックしてしばらく待っているとプッツリ切れて振り出しに戻ってしまった。電話では『現在込み合っていますのでお掛け直し下さい』の音声が流れるがたまに『順番にお繋ぎしますのでこのままお待ち下さい』と音声対応が変わる。しかしそれもしばらくすると『お繋ぎできませんでした』と肩透かし。結局開始から40分後、パソコン画面が繋がり“確認画面”をクリックして無事終了。カミサンの1回目のワクチン接種日が確定した。
 写真は花被片の色が鮮やかな紫色のムヨウラン。図鑑には「ムラサキムヨウラン(紫無葉蘭)」の名前があるのでこれをとりあえずそう呼んでおくが、これがそのムラサキムヨウランなのか単にムヨウランの紫色タイプなのか専門的なことはわからない。ムラサキムヨウランはラン科ムヨウラン属の多年草。
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