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ベニバナヤマシャクヤク・1~開花

 ボタン科ボタン属の「ベニバナヤマシャクヤク(紅花山芍薬)」。落葉広葉樹林下に生育し草丈は40~50センチ。初夏に茎頂に直径4~5センチの上向きの花を1個付ける。ヤマシャクヤクの花弁は白色だが本種は紅色になる。高尾山系では林内に稀に存在するが、花が咲いているのは3~4日であり遭遇するチャンスは少ない。これは奥高尾のもの。
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キジカクシ・1~雄株

 キジカクシ科(←ユリ科)クサスギカズラ属の「キジカクシ(雉隠し)」。北海道~九州の山野に生育する多年草で雌雄異株。花期は5~6月で花被片の長さは3~4ミリと小さい。同属のオランダキジカクシ(アスパラガス)の花柄は1センチほどあり花が下向きになるが、本種の花柄は1~2ミリと短く花は上向きのものも見られる。この日はキジの鳴き声は聞こえなかったが、ホトトギスの鳴き声が奥高尾の山間に響き渡っていた。これは奥高尾“一丁平”付近のもの。
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ヤマウルシ・1~雌花序

 奥高尾“もみじ台南巻き道”で咲き始めた「ヤマウルシ(山漆)」。ウルシ科ツタウルシ属の落葉低木で雌雄異株。5~6月に枝先から円錐花序を出し葉は奇数羽状複葉で小葉は4~8対になる。写真は雌花序で長さは15センチほど。
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ハチク・5~花

 イネ科マダケ属の「ハチク(淡竹)」。今年1月に中山地区の雑木林でその花を見つけたが、その後、竹林を見ていると次第に枯れていくのがわかる。以前は艶のある緑色だった稈はすっかり褐色になり緑の葉も見えなくなってしまった。その中でまだ雄蕊を付けている花があったので改めて撮っておいた。この花を次に見られるのは120年後になる。
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