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ギンレイカ・1~日影林道

 奥高尾“日影林道”の山道に咲く「ギンレイカ(銀鈴花)」。サクラソウ科オカトラノオ属の多年草で山地の木陰に生育する。草丈は50~60センチになり、総状花序の長さは10センチほど。ひとつの花は長さ5~6ミリでほとんど開かない。花冠は5裂し雄蕊は5本ある。「ミヤマタゴボウ(深山田牛蒡)」とも呼ばれる。
 さてこの日の気温は30℃を超え私は半袖シャツで高尾山“1号路”から“4号路”“3号路”“一丁平”辺りをウロウロしていたが、“日影林道”を下る頃に両前腕が異常に痒くなり途中の水場でしばらく冷水に両腕を浸した。しかし帰宅後、腕に小さな赤い斑点が出て益々痒くなってきた。症状から虫さされではなくウルシなどによる“かぶれ”と思われるが、一日の行動を振り返ってもウルシがあるような場所を藪漕ぎをした記憶は無くどこで触れたのかわからなかった。その夜は普通の虫刺され液で対処したが、翌日になっても痒みが取れない。結局、ステロイド成分の入った軟膏を塗って症状は納まった。夏は長袖では暑いが半袖ではこういうリスクもある。
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イチヤクソウ・1~小宮公園

 ツツジ科(←イチヤクソウ科)イチヤクソウ属の「イチヤクソウ(一薬草)」。背丈は10センチほどの常緑性多年草で全草を乾燥させたものが生薬の“鹿蹄草(ろくていそう)”になる。このひとつの薬で、強心、降圧、抗菌などの多くの病気に効くことから名付けられている。これは小宮公園の林内のもの。
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タチドコロ・1~雄花序1

 奥高尾“小仏城山”付近の山道に咲いていた「タチドコロ(立野老)」。ヤマノイモ科ヤマノイモ属のつる性多年草で雌雄異株。写真は雄花序でひとつの花の直径は4ミリほど。花被片は6枚で雄蕊と仮雄蕊が3個ずつある。オニドコロに似ていて蔓の出始めが初めは直立するために名付けられている。
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