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スズサイコ・1〜神明谷戸

 キョウチクトウ科(←ガガイモ科)カモメヅル属の「スズサイコ(鈴柴胡)」。北海道~九州の山地や野原に生育する。草丈は50~100センチで、他のカモメヅルの仲間と異なりつる性ではなく細い茎が真っ直ぐに伸びている。初夏に茎の先端に集散花序を出し直径1センチほどの星形の花を数個付ける。花は夜開き日が当たると閉じる。薬草のミシマサイコ(三島柴胡)に草姿が似ており、昼間は閉じている様子を“鈴”に見立てて名付けられている。この日は明け方まで雨が降っていて午前9時頃でもまだ開いていた。これは神明谷戸のもの。
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キバナノマツバニンジン・1~堀之内寺沢里山公園

 堀之内寺沢里山公園外周の草地に生育している「キバナノマツバニンジン(黄花松葉人参)」。アマ科アマ属の一年草で北アメリカ原産。花径は8~9ミリで花弁は5枚ある。花は午後に開くので午前中には見られない。
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アサザ・1~アサザ池1

 ミツガシワ科アサザ属の「アサザ(浅沙・阿佐佐)」。水面に葉を拡げる浮葉性多年草で初夏に花茎を伸ばし直径3~4センチの花を咲かせる。ここは小山田緑地のその名も“アサザ池”だが、池の水はほとんど無く通常であれば水面に浮いている葉が泥の上に拡がっている。朝9時頃に訪れるとまだ日差しが弱かったのかひとつだけ蕾があり、その後、10時頃に再訪すると綺麗に咲いていた。アサザは午前中に咲いて午後には閉じてしまう。
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