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イチョウ・1~名前

 首都大学キャンパスの「イチョウ(公孫樹・銀杏)」の樹の下にたくさんのギンナン(銀杏)。もしかしたら近くに三遊亭小遊三師匠がいるのではないかと見まわしてしまう。
 さてイチョウの語源は諸説あることをPart2で触れたが、もう一度、復習しておこう。まず第一は、中国名の一つ “鴨脚樹” の “鴨脚(ヤーチャオ)” がイチョウに変化した説。第二は、 “銀杏” の唐音の “インキョウ” がイチョウに変化した説。第三は、葉の形から “イ(寝)ねたる蝶” の “イテフ”。 第四は、葉が一枚なので “イチヨウ(一葉)”。 どれもそれらしく興味深い。
 さらに面白いのはイチョウの英語の “ginkgo”。 これは “銀杏(ginkyo)” から来ているが、江戸時代にイチョウがヨーロッパに紹介された時に、 “g” と “y” を取り違えたらしい。
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ミズキ・1~花枝

 珊瑚のような赤い花枝が美しい「ミズキ(水木)」。4~5月に白い小さな花を樹いっぱいに咲かせ、花後に直径5~6ミリの果実を付ける。秋に実が熟したあとは、この花枝も落下して、樹の下はサンゴ礁のようになる。ミズキはミズキ科ミズキ属の落葉高木。
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