アマチュア無線局 JO1KVS

運用やグッズ、その他思いついたことを書き込んでいます。役に立たない独り言ですがよろしくお願いします。

7月20~21日 富士登山運用

2012年07月22日 13時02分50秒 | アマチュア無線

7月20日 
8:30 御殿場口駐車場着 
9:15 登頂開始 
9:45 大石小屋発 
12:00 気象庁避難小屋着 昼食 
18:00 わらじ館着 
19:00 就寝 

 

 

 

 

 

 

 


7月21日 

4:30 日の出

6:00 わらじ館発 
9:21 登頂 
11:30 下山開始 
13:00 わらじ館着 
15:00 御殿場口駐車場着 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


大石小屋からわらじ館までは営業している山小屋はありません。 
この間は何があっても自分の命は自分で守る。特に雨具は万全に。そして水は絶対切らさないようにしなければいけません。 
今回は小雨が降ったりやんだりの中を登りました。おかげでホコリも立たず、足元も締まってとても歩きやすかったです。他のどのルートよりも足元は良かったです。グキッと捻挫しそうになる石や岩も無い。大砂走と並行していますが根本的に違うところを歩くのでスパッツも不要。これは気に入りました。ただ距離が・・・。 

2500mくらいからちゃんとした雨になってきました。Tシャツに合羽状態ではこの雨が冷たい。最初は調度良かったのですが、2800mくらいからは冷たくて冷たくて、氷の粒を浴びてるかのような感じ。登っているから寒くはないけれど、小屋についた時は手がかじかんでうまく合羽を脱いだり靴紐を解いたり出来ませんでした。 

ちょこちょこ食べながらスタミナ切れを起こさないように登りましたが、さすがに2800m位からは歩みが遅くなり、半歩ずつ行進状態。やっと3000mあと50mのつらいことつらいこと。 
3050mでわらじ館に到着です。 

144のメインをワッチしていました。標高が低いところでは北関東、千葉がとても強く、某地区ではメインチャンネルでレピーターのようなお声がけ運用がされていました。無線過疎地で周辺には迷惑かけないのでしょうが富士山ではまる聞こえ。結構迷惑でした。 
標高が上がると埼玉県、東京もよく聞こえてきました。 

わらじ館ではカレーライス、スープ付。おかわり自由です。 
今夜の泊まりは、悪天候もあってか団体さんがキャンセルされたようでなんと3名!!。のびのび宿泊でした。 
トイレはバイオトイレで臭いも無く、きれいでした。 
翌日他の小屋の前を通りましたが、バイオトイレでも尿の匂いがプンプンしていましたからここはいいです。利用者の数の問題なのか、男子小用はバイオではないのを使っているのか不明ですが・・・。 

天候も良くなかったので深夜発はやめて朝4時過ぎに起きて朝日を待ちました。これが正解。下界は雲海。山頂は霧。ここは青空。雲の隙間からでしたが日の出を見ることが出来ました。あとで頂上から下山してきたツアーのガイドさんに聞いたら頂上は霧で日の出は見れなかったそうです。 
日の出を見ながら144のメインで声を出すと、城山湖でいつも遊んでいただいている局長さんが海老名市からお声がけいただきました。わざわざ移動して待機していただいたようです。感謝。 

朝からの再スタート、足取りは快調。なにしろ夜7時に就寝していますから疲労も十分回復しています。山小屋泊の強みです。しばらくは良い天候の中を登山。 
時折ミストを含んだ霧に囲まれ合羽を着ることもありますがほぼ良い天気のまま。 

今日の行程は登り700m、昨日の半分です。それなりに登り、道もそろそろ頂上かなと思えるところでも降りてくる方から「もう少しですよ」の声がかかりません。聞いてみると「だいぶ下りてきましたよ」ですって。(゜~ ゜)うーん。そのうち待望の「もう少しですよ」の声が。「やっとそれが聞けました!」と返事したら団体さん大笑い。 
登頂直前の写真を後ろから友人に撮ってもらいつつ登頂成功!!。 

無線の方もポツポツと144のメインでお声がけいただきました。賑やかなメインチャンネルでしたが当局のコールさんはすぐにわかりました。各局さんありがとうございました。 
八王子のレピーターは送信すると2エリアの至近局を強力にアクセスしてしまい、すぐに430メインへQSYしていただきました。城山湖下のセブンイレブン駐車場からのお声がけでした。いやーすごい。富士山が見えないところなのに。 

頂上はガスっぽかったですが、まずは郵便局へ。頂上からの郵便を出して次は無線運用の準備。駒ケ岳山頂の脇のピークを陣取りMP-1改を立てました。全長3.8m。かなり目立ちました。 
7MHzに合わせてみると~何とノイズ!!+20dB触れっぱなし。これより強い局が少し聞こえる程度で全滅でした。インバーターノイズのような感じでしたから運用地を変えるとか逆Vを張れば良かったのかも知れませんが時間的にも体力的にももうそれは無理って感じでした。 
仕方なく21MHzに。フルサイズですから調子は良いのはずなのですがCQはほとんど空振り。Eスポはたくさん聞こえていたのですがQRPのせいか全然取ってもらえませんでした。結局グランドウェーブの神奈川県と数交信した程度でした。こりゃ駄目だ!と思いながら時間切れ撤収。すると結構な雨が。ギリギリセーフでした。 
あとは特小でレピーターの信号を確認し、シンプレックスでも天竜川河口と交信成功。 
そして下山となりました。 

膝にサポーターをギュッと巻きつけてから一気に下山開始。 
わらじ館まで1時間半。そこでご挨拶とおみやげを買ってトイレを済まし(宿泊客は宿泊時に300円払うと毎回無料、帰りの立ち寄りトイレも無料です)、大砂走に備えてスパッツを装備。再出発です。 
3050mから一気に降りて、ここから2時間で駐車場に着きました。 
下山はトータルで3時間半。これは他のコースを上回る高速記録です。しかも標高差はこれまでよりはるかにある。やりました。 
今回は靴ずれは一切無かったものの、下山の張り切りすぎで両足のかかとに豆。しばらく痛そうです・・・。 

というわけでHF運用はかなり惨敗でした。雨でも使えるDJ-G7は重宝しました。

 

各局さんいろいろありがとうございました。

登山中の2mで交信していただいた方、ログの確認をしますので、開始時間のコメントいただけると有難いです。

 

コメント (8)
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