移動運用の時はワイヤーエレメントやケーブルを束ねるとき、ぐるぐるぐるぐる巻いたり、折って折って折って手頃な大きさに束ねますが、これだと次に使うときに伸ばすと大抵絡まります。
一方方向に巻いて、そのまま伸ばすと巻いた回数分縒りが入ってしまい絡まってしまうのです。ゴムホースで経験したことあると思います。縦のリールだと縒りは入りませんが、地面に巻くと使うときに縒りが入って使いにくいのなんの。
縒りを防ぐには、一回巻くごとに逆に巻いて相殺していけばOK。どうしても丸く巻きたいとしたらちょっと難しいのですが、丸くなくてもいいのなら次の方法で簡単です。
細い電線なら、手のひらを広げ、親指と小指に電線をかけていきます。この時に、どちらの指にも上からなら上から、下からなら下からかけるようにします。つまり中央で交差してかける。八の字になるので八の字巻き。
縒りも防げて、各回交差しているから絡むこともない。こうやってまとめた電線は、片側をつかんだままポーンと投げると、キレイに伸び広がります。木の上にワイヤーを掛けたりするときにも便利です。
同軸ケーブルなど少し太い場合は指でというわけにはいかないので、手のひらと肘を使い、八の字に巻いていきます。
次の運用の時、とても楽になります。
さて、八の字巻き、と言ってはみたものの、正式には1つの円にまとめる八の字巻きというのがあるようです。
勝手にリンク先、貼っちゃいますが http://k-hiura.cocolog-nifty.com/blog/2009/11/post-10f5.html とか http://book.studionoah.jp/2009/01/8.shtml とか