まんじゅうのつぶやき

まんじゅうです。読んだ本の感想や日々のできごとの忘備録です。最近栖が変わりました。

別冊太陽「古事記」

2014-03-10 20:22:32 | 読書のすすめ
今日は寒かったのかな?
お休みなのをいいことに半日惰眠をむさぼっていました。^^;

さて 別冊太陽「古事記」を読みました。

古事記 (別冊太陽 日本のこころ 194)
千田 稔
平凡社


古事記・・・いわゆる日本神話の世界から天武天皇までが 語られているらしい。

子供の頃 古事記(子供版?)を読んだが 感想は
「神様 やりたい放題だなあ・・・」
多分 子供向けにするため相当に婉曲に書かれていたと思うのですが・・・

ギリシャ神話の神様もそうですが 日本の神様たちも負けてない。
自由奔放で 本当にやりたい放題。

そんな神様たちの物語が 鮮やかな写真と分かりやすい説明でつづられている本書。

伊邪那岐命と伊邪那美命の国生みから始まって黄泉国の話
天照大御神が天の石屋戸が籠る話や須佐之男命の八俣大蛇退治。
大国主主神と稲羽の素兎。
その他にも一度は耳にしたことのある有名な神々が次々に登場!
神々の世界から 歴史上の天皇に話がつながっていくところは 唐突な気もしますが・・

かと思えば 真剣に「古事記の性とうんこ」について語られていたり・・・


あなたの思う神様が どんなか分かりませんが
この神様たちを見ていると 人間の願いなんてかなえてくれそうにない。
自分のことで精いっぱいに見える。

そして もしかなえてくれたとしても ほとんど気まぐれで 
責任なんて取ってくれそうもない。

神社に行って お賽銭投げて お願いすることも無意味な気がしてきます。
しかし 人間等身大の(人間が神様等身大なのか・・・)泣いたり笑ったりする姿に
呆れながらも 親近感を抱かずにいられないのは
やっぱり 日本人だからなのでしょうか。

いがぐりおは 好きな神様 誰?
いがぐりおをクリックしていただけると嬉しいです。いつもありがとうございます。^^/
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コメント (2)
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