№389◆呪詛第7王子ルズールスを監視していたベンジャミン私設兵カンジドル、
カンジドル「発砲音とほぼ同時に鳴動が止みました この事からも」
「第9王子側の能力とシカクの自殺には明確な関連があると断言します」
第9王子ハルケンブルグを監視していたシカクの自殺時のことを報告
カンジドルの結論は――
カンジドル「「交換条件による自殺強要」の可能性が濃厚だと言わざるを得ません」なんせ自殺直前の言葉が『第1王子殿万歳』だもんね
ベンジャミン「・・・・・」
「オレに向けられた砲口を下ろさせる替わりにシカクは」
「自ら死を選んだと言うのか?」
ベンジャミンが命乞いをしない性格としても部下としてはね
しかし報告を聞いた兵隊長バルサミルコには『疑念が3つ』
まず1つ目――
バルサミルコ「「自殺強要」も「下位王子の巻き添え」も第9王子のプロファイルからはかけ離れている・・・!心境が変わり継承戦参加を決めたとしてもこの急激な変化は不自然に過ぎる」放出系の直接攻撃なら位置関係的に『「下位王子の巻き添え」』不可避で、
ハルケンの性格と合わない
たしかにー
覚醒したと言っても第12王子モモゼ(小学生位)の死に涙から一転、
第14王子ワブル(赤ん坊)まで皆殺しにしてやる!はない・・・・・・ないよね?
続いて2つ目――
バルサミルコ「強要できる状況ならば「他の王子の暗殺」を命じればそれで良くはないか?」これもたしかにー
いわば使い捨てできる弾丸なのに自殺で済ませるのはもったいない
そして3つ目――
バルサミルコ「王子が王子を直接殺す様な能力を念獣がサポートする訳がない・・・・・・・・・!!」そこに気付いていたとは相当なキレ者
(念獣が王子に直接攻撃可能ならベンジャミンの念獣が)『しない訳がない』って、
まぁ着ていたシャツブチ破って「殺す!」とかやってるからね仕方ないね
カンジドルはバルサミルコの推測に自身の考えの甘さを認めましたが
カンジドル「だとしたらやはりシカクは操られていたのでは・・・?」そう思うよねぇ?
でもその可能性は低いらしい
バルサミルコ「「操作系能力は早い者勝ち」」「遊戯王」はどういう能力だったのか
「シカクの能力は発動の際 先ず自身を操作する!故に敵の操作能力を防ぐ事が可能だ」
バリア的に展開したオーラで敵の能力を捕獲してカード化かと思ったけど、
ハルケンの矢を食らった時点で『先ず自身を操作』出来ていた?
ベンジャミンの「星を継ぐもの」での登場があるかしらないかしら
カンジドルはシカクの能力を詳しくは知らなかったからしゃーない
バルサミルコ リハンも これを知らないかもしれぬ・・・だとしたら第9王子につけるのは断念せねばならぬな・・・「『自身を操作する』能力では防げない能力」って情報も、
リハンが自分で気付かないと「異邦人」にはマイナスっぽいね
リハンが事前にシカクの能力を知ってたらセーフだったんかな
とまぁ、そんなやりとりがシカクの自殺後――
BW号出港から9日目の午前中にあった訳ですが
10日目(火曜日)AM11:30あ、別の私設兵をハルケンの部屋に送ったのね
ベンジャミン、バルサミルコ「!!」
4度目の鳴動・・・!!
ベンジャミン「間隔が短くなっている」
「ビクト!!何が起きている?」
状況を報告せよ!
ビクト「王子・・・!!ダメです!!」ビクト\(^o^)/
「第9王子が弓を・・・えたら・・・・・・・・・無敵!!」
「攻撃が効きませ・・・!!うお・・・ガッ」
「ぐあッ・・・」
ビクトの能力は『表裏一体』(タックルシールド)という
『攻防相俟った技』だったらしいよ
バルサミルコ「思いの外 第9王子が好戦的ですな・・・しかも一度攻撃準備が整うとおそらく防御不可能の威力・・・・・・!!」ハルケン側が先制攻撃をしたと思われる状況からして、
スミドリの体にはスミドリが戻ったと考えるべきかしら
シカクが入ってたとしたら自身の私設兵が使い捨てになる訳で、
軽々と弓矢の能力を使えないはず
「星を継ぐもの」が発動しないからまだ死んでないらしいけど、
まぁこの後どうなるかはお察しですなぁ
ベンジャミン「第2王子に憑けているムッセの念獣を私設兵に憑けかえて探るか?」そうか、「百万回生きた猫」そのものを確認した訳じゃないんだな
バルサミルコ「得策ではありませんな」
「第2王子は第9王子よりもさらに能力が未知数です」
(「絶」で突入してるから迎撃型なのは確信してるだろうけど)
念獣の方もまったく確認できてないし
かといってハルケンを放置は危険すぎるぞこれ
バルサミルコ「敵の能力が強力ならば」下層の連続殺人対策で『兵士の配置再編成』があるのを利用
「使わせないのが一番ですからな」
私設兵の犠牲者3人目とはいえ、バルサミルコがいる間は安泰か?
ハルケンは司法局に拘束されました
ベンジャミン「第一回公判が勝負だな」ハルケンの公判でバルサミルコの能力判明?
バルサミルコ「はい」
「正に千載一遇の好機・・・!」
「確実に仕留めます」
これだけキレ者なバルサミルコが『確実』と言い切ったからにはハルケン乙か?
側に置ける自分の私設兵が弁護士役の1人だけになるかもしれないし
ここで第6王子タイソンの護衛ハンターの様子
イズナビ「また読んでるのか?もう読破したんだろ」例の『経典』ちゃんと読んでるんだ偉いな
ジュリアーノ「ウイ」
まぁてきとーに話合わせてご機嫌取っておかないとだしなー
ジュリアーノ「ちょっと第6王子のことなめてました・・・猛省っス」このコマだけ瞳がおかしいけど操作系能力発動ではない、はず
「最終章の「この素晴らしき世界」・・・・・・刺さりまくりまっスね・・・・・・」
(タイソンの念獣は放出系、タイソン自身が能力者ならイズさんが気付くはず)
つまり真剣に感銘を受けたと
つっても、ジュリアーノも暗黒大陸目指す系な訳で・・・・・・
言っちゃえば護衛はついでというか方便というか
ジュリアーノ「その後の悲劇が予想出来るのに任期満了でハイお疲れってドライに去れるか」この話に出てくるプロハンター、基本的に良い奴らよね
「自信ないっスね~~~」
休憩終わったから仕事するっスよー
タイソン「サプラーーーーーイズ!!」ただのイっちゃってる人かと思ったら天使だった件について
「ハッピーバースデー!!ジュリアーノ♡♡」
ジュリアーノ「え・・・いやオレの誕生日はまだ全然・・・」
タイソン「わかってるわよ~~~~~♡だからサプライズなんじゃないの」
「結果がどうあれ二か月後の今日はもうお別れしてるでしょ?」
????(タイソンの警護兵A)「王子御手製のケーキを食べられるなんてお前はホントにラッキーだぞ」
タイソン「貴方に会えて良かった!」
これ『経典』ちゃんと読んでるジュリアーノはセーフで、
ろくに読んでなさそうなイズさんが実はヤバい?
いや、王子の為にで咄嗟に動いた結果アウトの可能性もあるか
カンジドル、ルズールスの部屋に戻って他の連中に聞き込みをするも・・・・・・
カンジドル やはり態々情報を提供してくれるような奴はいないなまぁベンジャミン陣営に積極的に協力する理由がないやね
そもそも提供に値する程の情報そのものがあるかどうかも疑問だが・・・
カンジドル、考え中
カンジドル 1007号室の第2王妃所属兵は6人全員念能力者ではないと判断したが・・・オレはヒュリコフ程の目利きではない・・・手練れであれば非能力者を装いオレを欺く事は可能・・・!!やはりサトビ・・・・・・と思ったけどちょっと自信低下
サトビが刺客=念能力者だとしたら、
クラピーの念能力講座初日=BW号出港2日目にヒュリコフは見抜いたはずで、
BW号出港10日目の今情報共有ができてないのはおかしいのよね
ヒュリコフが自分の手柄だけを考えてる可能性も、
ベンジャミンへの忠誠心からするとないだろうし
でもそうなると容疑者がうーんわからない
第2王妃所属兵はともかくプロハンターなら協力してくれるかしら
バショウ「実は第2王妃兵の策略の可能性を考えシフト調整を検討中だ」自殺騒ぎは囮で、王妃兵がルズールスの私設兵マクネや
ハンターのスカルトに何か仕掛けたかも、というカンジドルと同じ読み
とりあえず協力体制かな?
バショウ ・・・・・・・・・・なんてなあーそうか、そう考えてもおかしくないよなぁ・・・・・・・
オレはお前等第1王子私設兵の自作自演だと思ってるぜ・・・!シカクが自ら命を捧げる事で発動する能力・・・・・・!!
読者は知ってる正解をキャラが必ずしも知ってる訳じゃないよなぁ
古代国家の多くに殉葬という風習があり古代カキンには「死後伴侶」という特異な殉葬が存在した(´・∀・`)ヘー
からのー
被差別民からの第2王子への圧倒的な支持と共に私設兵の中から自然発生的に死後伴侶復活の声が上がり念能力と合体する事でより強力な暗殺呪詛へと形態を変えた第2王子カミ―ラが政治してた件について
最初からこれ狙いだったとしても、そりゃ当人たちは忠誠誓いますわ
しかしまぁ他の王子全員分の『死後伴侶』て準備万端じゃねーか!
カミ―ラの私設兵はシカクの死が自分たちと同種の能力であることを警戒中
サラヘル「第2王子様に呪いが来た場合には」除念師までいるとか人材充実しすぎぃ!
「命懸けの除念になるから心してね!」
ウマンマ「はい!」
でもあれか、『死後伴侶』役の私設兵はそれ・・・・・・・
『つじつま合わせに生まれた僕等』(ヨモツヘグイ)が能力だから、
直接戦闘やムッセみたいな便利能力は無しか
私設兵隊長のサラヘルは今後の戦略を考え中
他の王子の念獣やハンターの能力が未知数とはいえ、
ここらで『呪詛』を発動させるのもありっちゃあり
王子を殺せればそれでよし、ハンターに除念師がいるとわかればそれでもよし
執事長のフカタキにも相談しておこう
フカタキ「位の高い強力な守護霊獣と渡り合う為 我々不可持民が王族より勝るものなど気概以外ありませぬ」※つじつま~の『呪念』発動条件は『自刃』
「王子の肌に触れる程の距離で相手の目を見据えながら果てる位の覚悟と首尾を持たずして何故に呪殺成就が叶いましょうや・・・・・・?」
ハルケンの念獣が銃弾を防いだように、
念による攻撃も念獣が出ていればガードしてくれる可能性は高いですな
安全地帯からコッソリなんて攻撃はきっとシャットアウトだってばよぉ
サラヘル「・・・・・・・・・じゃあ」えっ
「私だ」
サラヘルは隊長であると同時に第14王子の『死後伴侶』役でしてね
サラヘル「第14王子のすぐ側で呪えば期間は短くても強力な呪念を練れる・・・!第2王子様は教えを「乞う」のを嫌がったけど呪殺が目的なら許可して下さるわ」えええええええええ(;゚Д゚)
「1014号室のH協会員が膠着狙いで念を教えているのならば第2回の講習もあるはず・・・!そこに私が行く」
なんてこったまさかの刺客だよ!
サラヘル「私は持たざる民・・・!失敗しても失うモノなんて何もない」最凶の弾丸じゃないですかヤダー
え、これマジで防げなくね?
他者の『自刃』は「導く薬指の鎖」で止められるか?
いやクラピカの鎖が間に合わないダメだってところで
イケメンのバビマイナが止めてくれるんだねきっとそう
クラピーの念能力講座は順調なようで、
第3王子チョウライの私設兵テンフトリまで無事「外法」終了
チョウライ「御苦労」オリジナルのコインを受け取る権利
「褒美をとらそう」
テンフトリ「これは・・・」
チョウライ「我が霊獣が創りし硬貨だ」
「お主が第一号の受取人だな」
すごいなーあこがれちゃうなー
まぁもうベンジャミンの私設兵コベントバが1枚隠し持ってるけどな!
コベントバ 数字が・・・こちらにも動きがあるのか・・・・・・
増えた・・・!?
「色んな条件で色々起こる」としか説明されてないから期待&不安
あと1回かー
毎回これだけ動きがあるととても毎週掲載は無理ですな
半年10話体制が理想的な気がしてきた(麻痺)