今日の108円

1日1冊108円・・・・・・最近そうでもない。

僕は君たちに武器を配りたい エッセンシャル版 瀧本哲史 2013年11月15日 講談社

2015-03-25 07:29:54 | 仕事
2011年9月の本のエッセンシャル版=短縮版。短縮してこれかと思うほど、読み応えというか圧力がある本。
今日は君たちに殺し合いをしてもらう本ではないので注意されたし。自分が就職した会社をぶっ潰せとは書いてあるけど。



第1章 勉強できてもコモディティ
必死で知識を身につけても買い叩かれる

現在のビジネスパーソンを取りまく状況を正確に分析すれば、「語学や会計知識、ITスキルの習得と、収入の増加には、実際には因果関係が無い」という結論になりそうだ。
つまり、勉強(努力)と収入は比例しない。残念ながら、それが今の日本の現実なのだ。
嘘だ嘘だ嘘だッ!資格が、資格取得が役に立たないなんて、そんなの嘘だッ!
そう叫びたくなる人がどれだけいるだろうと思わせる文章。しかし『「人余り」の状況になっている。」
・・・ですよねー。あんだけ本屋に資格の本が並んでるんだから、そりゃ「皆やってる」わな。だから俺もやる、じゃ遅い。つまり速さが足りないッ!



あらゆるものが買い叩かれるコモディティの市場
さて、私がここで声を大にしてお伝えしたいことは、「コモディティ化するのは商品だけではない」ということだ。「コモディティ化」は部品だけの世界の話ではない。労働市場における人材の評価においても、同じことが起きているのである。
コモディティ=『スペックが明確に定義できるもの』=『個性のないもの』。
今の世の中コモディティると未来は暗い・・・じゃあどうすればいいんだってばよ!?


「スペシャリティ」だけが生き残れる
答えは「スペシャリティ(speciality)」になることだ。
スペシャリティとは、専門性、特殊性、特色などを意味する英単語だが、要するに「ほかの人には代えられない、唯一の人物(とその仕事)」「ほかの物では代替することができない、唯一の物」のことである。概念としてコモディティの正反対といえる。
俺は!スペシャルで!2000回で!模擬戦なんだよぉ!
つまり今こそ「不死身のコーラサワー」を見習う時なのである。



第3章 学校では教えてくれない資本主義の現在
専業主婦の高いリスク

最近では収入が高い男性をがちっと捕まえて、養分を吸い取る女性を「タガメ女」と呼ぶそうだ。しかし、ずっと養分を吸い続ければ(男)は死んでしまう。
あれ?「本当にあった怖い話」だっけこの本。


★専業主婦はハイリスク。「婚活」ブームに踊らされずに、女性もキャリアを目指せ。
やめてくださいしんでしまいます



流行に乗るのは危険

「世の中でこれが流行っているから」と現時点で話題になっている業界の会社に就職する学生は多いが、それも非常に危険な選択である。
君の身近に就活のライバルがいるなら、この本を読ませてもいいし、勿論自分で読んでも構わない。
・・・何か違うな。世界樹的な文章は難しい。



第4章 日本人で生き残る4つのタイプと、生き残れない2つのタイプ
曰く、儲けられる人種には「トレーダー」「エキスパート」「マーケター」「イノベーター」「リーダー」「インベスター」の6つがあって、そのうち「トレーダー」「エキスパート」は/(^o^)\らしい。
既に時間切れだからとても書き切れないけど、「リーダー」についてだけは今書いておく。



第7章 本当はクレイジーなリーダーたち
日本人の多くは謙虚で素晴らしい人格を持ったリーダーを好むが、そういう人は実際にはリーダーにはなれないのである。歴史に名を残すレベルの企業を作ったようなリーダーというのは、みなある種の「狂気の人」であることが多いのだ。
諸君、狂いたまえ!
ざけんじゃねぇはいつ出るのかwktkしてる。



とにかく読み返し必須。