迷狂私酔の日々(再)

明鏡止水とはあまりに遠いこの日々。

Day15・サシバがきた朝・伊良部島~那覇【沖縄9月】

2012年09月25日 | 旅する。

9月25日 火曜日 伊良部島→那覇

【なんということもない朝】
例によって朝食にラーメンを作る。キムチは全部テーブルに出す。行きがかりでオムレツを作る係を引き受ける。

朝釣りの獲物、タマンの刺身をいただく。美味なり。

ギターで遊んでいたら「CDかと思った」と言われる。昼寝用CDでも出そうかしらん。

【サシバがやって来た】
港へお見送りに行く。地元のおじさんの忘れ物で船が遅れる。ひたすら謝るおじさんは、なんか楽しい人だった。

ファミリーマートでアイスカフェラテに今度はヘーゼルナッツをトッピングするが、やはりキャラメルが一番いいと思う。

びらふやーへの帰途、文さんがおばさんに呼び止められて「子犬を置いってた人がいて」という相談。そんな話をしていたら、「あ、あれサシバだよ。カラスと違って翼を動かさないでしょ。ほら。今年はじめてだねえ」今年も渡りがはじまったようである。

【海が見えるランチ】
おがちゃん、みさちゃん、くまさんと4人でお昼から出かける予定を組む。びらふやーのクルマを借り、〈soraniwa〉でランチ、渡口の浜を見て中の島でシュノーケリングという完璧な計画だが、帰りは15時厳守(送迎の予定があるため)である。

準備をして、20分遅れで出発。伊良部高校ではこの暑いなかをランニングしていた。そして下り坂の向こうに海が見える。道路の真ん中に停車して撮影タイム。

〈soraniwa〉にはみほさんがいて、2階の席に4人座れた。ここの2階は海が見晴らせる特等席である。

今日は贅沢して宮古牛のハンバーグ(200g)定食、1200円なり。カツオ塩辛とうりずん豆のパスタやマグロのペッパー丼もおいしそうだ。

【渡口の浜から中の島、17エンドへ】
時間が厳しかったが海があまりに美しい色だったので渡口の浜に寄る。ここは遠浅の砂浜なので、シュノーケリングには向かないが、浮き輪で浮かんで波に揺られて遊ぶのは楽しい(と思う。やったことはない)。

しかし、堤防や岩で砕け散る波はかなりの高さになっている。今日はちいと波が高すぎるようだ。

中の島には昨日と違ってたくさんの人と船がいた。そして、ありえないくらいの高波が寄せていた。

泳いではみたが、暗いし、濁っているし、透明度が低いのでクマノミポイント周辺を見てゆっくり過ごす。

帰りに17エンドに寄る。ここの海の色はなんとも言えない。

【島を出る】
帰って船の時間を確認する。雷太さんが「16時に送迎あり」というので、「じゃあ一緒にまとめて」とおがちゃんに確認して15時45分出発にする。

さあ急げ。乾いていない海道具をまとめ、麦職人やラーメンを譲り、精算をして港へ。

平良港に向かう船は派手に揺れた。

宮古空港では食堂か弁当か那覇で食べるか悩むが、どーせならと那覇まで我慢する。40分のフライトだし。

【ワインと竜田揚げとガッツリナイト】
那覇空港駅でゆいレールの二日乗車券1000円を買う。これは自動販売機にはなくて窓口で購入。27日朝には成田行きに乗るので、それまで1日半、ゆいレールを使い倒す計画である。

月光荘では、はるちゃんとまぁさが迎えてくれた。主要メンバーが渡嘉敷島キャンプに行っているらしく、いつもと雰囲気が違う。とりあえずワインを仕入れに出かける。「ビッグ1は棚卸しで休みだよ」ということでユニオンまで遠征し、ついでに鶏竜田揚げを2パック買って月光荘の食卓に提供する。

今夜の月光荘は「ガッツリナイト」というコンセプトで、焼き肉サラダ、味噌煮込みうどん、みぞれ肉団子でテーブルが賑わう。

【実は誕生日】
めぐっこにはるが「誕生日おめでとう」電話をかけて、電話を代わったところでオレも同じ誕生日であることがはるちゃんにバレる。途端に生き生きとしたはるちゃんが〈クラレット〉からソーテルヌのプルミエクリュ、シャトー・ギロー(甘口貴腐ワイン)を買ってきてくれた。このワインはただものではない。

はる曰く「贅沢したいんだもん」ということではあったが、ゲストハウスで上等のソーテルヌが飲めるとは思わなかった。

深夜、〈ボラーチョス〉へ行き、まずテキーラを4人で飲む。実はここは初めて来るのだが、「ゆきみに最初に三線を教えた人」ということで歓待していただく。

「金はない!」と宣言したら、ゆきみやナカノリがテキーラやビールやジントニックをおごってくれた。誕生日とはいえ、いいのかな。まあ、いいんだろう。