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迷狂私酔の日々(再)

明鏡止水とはあまりに遠いこの日々。

【沖縄さくら旅】08 幸せなデザート。

2012年01月17日 | 旅する。
1月17日 火曜日 那覇

朝食のあと、いつものようにギターを練習する。最初はバッハの「主よ、人の望みの喜びよ」をやるのが、いつもの順番。この演奏をBGMにしてまどかが7年の沖縄生活をを振り返る。そういう小芝居が恒例になる。

「飲んだビール、あわせて4トン。そして、……」



お昼にはまどちゃん、まりちゃんと〈琉家〉へ。琉しょうゆに無料トッピングパスで味玉をつけてもらう。例によってまどかはビールを頼むが、今日は誰もつきあわず、雰囲気を察した店長(?)が「乾杯しましょうね」と、ビール持参でわざわざ席に来てくれた。

帰りに〈ひばり屋〉に寄る。1月なのに、蚊に刺される。

月光荘に戻って大ちゃんに〈パン・ド・カイト〉のくるみレーズンパンをプレゼントし、さらに(大ちゃんのために!)デザートを作ろうとA-COOPに買い出しに行く。

メープルラウンドにはメープルシロップがしみ込んでいるので、カットしてフライパンで焼くと香ばしい香りが立つ。さらに砂糖を加えてキャラメリーゼして、マスカルポーネと梅ジャム(ふーみん特製)をのせる。



たまたま通りかかったあっちゃ、岡ちゃんなど幸運な方々にもごちそうする。



TOLOTで印刷製本した写真集が好評なのはいいんだが、いま加入すると半額クーポンがつくらしい。つまり、500円が250円。え、初期からの顧客には何にもないわけ? と思っていたら、「友人に紹介」すれば半額になるクーポンがもらえるらしい。しかし、その紹介するボタンがアプリにない。悩む。なぜだ? それが、アプリをアップデートしたら「友達に紹介」ボタンが出てきた。そうであったか、時代の変化は速いのだった。

大ちゃんのつくる夕食をいただき、何となく酒を飲み、「母音のない言葉がある」という人に「言葉にではなく、文字に、だろう」と訂正し、ふーみんが使う黒なまこ石けんがあまりに高価なので「もっと他のことに有意義に使え!」とかみつき、歯を磨いて寝る。

気がつけば、ブラックニッカがまた空いていた。今回は2晩しか持たなかった。

【沖縄さくら旅】07 道を間違えたら絶景。

2012年01月16日 | 旅する。
1月16日 月曜日 もとぶ→那覇

とくにやることは何も思い浮かばないが、昼飯をどこで食べるかは一大事である。

ニクちゃんの案内でクルマを走らせるが、〈よんなー食堂〉(今日は弁当のみ)、〈木曜館〉(例によって不定休)、〈紀ノ川食堂〉(月曜定休日)にふられ、〈キャプテンカンガルー〉へ。スパーキーバーガーを頼んだら、ほとんど塔だった。ものすごい高さで、どうやって食べるのかしばし悩む。



ちなみに、ニクちゃんスペシャルはバーガー、ポテト、チキンから揚げ、丼(今日はベーコン厚切り)にキムチがついていた。毎回グレードが上がっているような気がする。

私が行っていて、ニクちゃんが行ったことがない数少ない場所である名護博物館に行こうか、という話も出たが、月曜日は休みなのであった。ううむ。ここでニクちゃんと別れて、さっちゃんと南へ戻る。



〈パン・ド・カイト〉でメープルラウンドとくるみレーズンを買い、無料サービスのアイスコーヒーをいただく。さあ帰ろうとしたら、さっちゃんから「レジにやんばるスパイスがあったよ」とさりげなく言われて、ただちに戻ってやんばるスパイスも購入。これで今回のミッションは達成。

さて、話題の沖縄宇宙通信所へ向かうが、間違えて宜野座方向に行き過ぎ、いつもとは違う道からアプローチしたら、正面から巨大なパラボラアンテナ2基を見上げる素晴らしい光景が目の前に。いやあ、道って間違えてみるもんだ。



ここは無休、無料、予約不要でおみやげに空撮ポスターまで持って帰れるおすすめの穴場なんだが、面白いかどうかは人による。



おんなの駅(「恩納の駅」でも「道の駅 恩納」でもない)にて休憩。ここにはイカスミジューシーのおにぎり、もずく肉まん、アイスマウンテン(巨大なカキ氷)、てびち唐揚げなど名物が多いんだが、〈キャプカン〉のバーガーでいまだにおなかがいっぱいなんで、本当に休憩しただけ。



那覇に戻って月光荘でゆっくりする。はるにぃとふーみんが港の仕事帰りでおみやげにマグロのあらを持ってきてくれて、炭火で焼くのを手伝う。食べるのはまだ無理なので、ひたすら焼くことに徹する。

ユニオンに行ってブラックニッカを一本調達し、ローストビーフの切り落としを買って飲み会に提供する。今夜の夕食には参加しないけど、酒は飲みたいのである。

夜の便で帰る人、これから出勤する人、ジムで練習する人、ブルースを弾く人、それぞれの夜が更けていく。

【沖縄さくら旅】06 もとぶの熱い夜。

2012年01月15日 | 旅する。
1月15日 日曜日 那覇→もとぶ

iPadで編集したTOLOTプラヌラセレクションをプレビューで確認し、配送先を月光荘にして注文する。たぶん、1週間かからずに届くと思うが。

もとぶに行く準備を整え、結家に送り届けるなべしー、はるな2名も準備万端。3人でさっちゃんを待つ。しかし、来ない。つまりは寝坊したらしい。「8時半にクルマ借りて、9時前には着くから!」と豪語していたが、現在時刻は10時である。

ま、急ぐ旅ではない。



ようやくさっちゃんがクルマを借りて迎えに来てくれて、一服した後に出発。延々と続く基地を眺め、読谷の〈八連〉を通り過ぎ、「美らおんなはゆっくり見よう」という意味不明の看板に突っ込んだりしながら名護へ。

第一目的地の〈じゃんばるたーこー〉は日曜で休みだった。

「うわ、どうしよう? 沖縄食堂なら〈ひがし食堂〉、ハンバーガーなら〈キャプテンカンガルー〉、同じタコスなら〈サボテンタコス〉、どれにしようか?」さらにカレーなら〈たんぽぽ〉、有名な沖縄そばなら〈宮里そば〉、穴場の沖縄そばなら〈おおしろ〉、小鉢が多い定食で有名な〈ゆきの〉、海が見えるカフェなら〈Blue Trip〉、肉好きなら〈肉の駅がなは〉と、候補はたくさんあるのだが、選択肢がたくさんありすぎても人は混乱する。

で、〈サボテンタコス〉へ。タコス(450円×2)、石焼きタコライス(700円、B-1優勝)、ニクちゃん絶賛唐揚げ(500円)を4人で食べて合計が2100円。コストパフォーマンスも最高だが、本格的にメキシコなタコスの皮(トルティーヤ)とサルサソースがとにかくうまい。

海沿いにもとぶを目指す。



もとぶ手作り市では〈みちくさ〉に寄り、ハルサー片岡さんに挨拶し、ニクちゃんは身体測定で「61歳」と判定される。これでも毎月1歳ずつ若返っているんだそうだ。

結家の面々とも出会い、ここではるなが結家のヘルパーさんのクルマに乗り換える。そこで会ったキャベツと私は昨年か一昨年に会っているらしいのだが、どうしても思い出せない。最近こういうことが多い。まことにすみません。

インド雑貨屋ではなべしーのテンションがあがる。さっちゃんもスパイスを買い込む。

マックスバリュに寄って古宇利島に渡り、〈フクルビ〉へ。天気はよくないが、ここからの古宇利大橋の眺めはいつ来ても素晴らしい。繁盛しているのに、ここは1月いっぱいで閉店になる。いかにも沖縄ではありがちな事情で、とにもかくにも残念ではあるのだが。

結家へなべしーを送り届ける。数日前まで月光荘にいて、「コザはいいよ」と勧めた若者が、偶然泊っていた。「秀さんからよろしく、ということでした」と、伝言を承る。そうだ、ごーやー荘にも行かなくちゃ、ね。



もとぶゲストハウスに向かい、チェックイン。



今夜は渡久地にあるもとぶ町営市場の打ち上げに潜入する。部外者がなんともあつかましいのだが、そこはニクちゃんの顔で、カツオの刺身、マカロニサラダ、ハラコのホイル焼きを肴に飲む。さっちゃんは栄町市場の刺客なので、こういう場は得意だし、ニクは子どもたちの遊具と化しているし、私は山川酒造の古酒「かねやま」(大変な高級品で、たまに出る40年ものは30万円! もする)と同名なのでかりゆしシャツを買った、という話をつかみにして会話に参加する。

そこでベルウッドのあっぺさんにお会いする。十数年前に西荻窪の某居酒屋でお会いしていて、その居酒屋の縁でいろいろ友人がつながっていて、また沖縄で会えるという、この不思議。さらに知念さんちでの二次会にまでついていき、「もとぶそばボーイズのツアー計画」を討論し、私は私で「沖縄ラーメンは熱いよ! 逆境だから。食べるのも作るのも真剣勝負」云々と語ってしまったらしい。

【沖縄さくら旅】05 師匠とチャンプとラーメンと。

2012年01月14日 | 旅する。
1月14日 土曜日 那覇

15日もとぶ旅行のためレンタカーのシェア仲間を募る。ひとりは結家を紹介して明日送り届けることになり、1名確保。

午後、〈だいじろう〉へ。噂の二郎インスパイア系。アドバイス通り「小に肉野菜増し、650円」にする。そして丼にはタワーが建っていた。



〈プラヌラ〉、ウバをミルクティーで。ちかえさんは東欧が好きだということなので、iPadで自分が撮った写真などを見てもらう。ドイツ、チェコ、ポーランド、スロバキア、ハンガリー、ルーマニア、ブルガリア、トルコなど。さらに試しに作ったTOLOTの写真集がけっこう好印象で、移転祝いの代わりにこの東欧写真をプラヌラ向けにセレクトしてTOLOT写真集に作って贈呈しましょうね、という話になる。

〈MOONBOW〉、アイスコーヒー。森クンにわがままを言って、iPadで編集作業をさせてもらう。プラヌラ用セレクションを選ぶのが、なかなか大変。62枚以下にしぼるのが難しい。



月光荘で師匠とラーメン談義。なぜ師匠かと問えば、チャンプの師匠だからなんだそうだ。で、チャンプはなぜチャンプかといえば、本当に世界チャンピオンだったからなのであった。修斗世界フェザー級チャンピオンの実績をひっさげて今度那覇に総合格闘技のジムを作り、いまはプレオープンしているとのこと。

そうだったのか。

さて、それはさておき、ラーメンの話。師匠によれば読谷の〈八連〉、桜坂の〈SAKURA〉、ひめゆり通りの〈麺や ラスカル〉は行くべき、らしい。私からは読谷の〈金月(きんちち)そば〉を推薦しておいた。



今夜は、突発的にみんなで生春巻きを巻くことになり、それぞれのやり方で巻いてみる。サーモン、キャベツ、「かけて味噌」というマニアックな中身だが、けっこううまい。さらに、ゴーヤーチャンプルー、車麩カツのネギ醤油浸し、刺身、チキンローストのレモン風味と出てきて500円。

そして、1週間もつはずだったブラックニッカは3晩で終了。

〈おでん東大〉に行きたい! と、はるなときょうこが駄々をこねるので引率するが、土曜日深夜は激込みで「焼きテビチは1時間半かかります」と言われた。おでんとビールで待つ。で、結局は食べきれずに残りはおみやげになる。

帰ったら〈つきのわ〉でふーみんの罠にはまり、バーボンストレートを大量に飲まされる。いや、罠というよりもサービスなのか?

【沖縄さくら旅】04 「私のところまで堕ちてこい!」

2012年01月13日 | 旅する。
1月13日 金曜日 那覇

二日酔いだ。まず水を飲む。ウコンを服用する。ぜいぜい。

昨日買ったブラックニッカが半分以下に減っていた。証言を総合すると、昨夜の私は杯が乾く間もなくチェーンドリンキング(そんな用語はたぶんないけど)のようにどんどん飲んでいたらしい。道理で記憶もメモもあやふやなわけだ。ううむ。そんなに飲んだか。



お昼はまどかのごはんやさん。里芋ごはん、カンパチの炊いたん柚子胡椒、ニンジンシリシリ、漬け物、具だくさんの味噌汁。

ジュンク堂に行ったり、ギターを弾いたり。寒暖の感覚が完全にオキナワ化し、寒くて仕方がない。ついには毛布にくるまって「あたたかい南の島に行きたい」とつぶやいて、笑われた。

夕方、ラーメン行脚に出かける。ひめゆり通りまで行ったが〈麺や ラスカル〉はまだ準備中だった。〈だいじろう〉はすでに終わっていて、結局いつもの〈田舎〉でソーキそば、350円。

桜坂劇場、招待券で《恋の罪》を見る。最近、園子温監督から目が離せない。



とりあえず、印象的だった台詞。

「私のところまで堕ちてこい!」
「さあ、わからん」



月光荘では、ゆきみ三線にギターでコラボしてみた。〈MOONBOW〉の金曜日、すなおさんに再会する。さっちゃんから「昨日はごめんね」(おみやげのおねだりにこたえれられなかった件)ということで、〈串清〉に行き、急な話だが15日にもとぶゲストハウス旅行が決まる。さらに〈つきのわ〉で飲む。さっちゃんとなおこは〈スモーク〉に行ったそうだが、そこまではつきあいきれず。

【沖縄さくら旅】03 定例巡回その2。

2012年01月12日 | 旅する。
1月12日 木曜日 那覇

コーヒーに間違えて塩を入れた。クライブ・カッスラーの小説には「海軍式」と称してコーヒーに塩を入れる描写があるが、たぶんごく少量のはず。やってみればわかるが、修復不能のひどい味だった。

なみへいが帰っていった。キューバにはカンクンから安い飛行機があるらしい。

ユニオンで朝食を買う。ジューシーおにぎり2個127円、鶏竜田揚げ120円、宮平カフェオレ(946ml)97円。ついでに安かったブラックニッカを一本買う。ゆんたく場での酒はこれでいいはず、1週間はもつだろう。



あまりに暇なので、駐車場でバットの素振りをしてみる。



昼になった。〈コトブキ〉でポン酢麺グレートを頼む。例の「トッピング無料パス」でチャーシューB品をプラス。「おきなわ倶楽部」ラーメン特集を斜め読みする。〈だいじろう〉、〈ラスカル〉には行ってみたい。近いし。

カフェ〈プラヌラ〉へ、移転してから初めて行く。正確には何度か来たが、場所がわからなかったり、休みだったり、うまくいかなかったわけだが。



ステンドグラスも椅子もテーブルも本もタイルも、全部一緒に引っ越していて、中の雰囲気は以前のまま。広さもintimate(親密)な感じで、むしろちょうどいいかも。やんばるスパイスのチャイがあまりにおいしくて、そのスパイスの香りを嗅がせてもらう。今度、北部に行ったら聞いてみよう。

月光荘に帰ったら、大ちゃんに頼んだタイパンツの直しができていた。業務でもなんでもないのに、ありがとう。今度、おいしいものを作るね。

大ちゃんの夜ご飯は焼きそば風スパゲティやおじやなど。ブラックニッカを飲みながらギターを弾いたり、〈べんりや〉に行く団体を見送ったり。さっちゃんにメールして〈べんりや〉ならおみやげを!と請求してみたが、途中でゆきみが〈おでん東大〉に乱入したとかで収拾がつかなくなり、結局おみやげはなかった。

【沖縄さくら旅】02 定例巡回する。

2012年01月11日 | 旅する。
1月11日 水曜日 那覇

昨日は半袖Tシャツで平気だったのに、今朝は寒く感じる。グレーのハーフジップを着込む。コーヒーを飲み、ギターを弾き、iPadで調べものをし、こたつ(!)でゆんたく。冬の月光荘の朝の定番ではあるが。

さぁやが鎮静剤に詳しかったり、総合格闘技のジムを始める人がいたり。

まどかを継いでごはんやさんをやるらしい大ちゃんのランチをいただく。



トマトソースのハンバーグ、タマネギのブイヨンスープ、漬け物。



まだ寒い。ネックウォーマーをつけ、シャツジャケットを着てひばり屋へ。デマ情報では、もう私は沖縄に来れないはずらしい。「もう、あいつは沖縄に来ないよ」とのたまったMKOクン、その根拠を教えてくれたまえ。古本市イベントのフライヤーを預かる。

定例巡回で市場本通りを歩く。古本屋〈とくふく堂〉は新しい店主によって〈うらら〉となり、品揃えを一新していた。というか、沖縄関係の本を中心にはるかに充実した一級の古本屋になっていた。「いつも全力でさぼっていた」と評された、とくさんの仕事ぶりが偲ばれる。ま、とくさんの頃はおしゃべりの合間に本を探していたものだが、〈うらら〉ではまじめに本を渉猟し、品定めすることにしよう。とりあえず2冊、計1100円ほど購入する。

前回、移転したカフェ〈プラヌラ〉に行けなかったので、浮島通りへ。しかし、本日は休みだった。桜坂劇場でチラシ類を収集し、てんぶす脇を抜けて美栄橋方面へ。〈MOONBOW〉で森クン、まぁさに再会。スパイシーなチャイで一息つく。長居しながらいろんな話をする。体育の授業でスキージャンプをやらされたのは、どうもウチの高校くらいらしい。

桜坂劇場で、《人生、ここにあり!》。



昨年、評判になったイタリア映画で、知的障害者が働くことについての啓示がたくさん込められている。直後に自分で書いたメモを引用してみる。

……「人間、誰でも少しずつイカれている」
泣けて笑ってまた泣けて
邦題の翻訳以外は実にウェルメイド、しかし実は普遍的な人間賛歌
芸術的な寄木細工や古臭い合議制の素朴な民主主義がもたらす意図しない比喩、真実への入り口……

月光荘に帰ったら、結家帰りのなみへいがいた。

〈つきのわ〉ではまどかがバーテンで、おまかせつまみで痛飲する。まどかを思いっきり持ち上げて、かえって不安にさせたような気もするが、気にしないことにしよう。

【沖縄さくら旅】01 いつもと違う。いつもと同じ。

2012年01月10日 | 旅する。
1月10日 火曜日 (横浜→成田空港→)那覇

使い残した青春18きっぷを使って成田空港へ。いつもは羽田からなので、「成田空港。成田空港」と自分に呪文をかける。でないと間違えそうになる。横浜から無事JRエアポート成田に乗って、乗り換えなし。

成田空港から国内線で飛ぶ。いつもの癖で国際線に行きそうなので、ここでも「国内線。国内線」と呪文を唱える。

スカイマークでは、携帯をかざして自動チェックイン、自分で荷物にクレームタグを巻く。これは980円だからではなく、どの乗客も同様。念のため。

(19時40分離陸、22時30分着陸)

那覇だ。シャツジャケットを脱いでロングTになる。ゆいレールに乗り、暑いので袖をまくるが、車内には半袖姿は皆無。

いつものように月光荘に投宿。はる、かずぅ、まもる、さっちゃん、なっち、岡ちゃん、なぜか京都にいたはずの大ちゃん、さらにふーみん、とオールスターで歓迎してくれた。

スニーカーを島ぞうりに換え、いちばん桜を飲めば、いつもの沖縄。

980円と2012円(あるいは近況報告)

2012年01月09日 | 旅する。
1月9日 月曜日(祝日) 山形県某市→横浜

とりあえず、近況です。

1月7日、一昨日ですが青春18きっぷを使って短い一周をしてみました。

酒田で念願の土門拳記念館を訪ね、さらに雪のなか市内を散策、なかなか楽しかったのですが、メガネの裏にまで吹き込む雪ではなかば遭難したような気分を味わえました。

帰途は快速「きらきらうえつ」で日本海を眺め……、ええ冬ですが心の眼で眺めましたとも。



さて、ただいま(13時21分現在)青春18きっぷで南下中。

横浜で野暮用をさっさと済ませ、明日から沖縄に飛ぶ予定です。

飛行機はスカイマークで成田→那覇、片道980円というキャンペーンプライス(12月8日~3月7日の3カ月限定)。

ちなみに、帰りの那覇→成田(2月6日)も980円で取りました。

せっかく安く飛べるので、滞在費も格安に収めるつもりです。心当たりのみなさま、よろしくお願いします。

さらにちなみに、HISが初夢フェアとかで1月5日に発売したバンコク往復航空券2012円(!)も取れました。

さすがにネットも携帯もなかなかつながらず、55分かかりました。人間、やればできる。

3月7日出発、3月10日帰着の弾丸日程(3~4日間限定なので)、諸経費(空港使用料など)別途ですが、それでも6000円強、久しぶりにバンコク満喫するか、近郊に出かけるか、あるいは………、それとも………、いやあ、愉しいなあ。



3月からまた青春18きっぷの期間に入るので、関西とか広島とか四国とか福岡とか長崎とか、プランを考えております。

現地で遊びたい方、情報お待ちしております。

あけまして

2012年01月01日 | 旅する。
1月1日 日曜日 山形県某市

………………………………………………、

ということで、あけましておめでとうございます。

今年もよろしくお願いします。

例によって賀状のご挨拶は欠礼しております。毎度不義理で申し訳ございません。

さて、さんざんサボってきた2011年のブログですが、とりあえず写真だけでも、と鋭意編集作業を進めております。

気長にお待ちください。

ではでは。

【沖縄2011秋】021・さよならのかわりに。

2011年10月03日 | 旅する。

103日 月曜日 那覇→羽田

朝食を待っているお客さんがいるのに、マモルくんがなかなか買い物から帰ってこない。どうやら「行ってきま~す」とそのまま寝ぼけて普通に部屋で寝ていたらしい。「ネムルくん」に改名させられる。

朝のA-COOPでトンカツ弁当198円、月光荘から50円で卵をもらってフワフワオムレツを作ってのせ、おたふくソースで味付け、計248円の朝食。

 

郵便局から荷物を送る。昼寝していたらてらさんが来てくれて、クルマで出かけることになった。泡瀬の〈GARYUYA〉でしょうゆラーメン、無料トッピングパスでチャーシュー増しにする。

つづいて北中城の〈スバコ。〉へ。小春ちゃんはブログ用にパスタを撮影中だった。今回も食事でなく、コーヒーだけだったけど、とっても歓迎してもらった。

 

那覇に戻って〈MOONBOW〉でまーさ、森クン、パワフルじゅんこさんと知的? な会話を楽しむ。沖縄滞在の最後を友人たちと過ごせるのは望外の幸せである。

月光荘でははる、はるにぃ、ふーみん、マモルくん改めネムルくん、おかちゃん、その他大勢が見送ってくれた。

「よいお年を!」

 

てらさんにクルマでうみそらトンネルを抜けて那覇空港まで送ってもらう。スカイマークは19:35発が20:05発に変更されていた。半袖のまま、帰る。


【沖縄2011秋】020・1930年代の上海。

2011年10月02日 | 旅する。

102日 日曜日 那覇

「乾杯!」のかけ声で目が覚めた。

マモルくんがまったく料理を作れないというので、代わりに味噌汁を作る。

 

子どもとシャボン玉で遊ぶという平和な朝だったのに、巨大強力水鉄砲でまどかが無差別襲撃してきたので、ホースで水をまいて対抗する。水鉄砲の打ち合いになって、調子に乗っていたら駐車場で転んでしまい、意外に重傷でセガミで抗生物質入り軟膏945円なりを買って塗る。

そんなこんなでお昼は生ビール(300円)とハーフカレー(400円)。

 

牧志駅まで散歩する。壺屋焼きの巨大シーサーが鎮座し、さいおんスクエアには公民館や図書館やプラネタリウムがある。きれいなホワイエ、テラス、遊歩道、川沿いの緑地となんだか那覇じゃないみたい。

夕方、月光荘に帰るときょうへいがマーティンLXで練習していた。今日は〈つきのわ〉恒例コスプレイベント【チャイナdeナイト】ということで、公認カメラマンを仰せつかる。

まどか、なっち、の二人は絵になるんだがふーみんが加わると1930年代の上海にタイムスリップした気分になる(行ったことないけど)。



途中を抜けててらさんと外で飲み、また〈つきのわ〉に戻ったり、夜の那覇はけっこう忙しい。


【沖縄2011秋】019・《未来を生きる君たちへ》、にぎやかパレード。

2011年10月01日 | 旅する。

101日 土曜日 那覇

09:00、みさえちゃん(結家元ヘルパー)が帰るというのでわざわざ挨拶に。大丈夫です、起きてます。本土でも頑張ってね。

11:55、まどかのごはんやさんへ。ハーフ(カレー)&ハーフ(プレート)はピーマンとしめじのバター炒め、ハムサラダ、ニラ卵汁、明太子ご飯+カレー。満足。 

13:20、外出。〈とくふく堂〉でとくさんとお話していたら、長野のしげちゃん家族に偶然会う。なんでもしげちゃんの沖縄旅行では毎回(100%!)私に会っているんだそうだ。しかも、いつもたまたま偶然ひょっこりと。いやはや。

ちなみに〈とくふく堂〉は10月あたりから新しい人に譲って別の古書店になるのだが、「店名を考えてくださいよ」と頼まれる。いや、それは頼む人もタイミングも違うと思う。

14:00、市場を抜けて桜坂劇場へ。《未来を生きる君たちへ》を見る。

デンマークとアフリカ、復讐の連鎖、傷付くプライドを回復する方法、力に頼るバカ者か、力への渇仰か。愛する者を失った痛み、喪失感、絆、つながる希望。解説するよりも見た方が早い。やや頭でっかちながらいい映画です。

 

16:30、月光荘で洗濯しようと思ったら洗濯機が使用中だった。ううむ。

ようやく洗濯機が使えたので、その間にふーみんを誘って〈追風丸〉へ。

醤油ラーメンこってり、650円をいただく。ふーみんのつけ麺を少し味見、かなり濃い。たぶん、体調が万全でない、というか労働と縁のない日々を送っているせいだろうな、味覚があっさり志向になっているようだ。

洗濯物を乾燥機にかける。月光荘では今日のパレードに向けて準備が進んでいる。

「無理だヨ! オスプレイ 全員集合 パレード FOR 高江」

ということで国際通りをデモ行進するんだが、「目立つ仮装を」というお願いがあって、それに応えて、あるいは悪ノリして、ものすごいことになっている。

県庁前広場で集会して国際通りをパレードし、観光客の注目とフラッシュを浴びつつ牧志公園でゴール。なんだか知り合いだらけで楽しい。ビキニにヘルメット、歌にジェンベ、アフリカンダンスまで。

MOONBOW〉で飲み、〈つきのわ〉で飲み、今夜も更けていく。


【沖縄2011秋】018・いろんな再会。

2011年09月30日 | 旅する。

930日 金曜日 那覇

朝食には昨日買った〈パン・ド・カイト〉のカレーパンとラムケーキをいただく。

聞き覚えのある声がする。あの伊良部島でレンタカー事故の際に活躍した「通りすがりの前田」くんに再会する。

 

那覇空港でまぁ12Rに会う。これから結家に行くそうなので、空港4階の回転寿司〈海来〉にて一緒にランチ。沖縄で寿司、しかも空港で寿司ってアリ? という意外性狙いだが、ここはなかなかおすすめ。しかし、体調が思わしくなく、食欲がない。

帰途、PBCりうぼうで本を買い、昼の〈MOONBOW〉でチャイを飲む。

月光荘に戻ったら見覚えのあるコがチェックイン、たしか2カ月前に結家でヘルパーをしていたみさえちゃんではないかい? ということで再会を叙す。 

〈コトブキ〉でポン酢麺グレートに例のパスでチャーシュー(B品)を足してもらう。
パレットくもじ9階のシネマパレットに出かけて《ツリーオブライフ》を見る。

映像叙事詩というか、ストーリーの断片のような抽象的映像が流れていく。キーワードを羅列すれば水、宇宙、いのち、母体、神への問いかけ(不在が前提)などなど。
アメリカが最も幸せだった、と思われている1950年代の精神的内面をえぐった挽歌と解釈すればいいのだろうか? 死の影、ラプトルに頭を抑えられる子ども恐竜は家族を支配する父を象徴するんだろうが、それはわかりやす過ぎる。
端的には壮大な実験作品かもしれんが、さまざまな映像実験を経て来た21世紀ではコケおどしにしか見えなくもない。

月光荘では久しぶりにシーサーさんと島酒を3杯、〈つきのわ〉でウーゾ、ウィスキー。珍しくシーサーさんから三線で具体的にポイントを指摘してもらえた。


【沖縄2011秋】017・開店おめでとう。

2011年09月29日 | 旅する。

929日 木曜日 今帰仁→那覇

朝食にカレーを温めてトーストにのせ、島ネギ入りオムレツ、ニンジン炒めを焼き肉タレで仕上げる。

せっかくなので今帰仁城へ行き、今帰仁歴史文化センターにも寄ってみる。

今帰仁の駅そーれからおっぱソフトのスタンドがなくなっていた。

ワルミ大橋を渡り、古宇利大橋、〈フクルビ〉へ。さっちゃんは「無意識でも走れる」くらい、このへんの道に習熟したそうだ。素晴らしい。

久しぶりによもぎそば。ボロ、りえちゃん、親方らにも会えた。

一周道路からトケイ浜へ、ハート形の穴が開いた岩や、王と女王の岩(写真。私にはそう見えるんだけど)にご案内する。

〈パン・ド・カイト〉でおいしいパンを仕入れ、道の駅許田でおっぱソフトを味わい、北中城のカフェ〈スバコ。〉にて茂やん、小春ちゃんに遅まきながら開店のお祝いを申し述べる。

センスがありながらやり過ぎていない、50年代風のシンプルな落ち着く感じの店で、ランチはパスタ他、軟骨ソーキのココナッツカレーとかあるそうだ。長い助走期間から念願のカフェ開店、おめでとうございます。

坂を下りると空、海、街が広がり、虹の足が残っていた。

 

月光荘にもどると、猥雑な現実に引き戻される。

さっちゃんに「お風呂に行こう」と誘われて〈湯処さしきの湯〉へ向かう。800円で夜景の展望風呂、ジェット噴流、薬湯、打たせ湯が楽しめる。沖縄に大浴場は少ないので、なかなか幸せな気分になる。

 

そのまま〈旺来〉へクルマを飛ばして台湾料理をいただく。鶏からあげ、ルーロー飯、切り干し大根入り卵焼き、オイスターソース炒め丼、オリオンビール、ジョッキで泡盛。

〈つきのわ〉ではゆうきがバーテンダーで、ウイスキーを飲み、〈MOONBOW〉ではペルノーを飲み、最後にはあまりに眠くて記憶がない。