徒然なるままに、一旅客の戯言(たわごと)
*** reminiscences ***
PAXのひとりごと
since 17 JAN 2005


(since 17 AUG 2005)

初日の出を二度楽しむ

 苦しめられるだけでなくて、時には有効活用したいものですね。時差。

タイムゾーンを越えて東へ飛ぶ場合は、人間の体内時計(生態リズム)に逆らうことになるので、時差の影響がきついと言われており、小生の渡航経験でもそれを実感しています。

日本から東へ向かって飛ぶと、先ずは太平洋、その先にハワイ、カナダ・米国本土となりますが、その間の東経180度には日付変更線なるものが存在します。
※日付変更線は東経180度上を真直ぐに走っているのではありません。折れ曲がりがあります。(地図でチェック)

これを利用すると、日本で大晦日に「除夜の鐘」を聞いて初詣。そして初日の出を拝み(出来ることなら「初日の出フライト」で見たいものですが....)、再度「初日の出」上手くすれば「年越し」をも体験することができます。
NARITA Terminal2
初日の出を拝んで、お屠蘇でほろ酔い気分につかっているその頃、日付変更線の向うに位置するハワイはまだ大晦日の昼間です。

お屠蘇もそこそこに出国手続きをして、午前10時頃に成田を出発してホノルルに飛べば、冬場の強いジェット気流の追い風のお陰もあって、ホノルルまでの飛行時間は6時間ちょっと。ホノルルには現地時間の午後10時前に到着します。

CIQを早々に済ませ、ワイキキ・ビーチに向かえば、ニューイヤー・カウントダウンに間に合うかもしれません。

で、ハワイで再度1月1日午前0時をむかえ二度目の年越しをしたら、日の出を待ちましょう。
そこで眺める“日の出”は、ハワイ・ホノルルでは初日の出です。

日本とハワイとで初日の出を二度見ることが出来ます。

ただし、残念ながら日本からハワイへの定期旅客便にはそのような時間帯の設定がありません。

チャーターするか、そのようなツアーを期待するかしか無いようです。



ニューイヤー・カウントダウンをあきらめて、初日の出を二回で良しとするならば、定期旅客便で可能性がある候補があります。

台北乗り継ぎになりますが、China Airlines 002 便は、台北発午後2時55分でホノルル着は午前5時40分です。
2006年1月1日のハワイの日の出時刻は、午前6時45分頃ですから、ギリギリかな?
成田から台北までは、China Airlines 107 便(成田発午前9時40分)または日本アジア航空 201 便(成田発午前10時)で飛べば、China Airlines 002 便への乗り継ぎが可能です。
Sunrise from B777 Flight Deck
何もそこまでもしなくても、元旦の夜8時頃に出発するホノルル便に搭乗すれば、ホノルル到着前に機上から眺める日の出は、1月1日の日の出ですから、“初日の出を2回”になりますね。

年末年始を海外で過ごす方も増えてきて、中でもハワイは人気のスポットのようです。

どうせハワイに行くなら、ちょっと趣向をこらしてみては如何でしょう。
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