徒然なるままに、一旅客の戯言(たわごと)
*** reminiscences ***
PAXのひとりごと
since 17 JAN 2005


(since 17 AUG 2005)

マスコミに叩かれてますよ

事業改善命令(日本航空インターナショナル)が出されたので仕方が無いのかもしれませんが、ここのところのマスコミの報道は、異常なまでに過敏に反応していると思えます。
勿論、報道自体に何ら問題は無く、それを非難するつもりはありません。
ただ、これだけ次々と報じられると、現場の方々は“平常心”を保つのも大変でしょう。

会社のトップ・経営が、現場の声に耳を傾けず、合理化・統合を進めてきたツケが少なからずあると思います。上層部の人達は、降格人事(降格したって十分な役職だと思いますが....)で責任をとったつもりになっているのでしょうが、現場で働く方々にかかるプレッシャーは相当なものであり、到底想像できないのでしょうね。

フレアをかけ過ぎてテールスキッドを擦った件も大事に至らなくて何よりでした。そのためのテールスキッドなのですから。PIC が間際で Take Over したかどうかは論点になっていませんが、Critical なフェイズなので、PIC は良い判断をしたのではないでしょうか。
(フレアのかけ方は下地島で十分に練習しましょうね)

帯広の J-Air は、CRJ だったそうな。777-300 が誤進入して脱輪した訳ではないのだから、そうカリカリしなさんな。

A300-600R の TCD はエアバス社側の問題なのだけれど、当該機種のオペレータが JALJ だと言うだけで、変な誤解をまねかなければ良いのですが。むしろ、国土交通省の対応の遅さが問題ですね。

Emergency かけて降りただけで、「警視庁東京空港署などによると」と警察が介入する化石時代の体制・体質は相変わらずなのですね。



Yahoo!ニュース - 読売新聞 - 広島発羽田行きJAL便の操縦席で異臭、けが人はなし
 22日午前9時12分ごろ、千葉・御宿上空を飛行中の広島発羽田行き日本航空1600便(エアバスA300―600型)から、「操縦席で焦げたようなにおいがし、発煙の表示が出た」と、国土交通省東京空港事務所に通報があった。
 同機は緊急着陸を要請し、定刻から9分遅れの同29分、羽田空港に着陸した。乗客乗員134人にけがはなかった。滑走路周辺には、消防車55台が待機した。
 警視庁東京空港署などによると、操縦室の近くに設置された、操縦桿の重さを制御する機器が焦げていたという。日本航空は、配線のショートが原因とみて調べている。
(読売新聞) - 3月22日12時4分更新
Yahoo!ニュース - 産経新聞 -日航機、今度は尻もち 福島空港
二十二日午前九時十七分ごろ、福島空港に着陸した大阪発の日本航空2261便(ボーイング767型機、乗員九人、乗客百二十四人)が着陸時に機体後部を滑走路に接触させる事故があった。同機は駐機場まで自走し、乗員・乗客にけがはなかったが、日航側から空港を管理する福島県への連絡には事故後、二十分以上かかっていた。
 日航は最近になって滑走路への誤進入など、安全上のトラブルを相次いで起こし、今月十七日に国交省から事業改善命令を受けたばかり。同社ではこれを受け、兼子勲会長が四月から代表権を返上するとともに、六月に予定されていた兼子会長から新町敏行社長への最高経営責任者(CEO)の交代も四月に早めるなどの処分を行っていた。
 福島空港事務所などによると、事故で機体後部に付いている離着陸時の緩衝装置「テールスキッド」が破損したが本体に損傷はないという。空港では滑走路の灯火一個が壊れたため滑走路が一時閉鎖され、折り返しの大阪行きが欠航した。
 事故機は着陸時、副操縦士が操縦しており、機首の引き起こし角度を誤ったとみられる。福島空港は当時、曇りだが視界は良好で風はほとんどなかったという。
 また、同日午前九時十二分ごろ、着陸体勢に入っていた広島発羽田行きの日本航空1600便(エアバスA300型、乗員九人、乗客百二十五人)から羽田空港の管制塔に「『操縦室で煙が出ている』との計器表示があり、異臭がした」と緊急着陸の要請があり、同機は午前九時二十八分に着陸。機体に異常はみられず、けが人もなかった。国土交通省東京空港事務所と日本航空で原因を調べている。
(産経新聞) - 3月22日15時9分更新
Yahoo!ニュース - 共同通信 - JAL機に作業車が接触 徳島空港
22日午後7時5分ごろ、徳島県松茂町の徳島空港で点検中だった羽田行きの日本航空1438便エアバスA300-600Rに同社の高所作業車が接触、左翼先端の整流板を破損した。けが人はなかった。
 作業車に乗っていた整備士は「高さの目測を誤った」と話しており、同社の白城義恭徳島空港所長は「整備士が安全確認を怠った。対応策を検討する」と話している。
 日本航空によると、整備士が飛行不能と判断。同機で羽田に向かう予定の乗客約130人のほとんどは、他社便に乗り換えて東京に向かったという。事故当時、乗客は搭乗前だった。
(共同通信) - 3月22日23時15分更新

Yahoo!ニュース - 読売新聞 - 日航機トラブル1日4件、部品脱落や作業車と接触
 22日午後9時25分ごろ、オーストラリア・ブリスベンから成田空港に同日夕にに到着した日本航空762便(ボーイング747―400型)の到着後点検で、第4エンジンの点検用パネルの脱落が見つかった。
 同空港は滑走路を7分間閉鎖し、捜索したが、パネルは発見できなかった。
 日航によると、パネルはアルミ製で、縦幅約20センチ、横幅約30センチの長円形。飛行中に脱落した可能性があるという。
 同日午後7時ごろには、徳島県松茂町の徳島空港で、駐機中の東京行き日本航空1438便(エアバスA300―600R)に整備作業車が接触し、左翼先端の一部が破損した。機内に乗客や乗員はいなかった。
 日航は同機の使用を取りやめ、搭乗を予定していた143人は別の航空会社の飛行機で東京へ向かった。
 日航機では、22日午前中にも、福島空港で旅客機が尻もち着陸するなど別のトラブルが2件起きており、日航をめぐるミスやトラブルはこの日だけで計4件。相次ぐトラブルやミスで日航に対して事業改善命令を出したばかりの国土交通省の担当者は、「これだけ、トラブルが立て続けに起きるのは、もはや異常事態だ」と話している。
(読売新聞) - 3月23日0時49分更新
Yahoo!ニュース - 読売新聞 - 日航エアバス10機、方向舵に欠陥…国交省改善求める
 国土交通省は22日、日本航空が国内線で運航しているフランス・エアバス社製「A300―600」型機について、垂直尾翼部品に欠陥の恐れがあるとして、日航に対し、部品の検査や改修などを求める「耐空性改善通報(TCD)」を発令した。
 日航では現在、問題のある同型機を10機運航させており、TCD発令から3か月以内に、検査や部品交換を行わなくてはならない。
 日航は運航を続けながら、点検を行うとしている。
 この欠陥を巡っては、今月6日、カナダの航空会社のエアバス社製「A310」型機が、カリブ海上空を巡航中に突然、強化プラスチック製の方向舵(縦約8メートル、横約2メートル)が脱落するトラブルが発生。同機はそのまま出発地のキューバ・バラデロ空港に引き返し、けが人はなかった。
 エアバス社の本社があるフランス航空当局は、18日付けで、同一部品を使用しているA310、A300―600型機について、改善命令を出していた。
(読売新聞) - 3月23日0時54分更新
Yahoo!ニュース - 共同通信 - 帯広空港で誘導路誤り進入 JALグループ機

 北海道帯広市の帯広空港で20日、名古屋発帯広行きのJALグループのジェイエア4303便が着陸後、管制官の指示と異なる誘導路に進入していたことが23日、分かった。乗客25人にけがはなかった。
 国土交通省帯広空港出張所によると、同便は20日午後零時40分ごろ、帯広空港に着陸。管制官から誘導路を通ってターミナルに向かうように指示されたが、民間機が使用できない航空大学校帯広分校の訓練機専用誘導路に入った。
 管制官が誤進入に気付き、同社を通して機長に連絡。機長は管制官に謝罪したが、ほかに航空機がいなかったため、そのままターミナルに向かった。
 ジェイエアは「あってはならないミス。再発防止に努めたい」としている。
(共同通信) - 3月23日10時59分更新
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