薪窯奮闘記

石窯PIZZA 屋台boccheno
薪窯を積んだフードトラックの店主です
スケジュールや日々のあれこれを綴ってます

国内産小麦粉値上げ!

2009年10月20日 09時26分44秒 | ピザ修行編

国産小麦粉の需要はどんどん高まっています。
外国産(外麦)に比べて扱いにくいのですが、風味香りの良さと安全性、
自給率アップという要因で、多くのパン屋さんピザ屋さん、最近では
うどん屋さんまでもが国産小麦を使用している店が増えてきました。

私のピザも風味と安全にこだわり、国産小麦を使用しているのですが、
最近国産小麦の値上げが目立ってきたのです。
今使用している「キタノカオリ」江別製粉さんの粉は、10月から値上げされました。
需要と供給のバランスが崩れているのと、夏の天候不順で秋収穫の小麦が
不作だったという背景があるようです。

やっとたどりついた「キタノカオリ」は不作の為、生産(販売)を中止する
という状況です。
嘆いていてもしょうがないので、これから安定的に供給が出来て、香り風味の良い小麦を求める日々が続きます。できれば値段も手頃なものを。

自然の恵から作られているから、安全でおいしい。安定的な収穫を求めるのは都合が良すぎるのでしょうね。
日本のような狭い国における自給率向上の背中合わせに、市場が自然環境に左右されることがついてまわるのは皮肉なものです。


たて看板完成

2009年10月19日 09時21分32秒 | 開業編

立て看板出来上がりました。
近所の材木屋さんではぎれの板材を格安で譲ってもらい、
それにペンキでとトールペイントを使って作成。
私は組立と下地のペンキ塗り、絵と文字はかみさん担当、
ニス塗りは娘担当で、これまたかわいい看板が完成しました。
費用わずか2000円で出来上がり。


かみさんのトールペイントの腕前に感激!


石窯完成!

2009年10月16日 09時26分27秒 | ピザ修行編

薪窯作成のお手伝いで、未森薪窯製造さんの工場のある
千葉の鴨川に3日間行ってまりました。
ついに!薪窯が完成しました。
タイル貼りは、2日間フルに費やすという細かい作業でしたが、
オレンジのタイルと珪藻土の目地が入ると、重厚感とかわいさが
ともなったすばらいしい作品になったのです。


未森さんのおかげで、ハイエースの移動販売仕様にも細かいこだわりを
施していただき、完成まであと一歩です。

完成したら一度見に来てくださいね。


天然酵母

2009年10月08日 16時32分59秒 | ピザ修行編

今日は大豆酵母でピザを作ってみました。
大豆酵母は初めての試みだったので、少々心配でしたが、
立派な酵母ちゃんに成長していました。

大豆酵母の作成手順
①大豆 1に対して 水1.5 を消毒したビン入れる。
②これまでに作っておいた酵母を数滴入れる。
③酵母が育つように砂糖を少々
④3日間冷蔵庫で寝かす (雑菌を殺す)
⑤1週間常温で寝かす。数日で泡が出てくる。
⑥1週間後、開封。泡が吹き出すこれはいわゆるビールである。
⑦その後は1日1回空気に触れさせ、冷蔵庫で保管。これで大豆酵母の出来上がり
⑧ピザ生地には、元種を作り、これをイーストの代わりに使用する。
 (元種は 小麦と大豆酵母 1:1を混ぜ合わせ、常温で寝かす。
  4時間位で膨れ上がり、気泡の穴が出てくる)

通常のピザは、ヨーグルト酵母で作っていますので、その紹介はまた今度。


ジェンベ復活

2009年10月06日 13時25分35秒 | アフリカ編

いやー!3ヶ月ぶりにmyジェンベが帰ってきました。
7月に郡上のお祭りで演奏した際に、湿気でやられて皮が破けてしまったのです。
早速、師匠に張替えをお願いし、昨日出来上がってきました。

叩いてみたところ、すばらしい太鼓の音、決して私の腕前が上がっている
わけではないのですが。
ジェンベは山羊の皮で張られています。1頭分の山羊の命をもらって、
このジェンベが作られています。レンケという木で作られた胴の部分と一つになって
ジェンベになり、新たな命に生まれ変わるのです。


1頭の山羊と1本のレンケの木の命が、このジェンベに生まれ変っているのです。
そして、叩き手によって魂を吹き込まれるのです。心込めてたたかないとね。