薪窯奮闘記

石窯PIZZA 屋台boccheno
薪窯を積んだフードトラックの店主です
スケジュールや日々のあれこれを綴ってます

メキシコ旅

2024年03月13日 22時22分00秒 | つれづれ編
1月29日メキシコに向けて旅に出た
 
20年ぶりくらいの長期海外旅行。
bocchenoをはじめて15年、3週間近く休業したのは初めて
コロナの時でさ10日間くらいだから、こりゃ大ごと。
15年目のboccheno、いったん、頭の中カラカラにして
めいっぱいインプットする旅にしようと決めていた
うまくいった。
 
旅の記録を少しだけ。
二日間かけてメキシコシティーに到着
古い街並みは、スペインを彷彿させる美しく年期の入った建造物と
風情を醸し出す石畳。ここメキシコシティーでは3日間滞在
町のいたるところにある屋台のタコス屋でタコス三昧
 
内臓モノの煮込みを自家製トルティーヤと唐辛子で包んむタイプが好み
 

 

市場はどの国でも面白い、そこに暮らす人達の営みを垣間見ることができる
1ペソ=8.5円 市場での買い物は激安だけど、街の中での物価は日本とさほど変わらない。
ここ30年の日本の経済停滞を実感する。
 


ティオテイワカンで古代文明の神秘を語り


サボテンの力強さに歓喜し


またもや内臓煮込み系のタコスにむさぼりつき
とにかくうまい。あと、タコスつくている人も食べている人も楽しそう。
見てるだけで、こちらも楽しくなる。
 
 



国立人類博物館で念願のアステカカレンダーをまじかに観ることができ
ちょっと感動。
 
 
メキシコシティーからバス移動でグラナファトへ
丘に広がるコロニアル調の建物とカラフルな色遣いが美しすぎる街並み
ピピラの丘から見る景色に泣けるくらいの感動




メキシコ旅は9人の大所帯、個性的ではあるが気配りのできる
素晴らしい仲間で過ごせたのも、大きな収穫だった。
 
次の地はグアダラハラへ
メキシコ第2の都市、メキシコシティーよりは垢ぬけてる感じで
スマートで過ごしやすい場所だった。
ここでは、名物の山羊のビリヤを
臭みもなく、さっぱりとした味わい。
 
 

次のテキーラタウンへ
今回の旅、タコスとテキーラを思う存分楽しむのもテーマ
テキーラ発祥の地で朝からTastecテキーラとライム、グレープフルーツ、塩、スクアート(スプライトみたいなの)
乾いた空気にぴったしで何杯も行ける






毎晩1本づつ空けたテキーラ。
おいしいテキーラがいっぱいでロックで「ちびりちびり」がいい。
日本での罰ゲーム的な取り扱いには、残念。本当は繊細で深みのあるお酒なんだけどね
 
最終目的地、サユリタとパヤルアジャルタ
太平洋沿いのリゾート的な海辺の街
もうサイコーだな。海は。





海に近くなるとフィッシュ系のタコスが豊富、フィッシュフライタコスは何個でもいける
どこの町でもそうだが、とにかく明るいし、気さく。
「オラ」のあいさつが、どこからでも聞こえてくる。

街並みも自由で陽気。かっこよすぎる。




おおらかさと、自由を楽しんでる人々の姿。
メキシコの旅は豊かさや幸せとはを考えさせられた
とてもいい刺激になった。

「自由を楽しむ」

2週間共に過ごした素敵なメンバーと、オマー家族に感謝しかない。
 
 

7/13(火)東海テレビ【スイッチ!】に * * ぼっけ号が登場

2021年07月09日 20時18分18秒 | つれづれ編

7/13(火)東海テレビ【スイッチ!】で
boccheno密着取材の様子が放送されます

2009年から、
熱々のピザを皆様にお届けしているboccheno
今回、店主の密着取材をしていただきました

2011年、10年前、まだ新人のbocchenoを密着取材してもらったディレクターさんが、10年を経たbocchenoがどうなったのかを撮りたいと。自分でもどのように年を過ごしたのか、知りたい。

そのディレクターさんの細かく丁寧な取材撮影には10年前にも感服し、仕事ぶりに尊敬してた職人さん。また一緒に仕事ができると思うとなんだかうれしい。二つ返事で快諾。


今回も3日間、濃密な取材でした。

色々な質問や意見を求められながら、どう道を辿ってきたのか、そして、次の道標になるべきものは何か。少しみえてきたような。

撮る側、撮られる側、お互いが10年を経てどんな内容にできあがってるのか楽しみ。きっと我が家の家宝、そして.boccheno記念館の入口に流されるだろう(笑)

鈴木ディレクターの作品として残ること間違いない。


7/13(火)東海テレビ9:50からの【スイッチ!】お見逃しなく

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ファンクラブ会員番号No.1

2021年06月17日 23時13分00秒 | つれづれ編


長年商売をやってると、常連のお客さんに子供ができたり、小さなお子ちゃましかったなぁ〜」すごく寂しい気分になる。


先週、ボッケーノファンクラブというものがあるとしたら会員No.1に違いない、90歳の父が安らかに旅立った。


「このピザうまいなぁ〜」と笑いながら食べる姿


サイドドアーから差し入れを渡そうとやたら話しかける姿


脱サラしてbocchenoを始めると話した時に大喜びしてくれた姿


先週のバタバタの中の森道市場を乗り切ったのをよーやったなぁと褒めてくれてるであろう姿




会員番号1番は永久欠番だな




そういう僕もあなたのファンだったんだ。






楽しいエネルギーなソーシャルタワーマーケット

2020年10月19日 07時08分00秒 | つれづれ編
ヘロヘロになるまでピザを焼いたのは
いつ以来だろうか

芝生公園一面が笑ってる
うまそうに食べてる
寝そべってる
幸福エネルギーに満ち足りた空間で
仕事ができる事に感謝と感動

ほっとした

もうこんな商売はダメなのかなぁ
お客様は求めてないんじゃ
そんな迷いの中でのソーシャル

まだまだ、求められてる、ほっとした。。


久々にベッドに倒れ込んだ、爽快な疲労を思い出した。

勇気づられました、皆さんありがとうございました。

#ソーシャルタワーマーケット




開疎的出店

2020年05月20日 18時34分00秒 | つれづれ編
緊急事態宣言が解除されました。

人の出も先週に比べて多くなったような、気が緩むのも仕方ないのか。

そろそろ野外マルシェなんかも開催し始めるだろう、その時、僕らはどうすればいいのか。

主催者さんがやると言ったから出る
主催者さん任せ。

というスタンスではダメだろう。
自らがどう考え動くか。
ここでも、思慮深い思考と行動が個々に求められる。

野外マルシェの最も注視すべきところは、やはり「行列」につきる。
行列対策はマルシェと各店舗の両方での対策が必要。

行列を作らない
→提供スピードを早める。メニュー構成の見直しを含めたオペレーション改革、人員増強の人海戦術。
→時間と空間を提供。指定時間の整理券や予約等でお客様に来店時間ごと販売する、つまり店前には時間指定されたお客様のみが立つことになる。

行列ができた時の対応
→お客様任せではダメだろう。整列担当の店のスタッフを必ず置くくらいのことは必要。
→整列用のロープ。ロープに2m間隔に印をつけて、印のところに並んでもらう。
→どちらにしても、隣の店との配置は尋常じゃない。広いスペースは必要になってくるのだろう。これまでのように、列が重なるなんてことはアウト。

並ばせない、待たせないがニューノーマルになっていくのであろうか。悩ましい課題だ。出店者も主催者もその辺りの課題に真摯に取り組みながら、トライアンドエラーを繰り返し時期、その上で前に進む時期。
そして、なぜそこまでして密集的なイベントをやらないといけないか主催者さんのポリシーやお客様へのアプローチが見えれば、積極的に参加しやすくなる。

bocchenoの開疎的出店はまだまだ続きます。同時に開疎的マルシェの開催も模索していきたいです。