goo blog サービス終了のお知らせ 

日記

Hajime

オロチとオロカ

2012年01月15日 | Weblog


久しぶりに電車で駅を降り過ごしました

久しぶりだなぁ、
と感じるということはそれだけ移動時間に本を読んでなかったということに気づくことでもあります


古事記 

おもしろいです


まだまだ途中なのですが

読み始めた時は原文の書き下し文が読解できず

現代語訳と解説を読みながら改めて書き下し文を読んで

ちびちび進んでいます

原文とか読んだら本当に意味がさっぱり分からなさそうです



日本という国がイザナミとイザナギの国生みによって初めて作られていく話しや、
(最初は淡路島が造られ、四国、九州、本州と続き8つの島が生まれます)

天照大御神と大国主神との国譲りの話し
(出雲の国を治める大国主神が天に住む天照大御神に出雲の国を譲る際に「底津石根に宮柱ふとり(大盤石の上に太い宮の柱を立てる)」ことを条件に国を譲り、
その時建てられた建物が出雲大社の起源ということ。今まで私には恋愛成就の神様というイメージしかなかったという。。。)

まだまだおもしろい話しが続きそうです


そんな中一番興味深いのが黄泉の国についてでした

イザナミが水の神や海の神、岩と土の神などの神々を生んでいる時、
火の神を生む最中に陰部に火傷を負って死にます

イザナギが悲しんで黄泉の国までイザナミを訪ねていくのですが
黄泉の国で見たのは恐ろしく変わり果てたイザナミの姿

イザナギは恐怖で黄泉の国から逃げ出します

そして黄泉の国(死の世界)と葦原中国(生の世界)をつなぐ道を巨岩でふさいでしまう


なんとも言えない話しなのですが、
その神話に出てくる死と闇の世界である黄泉の国と生の国をつなぐ道(黄泉比良坂)について調べてみると、
揖屋神社(島根県松江市)の近くに今でも残っているようです



な、なんと興味深い場所(畏怖の念をこめて)!


日本の神々を生んだイザナミの住む黄泉の国へと続く道が島根にあるとは。


これは帰ったら絶対に行かなければいけない場所ですな



しかし黄泉の国だの神話だの日本の神々だのと書いていると随分怪しげな感じがするのですが

一方でエウリュディケを失ったオルベウスが死者の国の王ハデスの元を訪ねるギリシャ神話のことを考えると
それはすごくおもしろい神話ですし、ましてやそれが自分の生まれ育った日本の神話のストーリーであるならば、
怪しいどころか神秘的すぎてぞくぞくします


21世紀、スイッチを押せば灯りもつくし、24時間スーパーさえ開いている
かたやそんな国の片隅にひっそりと黄泉の国へと通じる道が残されている


このおもしろさったら遊園地どころの騒ぎじゃないほど興奮しすぎます


そしてその神話のおもしろさにのめり込み過ぎて
わなわなとしているうちに
私は自分が降りるべき駅をすっとばしていたわけです








あけました

2012年01月05日 | Weblog


今年もよろしくお願いいたします


年末にいきなりの急展開が起きて、
3月から島根県に戻ることになりました


あと少しの東京在住
あちこち散歩して今後の材料集めをしておこうと思います

今さら行ったことないところだらけだなぁ

高円寺とか近いのにあまり知らなかったり
下町の方は知らなさすぎてもうお手上げ

前に住んでた三鷹は晴れた日にゆっくり散歩したいし
鎌倉にも行って江の電に乗ってゆっくり散歩したい


いや、そんな悠長なことは言ってられなくて
今の仕事を最後まできっちりしたいし
古事記や日本書紀も読みたい

写真は島根に帰ったら一生ばかみたいに撮れるから
東京を歩く時はもうカメラをもたないであれこれと目でみて歩こう







いずも

2011年12月28日 | Weblog

岡山から中国山地にさしかかるとすでに一面雪でした

やっぱりバスは遅れて、出雲からの汽車に乗り遅れました

次の汽車まで2時間待ち


島根のリズムにやや対応しきれてないですが
出雲~黒松の山陰本線から見る日本海沿岸部や海沿いの見晴らしのいい無人駅などの風景
は絶景なので、
一両編成のワンマン車両からのんびり堪能しようと思います

比べようもないのだけど
東京には東京の、
島根には島根の良さがあって、
どちらもほんとにいい場所だなと改めて思います

そしてやっぱり夜行バスに揺られて聞くラジオの心地良さといったらありません



しまね

2011年12月27日 | Weblog
今日からしばらく島根に帰ります

今年はあれこれ勉強したり、動いたりしました

動き方がようやく分かったので来年はもう少しスムースに行動できると思うのですが
さすがに今年は疲れました

脳内デフラグが必要です

冬の山奥の凛々しさであるとか
激しい海風にすっかり色を落とされた一面の笹の林であるとか
無人の谷でひっそりと輝く巨木のようなつららであるとか
吉村昭氏の「破船」のような時の止まった場所ではあるのですが、様々な部分で断片化したものを再配置することにおいて、私にとってはやはり島根のその場所でしかできないので、再び山にこもってきます

今年もまた多くの人に助けられ、支えられた一年でした

来年はあらためて自分の目標に近づくために、動き、
いい文章を書く環境を整え、読み、そして引き続き書き続けようと思います

今年一年お世話になりました



台北から帰国

2011年12月21日 | Weblog

こんにちは

かなり弾丸で台北に行ってきて
占いしたりマラソン撮影したり、小龍包とカニおこわとえぐい感じの食べ物が並ぶ屋台に入り浸ったりして
マラソン当日の午前中だけすかっと晴れて台北101もきれいなシルエットをようやく見せてくれたら
ぱーんとスタートしてそれこそまさにぞろぞろぞろという音が体に響くほどの大大大人数が台北の町をのろのろと走り出して
タクシーをチャーターして追いかけて撮って、後ろ向きでフルマラソンを走るおっさんに驚き、
10kmを過ぎても団子状態のもはや隊でもなく束でもなく群でもなく衆でもなくして軍もしくは総

円山飯店を望み忠烈祠を過ぎ
首都高を封鎖して走りゴール

東京に帰国して
その日一晩かけて島根に帰ってひとがんばりして
その夜に夜行バスにのって東京へとゴール

仕事をすませて今日は久しぶりにふとんで眠れるのであーる

占いもかなり納得いく話が聞けたのでとりあえずビール

明日からがんばるために今日は早く寝ーる





とりあえず台湾のご飯がおいしかったので満足でした





山と谷

2011年12月07日 | Weblog


今、以前訪れたスイスのヴァリス州にある村サース・フェーについて原稿を書いております

ヴァリス州というとマッターホルンを擁するマッター谷の村ツェルマットが有名ですが、
私としては、マッター谷から4500m級の山々がそびえるミシャベル山群を挟んで反対側のサース谷の奥にある村サース・フェーがかなり好きです

ツェルマットのマッターホルン(4478m)に比べれば知名度は下がるのだけど、
サース・フェーではスイス国内最高峰のミシャベル山群の主峰ドーム(4545m)のすぐ側まで近づくことができます
そして何よりドームの姿が美しいんです


このブログにアップした山の写真でいうと、まず左側の尖ったピークがテッシュホルン(4491m)、
そしてそこから右に続くピーク(山頂は雲に隠れていますが)がドームです
そして山々から一気に流れ落ちるフェー氷河の荒々しい姿

この写真を撮影したレンクフルー(2870m)では、ミシャベル山群やフェー氷河、氷河が削り取った深い深いサース谷と小さな村を望めるのだけどそれら諸々の楽しさをなんとかうまいことまとめたく写真をひっぱりだしては思い返しております





携帯のデータが消えてしまいました

2011年12月05日 | Weblog

こんにちは

いきなり携帯に入っていたデータでアドレスだけが消え去ってしまい

携帯に入っていた連絡先がまったく不明になってしまいました


もし私の携帯アドレスが分かる方は、
できればメールに電話番号とお名前をかいて送ってほしいです!


ご迷惑おかけしますが、
送っていただけると助かります。
(一言近況とかも付け加えて教えていただけると嬉しいです!)


よろしくお願いいたします。


----------------------


最近はインドで出会った友達と鍋をしたり

横浜マラソンの撮影に行ったり

スイスの原稿を書いたり

台北マラソンの撮影ポイントを調べたり

なんだりしています

台北から帰国してその日に島根に帰ってまたその夜に東京に帰ってきたり

わたわたとするんですが

ランニングも少しずつ復活して走っております

快調快調


冬ってすばらしい