以前、”JAZZの教科書”をアップした時に、付属CDの5曲目にトヌー・ナイソートリオの)”マイ・フェイヴァリット・シングス”があった。この曲が気に入って表題のアルバムを求めた。
12/15青字追記 日本橋のハイファイ堂のライブカメラを見てみた。注目は、612Cが左前に見える。ネットでの日本橋店の説明では45万円。スピーカー端子も改造しているようである。次に手前中央に見えるのは4343WXで64.8万円。これは昔聴いた記憶ではクラシックには良いかもしれないがJazzには向かない。ネットでの日本橋店の商品リストで注目は、Infinityのヒットシリーズkappa80。これは過去の試聴で21cmのダブルウーハーが質の良い深いが重くない低音を聴かせてくれた。ボーカルの自然さも群を抜いていた。スリムなのでスペースも取らないから変えようかなとも一瞬思ったりする。9万円と安いけど10年毎に来るウレタンエッジの交換がダブルだし大変だなアとか考えると止めとこう。
■1)トヌーナイソー TONU NAISSOO
”ウィズ・ア・ソング・イン・マイ・ハート” を作った澤野工房さんから転記させていただきます。
”1951年、エストニア・タリン生まれ。6歳よりクラシックピアノをはじめる。国内の音楽学校を卒業後、1989年にはバークリー音楽院の奨学生となる。1967年、タリンで行われた国際ジャズフェスティバルにデビュー(16歳)。翌年、初のアルバム「TONU NAISSOO TRIO』を制作する。数多くの国際的なプロジェクトで活躍する。ビッグバンドや映画音楽、室内楽や聖歌隊等の作曲を手がけ、エストニアの音楽学校でジャズピアノの准教授として教鞭をとるなど、その活動は多岐に渡っている。北ヨーロッパの清冷な空気感をまとった軽やかなスウィングは、日本にも多くのファンを生み出す事となった。彼の音楽的解釈、そして即興演奏にはジャズの要素はもちろんロックの影響も色濃く表れており、詩的な深遠さ、エンターテイメント性に溢れた寛ぎを併せ持っている。近年、その功績が認められエストニア芸術功労賞が与えられる。”
⇒エストニア生まれなんですね!N響の初代主席指揮者の”パーヴォ・ヤルヴィ”もエストニア生まれ。生誕地・優れた音楽家・北欧の厳しい環境を想起させる厳格な風貌等お二人には共通点が多い。’89年に国際ジャズフェスティバルに16歳でデビューとは早熟でもある。バークリー音楽院の奨学生とあるので、渡辺貞夫さんの27年後輩と言うことになるんですね。
■2)”マイ・フェイヴァリット・シングス”
これは元々はミュージカルの曲ですが、トレーンがアルバムに取り上げてヒットしました。ジャズピアノでは、トヌーのプレイが素晴らしい。僕は印象派の輝きを感じます。上記の本の解説は、
となっています。
■3) ”ウィズ・ア・ソング・イン・マイ・ハート” のCD
これは、以下。右のジャケット写真の小走りの2人の子供が可愛い。左の端のジャケットにトヌーの顔が載っていますが如何にも厳格そうですが優しそう。
内側は、
Jorma Ojanpera : ダブル bass
Petteri Hasa : drums
2003年2/20~21 エストニアラジオスタジオ2にて録音
■3)”ウィズ・ア・ソング・イン・マイ・ハート” のお気に入り
全曲お気に入り。特に9曲目は寝る前に聴くとぐっすり眠れます。
”マイ・フェイヴァリット・シングス”は2曲目。上記の本の解説では、ソロをベースを先に来させることで、逆にピアノの主役感を引き立てるとある。僕は印象派の光の輝きを感じると言いましたが、ダイヤモンドダストにも似た美しいタッチと言う表現もピッタリ。これは、ピアノのアドリブラインやコードワークの為と思いますが、ドラムスのPetteri Hasaのシンバルも影響しています。録音も良いですからオーディオチェックにも最適。
1曲目の”イズ’ント・イット・ロマンティック”からノックアウトさせましたね。何とリリカルでスイングするピアノなんでしょう。ダイアナ・クラールのも良いですけど・・・
3曲目は”ユー・アー・ツー。ビューティフル”。アップテンポで爽快なムード。音数が多くアドリブが多彩。ベースとの息もピッタリ。
4曲目の表題曲。この曲良いですね。ピアノのイントロテーマの美しいこと。えも言われません。
5曲目は”スプリング・イズ・ヒアー”。絹のようなしっとり感が何とも言えない。
6曲目は”シングス・エイント・ホワット・ゼイ・ユースト・トゥビー”。こういうユーモアの利いたやつもいけるんですね!
7曲目は”クローズ・ユア・アイズ”。これも静かなシンバルとベースに寄り添われたイントロテーマの美しいこと。そこからはスイングした多彩なアイデアのアドリブの嵐。
8曲目は、“コン・アルマ”。これも繰り返しのテーマイントロから怒涛のアドリブへ雪崩れ込む。
9曲目は”イン・ザ・ウィー・スモール・オブ・ザ・モーニング”。ジェリー・マリガンの”ナイト・ライツ”の同曲も良いですが、これはピアノトリオとしては最高。私はキャロル・スローンのムードのある素敵な声としっとり感のこの曲も好きです。夜明けの静粛感と恋心のもどかしさを感じたりして。”眠れぬまま決して羊を数えたりしないよね”何て歌詞、粋ですよね。
12/15青字追記 日本橋のハイファイ堂のライブカメラを見てみた。注目は、612Cが左前に見える。ネットでの日本橋店の説明では45万円。スピーカー端子も改造しているようである。次に手前中央に見えるのは4343WXで64.8万円。これは昔聴いた記憶ではクラシックには良いかもしれないがJazzには向かない。ネットでの日本橋店の商品リストで注目は、Infinityのヒットシリーズkappa80。これは過去の試聴で21cmのダブルウーハーが質の良い深いが重くない低音を聴かせてくれた。ボーカルの自然さも群を抜いていた。スリムなのでスペースも取らないから変えようかなとも一瞬思ったりする。9万円と安いけど10年毎に来るウレタンエッジの交換がダブルだし大変だなアとか考えると止めとこう。
■1)トヌーナイソー TONU NAISSOO
”ウィズ・ア・ソング・イン・マイ・ハート” を作った澤野工房さんから転記させていただきます。
”1951年、エストニア・タリン生まれ。6歳よりクラシックピアノをはじめる。国内の音楽学校を卒業後、1989年にはバークリー音楽院の奨学生となる。1967年、タリンで行われた国際ジャズフェスティバルにデビュー(16歳)。翌年、初のアルバム「TONU NAISSOO TRIO』を制作する。数多くの国際的なプロジェクトで活躍する。ビッグバンドや映画音楽、室内楽や聖歌隊等の作曲を手がけ、エストニアの音楽学校でジャズピアノの准教授として教鞭をとるなど、その活動は多岐に渡っている。北ヨーロッパの清冷な空気感をまとった軽やかなスウィングは、日本にも多くのファンを生み出す事となった。彼の音楽的解釈、そして即興演奏にはジャズの要素はもちろんロックの影響も色濃く表れており、詩的な深遠さ、エンターテイメント性に溢れた寛ぎを併せ持っている。近年、その功績が認められエストニア芸術功労賞が与えられる。”
⇒エストニア生まれなんですね!N響の初代主席指揮者の”パーヴォ・ヤルヴィ”もエストニア生まれ。生誕地・優れた音楽家・北欧の厳しい環境を想起させる厳格な風貌等お二人には共通点が多い。’89年に国際ジャズフェスティバルに16歳でデビューとは早熟でもある。バークリー音楽院の奨学生とあるので、渡辺貞夫さんの27年後輩と言うことになるんですね。
■2)”マイ・フェイヴァリット・シングス”
これは元々はミュージカルの曲ですが、トレーンがアルバムに取り上げてヒットしました。ジャズピアノでは、トヌーのプレイが素晴らしい。僕は印象派の輝きを感じます。上記の本の解説は、
となっています。
■3) ”ウィズ・ア・ソング・イン・マイ・ハート” のCD
これは、以下。右のジャケット写真の小走りの2人の子供が可愛い。左の端のジャケットにトヌーの顔が載っていますが如何にも厳格そうですが優しそう。
内側は、
Jorma Ojanpera : ダブル bass
Petteri Hasa : drums
2003年2/20~21 エストニアラジオスタジオ2にて録音
■3)”ウィズ・ア・ソング・イン・マイ・ハート” のお気に入り
全曲お気に入り。特に9曲目は寝る前に聴くとぐっすり眠れます。
”マイ・フェイヴァリット・シングス”は2曲目。上記の本の解説では、ソロをベースを先に来させることで、逆にピアノの主役感を引き立てるとある。僕は印象派の光の輝きを感じると言いましたが、ダイヤモンドダストにも似た美しいタッチと言う表現もピッタリ。これは、ピアノのアドリブラインやコードワークの為と思いますが、ドラムスのPetteri Hasaのシンバルも影響しています。録音も良いですからオーディオチェックにも最適。
1曲目の”イズ’ント・イット・ロマンティック”からノックアウトさせましたね。何とリリカルでスイングするピアノなんでしょう。ダイアナ・クラールのも良いですけど・・・
3曲目は”ユー・アー・ツー。ビューティフル”。アップテンポで爽快なムード。音数が多くアドリブが多彩。ベースとの息もピッタリ。
4曲目の表題曲。この曲良いですね。ピアノのイントロテーマの美しいこと。えも言われません。
5曲目は”スプリング・イズ・ヒアー”。絹のようなしっとり感が何とも言えない。
6曲目は”シングス・エイント・ホワット・ゼイ・ユースト・トゥビー”。こういうユーモアの利いたやつもいけるんですね!
7曲目は”クローズ・ユア・アイズ”。これも静かなシンバルとベースに寄り添われたイントロテーマの美しいこと。そこからはスイングした多彩なアイデアのアドリブの嵐。
8曲目は、“コン・アルマ”。これも繰り返しのテーマイントロから怒涛のアドリブへ雪崩れ込む。
9曲目は”イン・ザ・ウィー・スモール・オブ・ザ・モーニング”。ジェリー・マリガンの”ナイト・ライツ”の同曲も良いですが、これはピアノトリオとしては最高。私はキャロル・スローンのムードのある素敵な声としっとり感のこの曲も好きです。夜明けの静粛感と恋心のもどかしさを感じたりして。”眠れぬまま決して羊を数えたりしないよね”何て歌詞、粋ですよね。
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