前回アップの赤字追記で、美の壺で、バックにキャノンボール・アダレイ の”ボサノバ”から”Sambop”が流れていたので、アップしてみました。このアルバムを手にした切欠は、このブログにコメントを頂いたBluemoonさんに数年前に拙宅に来ていただいてオーディオ談義(というよりラステーム等教えて貰った方が多い)をした際に自作のオーディオチェック用CDを彼が持参しておられその中に”Clouds”が入っていました。これが気に入ってアルバムを手に入れた次第。ジャズボッサの傑作。ブラジルの香りを堪能できます。
■1)キャノンボール・アダレイ ”ボサノバ”のジャケット
ジャケットは、リオのコルコバードの丘から見た風景
絵葉書みたいだと言われていますが、私は絵葉書みたいで結構気に入ってます。
■2)キャノンボール・アダレイ ”ボサノバ”について
タワーレコードさんの紹介が簡潔にまとめてあるので” ”に引用させていただきます。
1928年フロリダ州タンパ生まれのアルト・サックス奏者”ジュリアン・キャノンボール・アダレイがボサ・リオ・セクステットと共演した、貴重な演奏。ジャズ・ボッサの最高傑作!あえてブラジルのナンバーばかりを選び、ふだんのソウル・ジャズとはひと味違う、リリカルなメロディストとしての一面をみせる。セルメン以下の本場プレイヤーによる、クールなサポートも印象に残る。ハード・バップ、そしてファンキー・アルトの巨人キャノンボール・アダレイが、ボサノヴァ・ブームの最中にレコーディングしたジャズ・ボッサの名作。若き日のセルジオ・メンデス率いるボサ・リオ・セクステットとの共演。アントニオ・カルロス・ジョビン作曲の「コルコヴァード」「ワンス・アイ・ラヴド」、参加メンバーのオリジナルなどを収録した。当時録音された数多くのジャズメンのボサノヴァ作品の中でも、人気の高い作品。
●参加アーティスト:(as)キャノンボール・アダレイ、(tp)ペドロ・パウロ、(as)パウロ・モウラ、(p)セルジオ・メンデス、(g)ドゥルヴァル・フェレイラ、(b)オクタヴィオ・ベイリーJr.、(dms)ドン・ウン・ロマノ”
ピアノがセルジオ・メンデスとは豪華ですね、でも当時21歳とは凄い。録音時の状況は、スタン・ゲッツの『ジャズ・サンバ』が1962年10月にヒットチャートの1位に輝きアメリカでボサ・ノヴァが大流行する渦中の1962年11月21日、ニューヨークのカーネギー・ホールでボサノバ・コンサートが開催され、このレコードに曲を提供している アントニオ・カルロス・ジョビン、ジョアン・ジルベルト、 カルロス・リラ、セルジオ・メンデス、 ルイス・ボンファなど、ブラジルから若きボサノバの創始者達が大挙出演しましたが、その17日後に当時ニューヨークで人気絶頂の、キャノンボール・アダレイを迎えて、このレコードは録音されました。録音はニューヨーク。1963年リリース。スタン・ゲッツとジョアン・ジルベルトの“Getz/Gilberto”及びそれからシングル・カットされた“The Girl From Ipanema”の1964年より前である。
■3)キャノンボール・アダレイ ”ボサノバ”の曲 ( )内作者
ギタリストで作曲家でもあるドゥルヴァル・フェレイラとハーモニカ奏者マウリシオ・アインホーンとの共作が4曲、ジョアン・ドナートの曲が#2の1曲、アントニオ・カルロス・ジョビンの曲が#3,#7で2曲、セルジオ・メンデスの曲が#6の1曲です。
1.クラウズ((g)ドゥルヴァル・フェレイラとハーモニカ奏者マウリシオ・アインホーン)
これが一番のお気に入り。ピアノのイントロから右から聞こえるキャノンボールのサックスと続きますが、ギターのバッキングがボサノバって感じですね。キャノンボールのアルトの何と爽やかなことか、スムーズで朗々として、このアドリブを聴いているとあらゆるものから心が解放されていきます。
2.ミーニャ・サウダージ(João Donato)
アップテンポで爽快感がある、とことん陽気な曲。詞は、恋人が去ってしまった寂しさを表しており、空元気で紛らわそうと明るく振る舞う様がプレイに隠されています。
3.コルコヴァード(アントニオ・カルロス・ジョビン)
コルコバードの丘を見ながら夢に見た君と死ぬまで暮らそうという詞にピッたりなゆったりとしたアドリブが心に沁みる。
4.バチーダ・ヂフェレンチ((g)ドゥルヴァル・フェレイラとハーモニカ奏者マウリシオ・アインホーン)
あなたに会うと心臓が変わった鼓動になってしまうという歌詞、その心をキャノンボールが明るく吹き切る。
5.ジョイスのサンバ((g)ドゥルヴァル・フェレイラとハーモニカ奏者マウリシオ・アインホーン)
ゆったりとしたスローなメロディを、たゆとうよに流れていくアルト、ストレスをフリーにしてくれる。セルジオのロマンティックなピアノ・ソロも短いが聴かせる。
6.グルーヴィー・サンバ(セルジオ・メンデス)
曲名通りグルーヴィーな曲。キャノンボールのサックスもジャズっぽい感じで良い感じです。リラックスの極地。メンデスのピアノソロもJazz風でスイングしてグルーヴィー。
7.過ぎし日の恋( 作曲アントニオ・カルロス・ジョビン、 作詞ヴィニシウス・ヂ・モライス)
過去の恋を懐かしく、悲しく思い出しているようなこの曲の歌詞のように、ノスタルジックなアドリブが心に刺さる。
8.サンバップ((g)ドゥルヴァル・フェレイラとハーモニカ奏者マウリシオ・アインホーン)
のっけから陽気なアップテンポのアドリブ。気分はもうすっかり リオのカーニバルで踊っているようなハッピーな朗々とした唄心溢れるアドリブ。痛快というか爽快!
■1)キャノンボール・アダレイ ”ボサノバ”のジャケット
ジャケットは、リオのコルコバードの丘から見た風景
絵葉書みたいだと言われていますが、私は絵葉書みたいで結構気に入ってます。
■2)キャノンボール・アダレイ ”ボサノバ”について
タワーレコードさんの紹介が簡潔にまとめてあるので” ”に引用させていただきます。
1928年フロリダ州タンパ生まれのアルト・サックス奏者”ジュリアン・キャノンボール・アダレイがボサ・リオ・セクステットと共演した、貴重な演奏。ジャズ・ボッサの最高傑作!あえてブラジルのナンバーばかりを選び、ふだんのソウル・ジャズとはひと味違う、リリカルなメロディストとしての一面をみせる。セルメン以下の本場プレイヤーによる、クールなサポートも印象に残る。ハード・バップ、そしてファンキー・アルトの巨人キャノンボール・アダレイが、ボサノヴァ・ブームの最中にレコーディングしたジャズ・ボッサの名作。若き日のセルジオ・メンデス率いるボサ・リオ・セクステットとの共演。アントニオ・カルロス・ジョビン作曲の「コルコヴァード」「ワンス・アイ・ラヴド」、参加メンバーのオリジナルなどを収録した。当時録音された数多くのジャズメンのボサノヴァ作品の中でも、人気の高い作品。
●参加アーティスト:(as)キャノンボール・アダレイ、(tp)ペドロ・パウロ、(as)パウロ・モウラ、(p)セルジオ・メンデス、(g)ドゥルヴァル・フェレイラ、(b)オクタヴィオ・ベイリーJr.、(dms)ドン・ウン・ロマノ”
ピアノがセルジオ・メンデスとは豪華ですね、でも当時21歳とは凄い。録音時の状況は、スタン・ゲッツの『ジャズ・サンバ』が1962年10月にヒットチャートの1位に輝きアメリカでボサ・ノヴァが大流行する渦中の1962年11月21日、ニューヨークのカーネギー・ホールでボサノバ・コンサートが開催され、このレコードに曲を提供している アントニオ・カルロス・ジョビン、ジョアン・ジルベルト、 カルロス・リラ、セルジオ・メンデス、 ルイス・ボンファなど、ブラジルから若きボサノバの創始者達が大挙出演しましたが、その17日後に当時ニューヨークで人気絶頂の、キャノンボール・アダレイを迎えて、このレコードは録音されました。録音はニューヨーク。1963年リリース。スタン・ゲッツとジョアン・ジルベルトの“Getz/Gilberto”及びそれからシングル・カットされた“The Girl From Ipanema”の1964年より前である。
■3)キャノンボール・アダレイ ”ボサノバ”の曲 ( )内作者
ギタリストで作曲家でもあるドゥルヴァル・フェレイラとハーモニカ奏者マウリシオ・アインホーンとの共作が4曲、ジョアン・ドナートの曲が#2の1曲、アントニオ・カルロス・ジョビンの曲が#3,#7で2曲、セルジオ・メンデスの曲が#6の1曲です。
1.クラウズ((g)ドゥルヴァル・フェレイラとハーモニカ奏者マウリシオ・アインホーン)
これが一番のお気に入り。ピアノのイントロから右から聞こえるキャノンボールのサックスと続きますが、ギターのバッキングがボサノバって感じですね。キャノンボールのアルトの何と爽やかなことか、スムーズで朗々として、このアドリブを聴いているとあらゆるものから心が解放されていきます。
2.ミーニャ・サウダージ(João Donato)
アップテンポで爽快感がある、とことん陽気な曲。詞は、恋人が去ってしまった寂しさを表しており、空元気で紛らわそうと明るく振る舞う様がプレイに隠されています。
3.コルコヴァード(アントニオ・カルロス・ジョビン)
コルコバードの丘を見ながら夢に見た君と死ぬまで暮らそうという詞にピッたりなゆったりとしたアドリブが心に沁みる。
4.バチーダ・ヂフェレンチ((g)ドゥルヴァル・フェレイラとハーモニカ奏者マウリシオ・アインホーン)
あなたに会うと心臓が変わった鼓動になってしまうという歌詞、その心をキャノンボールが明るく吹き切る。
5.ジョイスのサンバ((g)ドゥルヴァル・フェレイラとハーモニカ奏者マウリシオ・アインホーン)
ゆったりとしたスローなメロディを、たゆとうよに流れていくアルト、ストレスをフリーにしてくれる。セルジオのロマンティックなピアノ・ソロも短いが聴かせる。
6.グルーヴィー・サンバ(セルジオ・メンデス)
曲名通りグルーヴィーな曲。キャノンボールのサックスもジャズっぽい感じで良い感じです。リラックスの極地。メンデスのピアノソロもJazz風でスイングしてグルーヴィー。
7.過ぎし日の恋( 作曲アントニオ・カルロス・ジョビン、 作詞ヴィニシウス・ヂ・モライス)
過去の恋を懐かしく、悲しく思い出しているようなこの曲の歌詞のように、ノスタルジックなアドリブが心に刺さる。
8.サンバップ((g)ドゥルヴァル・フェレイラとハーモニカ奏者マウリシオ・アインホーン)
のっけから陽気なアップテンポのアドリブ。気分はもうすっかり リオのカーニバルで踊っているようなハッピーな朗々とした唄心溢れるアドリブ。痛快というか爽快!
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