4/20に604-8GのLFについてアップしたので今回は同軸ツイータ(HF)についてやってみました。
■1)インピーダンス(以降Zと略します)
これは以下。但し当方のデジタルテスターのACの保証周波数範囲は400Hzまでですので値は参考値とします。

上段が右側のユニットで下段が左側のユニット、左側の①③は604-8G直結で、右側の②はNW(ネットワーク)+アッテネータ(ATT)経由です。
直結の①③からF0c(コンプレッションドライバにはバックチャンバ(キャビティ)があるのでそれがチャンバと考えc付きにしています)=2KHzとなります。②のNW経由では、F0c=1.7KHzと下がっています。ZのMaxは24Ω前後です。LFの場合はNW追加前後でF0cは変らなかったですがHFの場合は0.3KHzも変化しました。
■2)604-8GのHF(同軸ツイータ)直結でのLT Spiceでフィッティング
上の実測でいうと右側のユニットでシミュレートしました。

左側は、10KHzでのZが8Ωまで下がっていますが、上の実測では16オームに上がっています。これを合わせるのはLCの共振回路の下にコイルL1を挿入します。240μHで大体10KHz値が16Ωになります。R2は前にも説明したようにピーク(~2KHz)より右側の3KHz辺りを上げる為の抵抗ですが今回は不要なので0にしています。
■1)のグラフ②の右下に計算値を載せていますが、前回同様このままの値(L=1.27mH、C=5.6μF)でシミュレートすると半値幅が広くなってしまいますのでLC積を合わせるようにしてLを0.3mHまで下げて半値幅を実測と合わせています。
■3)604-8GのHF(同軸ツイータ)のネットワーク(NW:LPF+ATT)経由でのインピーダンス特性
NW経由でシミュレートしたのは以下。

左側はNWのみで、右側は更にアッテネータ(L側:6db)も追加したもので、これが実測に対応します。L2(80μH)は■2)と同じく10KHz値を8Ω⇒9ΩにアップするためのLです。今回はZ上昇が少ないのでインダクタンスも80μHと少ない値でいけています。■1)の②の実測とほぼそっくりになっています。
■1)インピーダンス(以降Zと略します)
これは以下。但し当方のデジタルテスターのACの保証周波数範囲は400Hzまでですので値は参考値とします。

上段が右側のユニットで下段が左側のユニット、左側の①③は604-8G直結で、右側の②はNW(ネットワーク)+アッテネータ(ATT)経由です。
直結の①③からF0c(コンプレッションドライバにはバックチャンバ(キャビティ)があるのでそれがチャンバと考えc付きにしています)=2KHzとなります。②のNW経由では、F0c=1.7KHzと下がっています。ZのMaxは24Ω前後です。LFの場合はNW追加前後でF0cは変らなかったですがHFの場合は0.3KHzも変化しました。
■2)604-8GのHF(同軸ツイータ)直結でのLT Spiceでフィッティング
上の実測でいうと右側のユニットでシミュレートしました。

左側は、10KHzでのZが8Ωまで下がっていますが、上の実測では16オームに上がっています。これを合わせるのはLCの共振回路の下にコイルL1を挿入します。240μHで大体10KHz値が16Ωになります。R2は前にも説明したようにピーク(~2KHz)より右側の3KHz辺りを上げる為の抵抗ですが今回は不要なので0にしています。
■1)のグラフ②の右下に計算値を載せていますが、前回同様このままの値(L=1.27mH、C=5.6μF)でシミュレートすると半値幅が広くなってしまいますのでLC積を合わせるようにしてLを0.3mHまで下げて半値幅を実測と合わせています。
■3)604-8GのHF(同軸ツイータ)のネットワーク(NW:LPF+ATT)経由でのインピーダンス特性
NW経由でシミュレートしたのは以下。

左側はNWのみで、右側は更にアッテネータ(L側:6db)も追加したもので、これが実測に対応します。L2(80μH)は■2)と同じく10KHz値を8Ω⇒9ΩにアップするためのLです。今回はZ上昇が少ないのでインダクタンスも80μHと少ない値でいけています。■1)の②の実測とほぼそっくりになっています。
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