オーディオ彷徨録~JBL4331AからALTEC620A~

今までのオーディオの改良や音楽の遍歴に、今後の改善も紹介。いい音に繋がる方法を色々模索したことや、好きな音楽を紹介する。

My SpeakerのVer.評価(改定)

2018-05-17 20:22:25 | 評価ソフト
 昨日採った高調波歪のデータが異常であったので、ひょっとしてVer.が古い方が良かったのかどうか確認する為に再度評価した。

 ■1)昨日の評価データ
 スピーカーは、2231A+620A+2405です。データは

 ③のデータで見ると、最大は2次のピーク10KHzで主音から+30dbで、40dbのかさ上げを引くとー10dbですので、歪が33%ということになるが、この音で33%はあり得ない。ということで、My SpeakerのVer.を1.24⇒1.23に変えてみた。

 ■2)Ver.1.23評価
 データは、下記。

 今日、最初にVer.1.23に変えてから①を測定した。これは、前回の⑤のデータのレベルにほぼ等しい。また、主音のレベルもフラット(③に比べると若干ハイ上がりだが昨日迄よりフラット)になっているので、これはVer.1.23が高調波は正しいのかと思ってVer.を1.24に戻したのが②ですが、何と①とほぼ同じでした。因みに③がVer.1.23のFFTですが、これはいつも変わりません。因みに経時変化も見ておこうと、1時間後に採ったのが④⑤ですが、これは、①②とは主音が約4db上がっているので、0dbが歪のピークで正規化されているので、歪は4db改善されています。④⑤の高音の歪のピークは、主音から15dbと見て、-40すると、-25db(5.6%)ですので昨夜から15db良く見えています。604-8Gのツイータの高調波歪のピークは、-25db程度と考えるのが妥当ですが経時変動がある。尚、昨日高調波歪のデータで現れていた主音のレベルのハイ上がり・傾斜現象は、過去に出たり出なかったりしているのでこれも歪レベル同様不安定性がある。(2013年時はフラット、2018年の2月~昨日までは傾斜で、傾斜は2017年以前にもあるがソフト入れ直しで直ったり)

 【結論】
 My Speakerの高調波歪を測るメニューは、Ver.1.24とVer.1.23では差は無い。むしろ経時的に歪のレベル値と主音のフラット性の不安定性がある。

 (5/20追記)⇒5月20日に取った無音データでも歪が主音以上に出ているので、上記の歪データは正しくないと判断。

 ■3)4331A+2405Hの高調波歪 (縦軸のレンジが2倍になっているので変動は小さく見えるのに注意下さい)
 これは、2013年3月4日に採ったものですが、上のデータの⑥です。これは、604-8Gのように高域で歪は上昇せず、主音と同レベルで、-40db(1%)です。2420はやはり素晴らしいドライバーです。今は使っていないのが残念です。でも音は現状の使いこなしでは、620Aの方が4331Aより断然良いので難しいものです。2420を使いこなしていないのでしょうね。
コメント
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