今日は、地元の映画館のレイトショーで映画を観て来ました。観た映画は、「明日を綴る写真館」です。
この映画は、1964年に映画デビューして以降、名バイプレイヤーとして数多くの作品に
出演してきた平泉成が、80歳で映画初主演を務めた作品で 、ロケ地は故郷の愛知県岡崎市。
地元愛知がロケ地ということもあって、観に行くことにしました。
そういえば、前に同じ名バイプレイヤーの小林稔侍も、初主演映画を愛知県豊田市で
ロケして撮っていたのを思い出しました。これからも名バイプレイヤーの初主演映画は、
愛知県でロケすることになったりして。
内容は、気鋭のカメラマンとして活躍する太一は、さびれた写真館を営む鮫島の撮影した
一枚の写真に心震わされ、華々しいキャリアを捨て、鮫島に弟子入りを志願する。
他人に関心を持たず淡々と写真を撮っていた太一は、写真館に訪れる客ひとりひとりと
対話を重ねることで、被写体と深く関わっていく鮫島の撮影スタイルに驚きを隠せずにいた。
客たちの心残りや後悔に真摯に向き合っていく鮫島の姿勢に接し、太一は自分に
足りないものがあることに気付き始める。
心温まるストーリーでした。漫画が原作のせいか、ちょっと設定に無理がないかというところも
感じさせましたが、まあフィクションなんで細かいことを言い出したらきりがないですから。
ロケ地がお隣の岡崎市ということで、なんとなく見たことある景色なのですが、
確信をもって何処だというのは、なかなかありませんでしたね。それにしても、
チョイ役のキャストが豪華で驚きました。これも、平泉成主演の映画だから成せるところか。
平泉成の魅力がいっぱいつまった映画でした。