平々凡々とした日々(?)を支離滅裂に綴る雑記

映画・F1・時計等が趣味です。
日々これらのことにに関することや雑感などを駄文乱文でつづっていきます

トノバン 音楽家 加藤和彦とその時代

2024年06月02日 23時59分59秒 | 映画・ドラマ・アニメ
土曜日、センチェリーシネマで観た2本目の映画は、「トノバン 音楽家 加藤和彦とその時代」です。
この映画は、ドキュメンタリー映画で音楽モノなので、上映を知ってすぐに観ることを決めました。
加藤和彦、トノバンと言われてもも、ピンとこない世代ではありますが、ザ・フォーク・クルセダーズや
サディスティック・ミカ・バンドの名前はしっているし、曲も知っているものもあります。
それにしても、ザ・フォーク・クルセダーズとサディスティック・ミカ・バンドという
全く音楽性が違うバンドの中心人物だったというだけでも、十分に加藤和彦氏に興味津々。


内容は、日本のポピュラー音楽史に残る数々の名曲を生んだ音楽家・加藤和彦の軌跡をたどったドキュメンタリー。
「ザ・フォーク・クルセダーズ」や「サディスティック・ミカ・バンド」など時代を先取りした
音楽性で多くの人々に影響を与え、「トノバン」の愛称で親しまれた加藤和彦。日本初の
ミリオンヒットを生んだザ・フォーク・クルセダーズの結成秘話、世界進出を果たした
サディスティック・ミカ・バンドの海外公演やレコーディング風景をとらえた貴重な映像、
日本のポップスの金字塔といわれる“ヨーロッパ3部作”に隠された逸話などを紹介。さらに、
不朽の名曲「あの素晴らしい愛をもう一度」を新たにレコーディングし、さまざまなジャンルの
ミュージシャンによって進化する楽曲の姿を映し出す。
ミュージシャン・高橋幸宏が加藤に寄せた思いから映画の企画が立ち上がり、「SUKITA 刻まれた
アーティストたちの一瞬」の相原裕美が企画・監督・プロデュースを担当した。 


加藤和彦の音楽性の幅の広さ、そして時代を先取りしていた感性に驚かされるますね。
ザ・フォーク・クルセダーズの「帰って来たヨッパライ」は、自分の生まれる前になるのかと。
それでも知っていますもんね。サディスティック・ミカ・バンドは、リアルタイムでなく、
再々結成の木村カエラがボーカルの時に知りました。それにしても、コノバンドは豪華な面子ですね。
つのだ☆ひろ、高中正義、高橋幸宏等凄いメンバーなんですけど。ライブ映像も圧巻。
今聴いても色あせないですね。サディスティック・ミカ・バンドの音楽は。ところで、
この映画のインタビューに出てきて驚いたのが、松山猛。作詞家というのは知ってましたが、
腕時計好きには、腕時計の評論としてのほうが知られているような方。そんな方がここに出て来るとは。
加藤和彦の素晴らしさがわかる反面、そこに大衆が追いつかない面もあったのかなあと感じる。
なぜなら、ソロでヒットはなかったし。アルバムのヨーロッパ三部作はそれなりに売り上げは
あったかも知れないけど、大ヒットとまではいかなかったのでは。それでも高い音楽性は
ちゃんと業界内では評価は受けていたんでしょうね。レコーディングとか破格の扱いだし。
ある意味良い時代だったので、素晴らしい音楽も作り出せた時代に生きて良かったのかも。









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