昨日は、お昼からのPenguinrush(ペンギンラッシュ)のライブが終わったら、地元に直ぐ帰って、
喫茶店でマッタリしたり、買い物をした後に、地元の映画館のレイトショーで映画を
1本観ました。観たのは、「ディア・ファミリー 」です。この映画は、世界で17万人の
命を救ったIABP(大動脈内バルーンパンピング)バルーンカテーテルの誕生にまつわる
実話を映画化したものなので、もちろん事実に基づいた映画がなので観ることにしました。
またロケは愛知県で行われ、豊川市でもロケが終わるそうです。
内容は、1970年代。小さな町工場を経営する坪井宣政と妻・陽子の娘である佳美は
生まれつき心臓疾患を抱えており、幼い頃に余命10年を宣告されてしまう。どこの医療機関でも
治すことができないという厳しい現実を突きつけられた宣政は、娘のために自ら人工心臓を
作ることを決意。知識も経験もない状態からの医療器具開発は限りなく不可能に近かったが、
宣政と陽子は娘を救いたい一心で勉強に励み、有識者に頭を下げ、資金繰りをして
何年も開発に奔走する。しかし佳美の命のリミットは刻一刻と近づいていた。
宣政は、ある意味常軌を逸した明るさとポジティブ思考の持ち主であり、娘が心臓疾患で
長くは生きられないと知った後に、いきつくところが自分で人工心臓をつくるというもモノ。
いくら町工場の社長でモノヅクリをしているとはいえ、発想がヤバい。大泉がハマリ過ぎ。
その彼をしても医学界の常識というモノや大学研究室内のドロドロとした関係が
壁となるが、そこは持ち前の前向きさと娘への思いでうち進んでいく。家族愛も素晴らしい。
宣政だけでなく、家族みんなが素晴らしい家族なんですよ。そんな家族愛に泣ける作品でした。