matasaburo3の散歩日記

日本各地を旅しながら、日本の四季を撮ります。
又、世界各地の街を巡りながらの印象記やあれこれ。

 春の江戸城内郭巡りその1

2019-04-11 11:26:51 | 日本100名城




 江戸城

 3月下旬の快晴の日、桜咲く江戸城を
訪ねました。

徳川家康が築いた江戸城は、総面積約
230万平方メートル、外濠の総延長
は約14kmにも及ぶ巨大な城です。

地下鉄大手町駅で下車、大手門から
スタートしました。

内堀に沿って約5kmを今回は歩きま
した。


  (大手門)

大手門は江戸城の正面玄関として使われ
た桝形の門。大きい方の門は昭和20年
の空襲で焼失し、昭和42年に復元され
ました。


  (富士見櫓)

大手門から皇居東御苑に入りました。

富士見櫓は江戸城の遺構で現存する唯一
の三重櫓。

明暦の大火で焼失後、1659年(万治
2年)に再建され、天守の代用としても
使われていました。

将軍が富士山や両国の花火、品川の海を
眺めたといわれています。


  (天守台)

江戸城では、慶長期天守(1607年)、
元和期天守(1623年)、寛永期天守
(1638年)と3度、天守が建てられ
ました。

最も規模が大きかった寛永期天守は、地
上からの高さが約58m(15階建ての
ビルに相当)あったそうです。

この天守台は、寛永期天守が明暦の大火
(1657年)により焼失後、天守再建
を目指して1659年に築かれましたが、
保科正之の「実用性に乏しい天守建築は
無駄」という鶴の一声で天守の建てられ
ないままになりました。

江戸時代の江戸城は天守があった50年
間の後、天守がない状態が210年間続
いたことになります。


  (本丸広場)

現在の本丸芝生広場には、本丸御殿が
建っていました。本丸御殿は「表」「
中奥」「大奥」の3区画に分かれてい
ました。



北桔橋(はねばし)門から皇居東御苑を
でました。

千鳥ヶ淵に向かう沿道は見事な桜並木
です。




  (続く)






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