matasaburo3の散歩日記

日本各地を旅しながら、日本の四季を撮ります。
又、世界各地の街を巡りながらの印象記やあれこれ。

 春の大阪城散歩その1

2019-03-18 10:58:34 | 日本100名城




 大阪

 3月中旬、大阪城公園を訪ねました。

JR「大阪城公園駅」で下車。
大阪城ホールを横目に歩いていくと
「青屋門」があります。


  (青屋門)

青屋門は大阪城二の丸の北に位置します。

「青屋」の名については、戦国時代この
地にあった大坂(石山)本願寺の寺内町
「青屋町」に由来すると考えられていま
す。



東外堀と内堀の間に広がる梅林には、
遅咲き品種が咲いていました。

梅の季節も最後ですが、天守閣・石垣
との風情を楽しめました。



大阪城は本能寺の変(1582年)で
信長が没した後、1583年から15
年余りの歳月をかけて、豊臣秀吉によ
って築造されます。


  (秀頼・淀殿ら自刃の地)

しかし、秀吉の死後徳川家康が政権を
掌握すると、1614年・15年の大
阪冬の陣・夏の陣で落城し、豊臣氏は
滅亡します。

秀頼とその母淀殿は、山里丸にあった
櫓にひそみ、自害したと多くの記録が
伝えています。


  (天守閣)

現在の天守閣は3代目です。
秀吉時代の初代天守は1585-16
15年。徳川時代の2代目天守は16
26-1665年。

3代目の天守閣は、大阪冬の陣図屏風
に描かれた豊臣時代の天守の外観にも
とづいて、1931年(昭和6年)に
復興されました。

当時としてはめずらしい鉄骨鉄筋コン
クリート造りで、第二次大戦の空襲に
も耐えて現在に至っています。


   (続く)

羽根木公園の梅

2019-03-04 10:33:00 | 東京散歩




 梅丘

 2月下旬、羽根木公園を訪ねました。
小田急線「梅ヶ丘駅」から徒歩5分です。



昭和の代表的俳人・中村汀女(なかむら
ていじょ)の句碑です。

「外にも出よ ふるるばかりに 春の月」
(昭和21年)

汀女は世田谷区代田に住み、この辺を
よく散策したそうです。



羽根木公園の梅林は、1967年に55
本の梅を植栽したのが始まりだそうです。



現在は650本、60品種の見事な梅林
となり、梅まつりは世田谷の春の風物詩
となっています。



梅の次には桜が園内を彩ります。