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日暮里
「青雲寺」
西日暮里駅のほど近くに、青雲寺
があります。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/26/b5/7db1bcbf11031a4c9f0de8525ad96ea4.jpg)
臨済宗妙心寺派の寺。江戸時代の中頃
より「日ぐらしの里」と呼ばれ、
庶民に親しまれてきたこの地は、
四季折々の花を楽しむ人々で
賑わったそうです。
青雲寺は「花見寺」とも
いわれていました。
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滝沢馬琴の筆塚の碑があります。
「羽二重団子」
江戸時代文化・文政の頃、音無川
のせせらぎと小粋な根岸の三味の音
も聞こえる屋外の小天地
だったそうです。
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芋坂は谷中から根岸へむかう長い坂で、
付近で芋を作っていたので、芋坂
という名前がついたそうです。
現在はJR線の線路の手前で、坂は
切れてしまい、跨線橋を渡って
向こう側にいくとまた昔の芋坂
につながります。
その先の右手角に「羽二重団子」
があります。
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文政2年(1819年)に初代
庄五郎が「藤の木茶屋」を開いた
のが「羽二重団子」のルーツです。
夏目漱石の「吾輩は猫である」には
「行きましょう。上野にしますか。
芋坂へ行って団子を食いましょうか」
とあります。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3e/6d/84a75e6aeb5c5bf56967446d12bf54ec.jpg)
「芋坂も団子も
月のゆかりかな」子規
<正岡子規:道灌山より>
「ここに石橋ありて、芋坂団子
の店あり。
(中略)
根岸にことの鳴らぬ日はありとも、
この店に人の待たぬ時はあらじ、
戯れに歌をつくる。」
「根岸名物芋坂団子
売り切れ申し候の笹の雪」
羽二重団子本店:東日暮里5-54-3
(続く)