matasaburo3の散歩日記

日本各地を旅しながら、日本の四季を撮ります。
又、世界各地の街を巡りながらの印象記やあれこれ。

角館武家屋敷の桜

2015-04-25 14:10:10 | 旅行


 角館

 角館を2年ぶりに訪れました。前回は真冬の時期で、町は雪にすっぽり覆われ、しんと静ま

りかえっていました。今回はうってかわり最も華やかな季節を迎えていました。

 角館城下町の歴史は約400年あります。一国一城令により角館城は破却されましたが、秋

田藩の支藩としては最も大きな城下町を形成しました。町の形は当時と大きくは変わっていな

いそうです。



武家屋敷の並ぶ道の両側に見事なしだれ桜が咲いています。ほとんどが京都・祇園のしだれ桜

と同種だそうです。町内には約400本あり、そのうち162本が国の天然記念物とのこと。

樹齢300年以上の古木もあるそうです。



町が造られた当時は、武家屋敷80戸、町家350戸と数えられ、内町という武家町は、道路

の幅から曲がり角一つまで、そのまま残っているそうですからすごいですね。

 檜木内川堤のソメイヨシノは1934年(昭和9年)に当時の皇太子(今上天皇)の誕生を

祝って植えられたそうで、約2キロメートルの桜のトンネルとなっています。



角館の桜は、評判通りの圧倒的な美しさが際立っていました。外国人観光客もアジア系・欧米

系と多彩でした。




丹沢のチューリップ

2015-04-15 13:49:28 | 日記


 丹沢・秦野戸川公園

 オランダのキューケンホフ公園に今年も行けなかったので、秦野戸川公園でチューリップを

撮ってきました。渋沢からバスで大倉まで20分程度で終点下車すると秦野戸川公園に着きま

した。



青空は残念ながら見えませんでしたが、色とりどりの7万株のチューリップが鮮やかでした。

丹沢の山々はよく見ると、うっすらと雪が残ってました。



 ここで突然ですが、トルコの話になります。何故トルコかというと、チューリップの原産地

はトルコのアナトリア地方とされていることを、数年前イスタンブールに行った時に初めて知

りました。ブルーモスクで撮った写真ですが、内壁を飾るイズミックタイルは青を主体とした

美しいもので、チューリップの文様も描かれているそうです。



トルコからオランダにチューリップが伝わったのは16世紀ごろで、17世紀初頭になると商

品取引が盛んになります。1635年頃には「チューリップ・バブル」状態になります。



高級品種の球根ひとつと邸宅が交換されることもあったそうです。1637年2月3日、突然

の暴落が起こり、バブルは終焉したそうです。経済バブルの先駆けだそうです。

咲き誇る美しい花をながめていてもなんとも理解し難い話ですね。



 

山北町の桜

2015-04-10 10:08:26 | 日記
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 山北町は、神奈川県の最西端の町で山梨県・静岡県と境を接しています。

山北駅へは御殿場線で松田から2駅目です。桜の季節になると駅周辺の桜並木と鉄道とが

絶妙の写真スポットとなり、多くのカメラマニアが集まるということを今回知りました。



 4月初に行きました。ちょうど満開でした。のどかな山あいの駅も大勢の人で賑わってまし

た。駅から線路沿いに歩いていくと、橋の上でカメラマンが多数スタンバイしてました。1時

間に1本程度の電車をまっているようです。鉄道写真家の中井精也さんが悠然と立っていまし

た。オートバイで桜巡りをしているそうです。



私も中井さんの近くで30分ほど電車を待ちました。電車が通り過ぎる瞬間はほんの一瞬、あ

という間の出来事でした。私もシャッター盛んに押しましたが、私の技量では無理です。



中井さんのブログ「一日一鉄」を見ましたが、当日は「一日二鉄」になってました。別の路線

に移動して富士山の写真を載せてました。精力的な方ですね。






鎌倉花めぐり

2015-04-05 11:15:54 | 日記



 

 鎌倉

  光則寺の海棠

  3月末、長谷の光則寺を訪ねました。花の寺として有名です。

  樹齢200年の古木の海棠の花が、まだ5分咲きですが見ごろを迎えてました。

 

  海棠と聞くと、小林秀雄の「中原中也の思い出」を思い出します。

  「鎌倉比企ケ谷妙本寺境内に、海棠の名木があった。こちらに来て、その花盛りを見て以
  来、私は毎年のお花見を欠かした事がなかったが、先年枯死した。枯れたと聞いても、無
  残な切株を身に行くまで、何んだか信じられなかった。それほど前の年の満開は例年にな
  く見事なものであった。・・・・・中原と一緒に、花を眺めた時の情景が、鮮やかに思い
  出された。」



  源平池の桜

  鶴岡八幡宮は大勢の内外観光客で賑わってました。ソメイヨシノはほぼ満開でした。
 
  源平池は、もともとは東の池(源氏池)と西の池(平家池)と呼ばれていたそうです。