「命のビザ」発給後、被整理者に 杉原千畝の履歴書発見
「履歴書では外務省の退職理由を依願退職としつつ、「(47年)3月の行政整理に際し被整理者に予定せられたる」と記載。ビザ発給後、帰国前の段階でリストラ対象者とされていた。」
「行政整理による整理人員数に関する件」(但し、杉原氏が退官した後のもの)では、各省庁とも原則として3割をめどとして人員削減を行うこととされていた。
杉原氏は、その対象リストに入っていたということのようである。
ノーベル平和賞を受けるに値する人物も、当時はこのような扱いを受けていた。
ロシア専門でありながら、当時のソ連からは敵視されていたというから、ポストがなかったのかもしれない。
かわいそうな話である。
「履歴書では外務省の退職理由を依願退職としつつ、「(47年)3月の行政整理に際し被整理者に予定せられたる」と記載。ビザ発給後、帰国前の段階でリストラ対象者とされていた。」
「行政整理による整理人員数に関する件」(但し、杉原氏が退官した後のもの)では、各省庁とも原則として3割をめどとして人員削減を行うこととされていた。
杉原氏は、その対象リストに入っていたということのようである。
ノーベル平和賞を受けるに値する人物も、当時はこのような扱いを受けていた。
ロシア専門でありながら、当時のソ連からは敵視されていたというから、ポストがなかったのかもしれない。
かわいそうな話である。