Don't Kill the Earth

地球環境を愛する平凡な一市民が、つれづれなるままに環境問題や日常生活のあれやこれやを綴ったブログです

お家横領からお家消滅へ

2024年06月03日 06時30分00秒 | Weblog
 「立憲の寺田学代議士に『(キックバックが)復活したのは5人衆がいて、5人衆のバックに森さんがいて、森元総理の時に始めた話だから、そういう形(復活)にしたんじゃないの?』というようなことを言われました。多分、その通りでしょう。その通りでしょうけど、もし国会でそんなことを言ったら、それはもう大騒ぎになりますから。私の知らないところで決まったことに対して、無責任な話になりますから。だから、そうは言えなかった。こういうところ(若手博文会)では言えますけどね

 「自民党安倍派の政治資金パーティー裏金事件で、2022年4月に中止が決まった所属議員側への資金還流について、当時会長代理だった下村博文元政調会長が事務局長に複数回再開を要求したと、派閥関係者が東京地検特捜部の事情聴取に供述していたことが1日、分かった。

 しばらく前まで、永田町の自民座では、「清和伝授金習鑑」(せいわでんじゅかねならいかがみ)が上演されていた(3月のポトラッチ・カウント(5))。
 これは、大雑把に言うと、「親分を守るために子分が犠牲になる」というお話である。
 だが、最近では、別の演目が上演されるようになったようだ。
 今度の演目は、題名は分からないが、どうやら「お家横領」がテーマのようである。
 近いのは、「加々見山旧錦絵」ではないだろうか?

 「お屋敷の大姫に仕える御殿女中たちは、若く誠実な中老の尾上と、古株のお局(つぼね)の岩藤との二派に分かれている。謀反をたくらむ岩藤は、大姫に目を掛けられる尾上に嫉妬して辛く当たるが、尾上の召使いのお初が主人をかばう。名高いお家騒動の加賀騒動と「草履打(ぞうりうち)」事件を脚色した、時代劇「大奥」ものの原点。

 つまり、加賀家=清和会、尾上=H生D氏、岩藤=S村氏、大姫=M元首相、お初=派閥関係者、と言う風に見立てるのである(但し、尾上が後に自害するというストーリーは変更)。
 そうすると、一連の騒動は、子なくして突然亡くなった太守の跡目を巡る「お家横領」の物語であったことが分かる。
 もっとも、このお家自体が解散してなくなってしまうというのは、歌舞伎では考えられない話だろう。


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