★ BIO-GARDEN ★

山の中に移り住んだbioが 
大好きな植物や手仕事のこと 思いつくまま綴ります。

古い蚊帳

2010-07-29 22:25:47 | 手仕事、布、糸
3月に骨董市で買ってきた麻の蚊帳
ずっと納戸にしまいこんでいたけど、やっとほどきにかかりました。
巾35センチの布が何枚もはいであります。手縫いです。
いつの時代のものなのか?
巾が狭いほど古いものだって聞いたけど。



すごい量です。
これを手で縫うなんて!ミシンでもゴメンだわ、と思うのに。

いつの時代だかの職人さんがチクチクと縫い、
夏になるとどこかのお屋敷の寝間に吊られ、
その頃の夏はうちわに行水、スイカに風鈴の夏だったんだろうなぁ。
間違っても35度なんてあるわけない(38度

そのうち出番もなくなり蔵にしまいこまれ、古道具屋の手に渡り、
骨董市のテントの下、古い着物といっしょに売られていました。

縁あって私のところに来た蚊帳で何を創りましょう、、、

まずはコースター



まだまだ どーーーーっさり 布あるぞーーーー

キツリフネソウ

2010-07-23 13:10:50 | 気になる子


黄色の船が 細い細い茎で吊り下げられ ゆらゆらゆら~り

1ミリくらいの細い茎から 水分や栄養が花にいってるんですね。
なんで、わざわざぶら下げられなきゃならないのか、、、
ホントに自然って不思議、と思う。
多分生き残るためにこうなる理由がこの子にはあるんでしょうね。

近所の花友達に苗をいただきました。
インパチェンスやホウセンカと同じ仲間。
半日陰でよく育ち、種を弾けさせます。

来年はそこらじゅうで黄色の船がゆ~らゆら?

山里のパン屋、キリン屋さん。

2010-07-21 11:13:57 | 日々のこと
2時間以上かけてパンを買いに行く私って、もの好き。。。
ま、それはわかっているけど、行く価値あります。
松阪の飯高町、国道沿いにポツンとある隠れ家のようなキリン屋さん。

予約でいっぱい、開店まえから並んで5分で売り切れる、、、、
伝説のようにいろいろ聞いてます。
やっぱ自分の目と口で(胃袋?)確かめねばーーーーー

    ←これはない。

週末営業12時開店。10分くらい前に着いたらすでに10人くらい並んでいました。





お茶屋さんの倉庫を改造したちっちゃなお店。
人が並んでいないと通り過ぎてしまいそう。
でも手づくり感いっぱいでかわいいーーー

12時扉がオープンドドドッっと人が流れ込みます。
あれ!あれ?トレイがない!トングはいっぱいあるのにお皿がないーーー
もっと数置いておいてよ!
とりあえず袋に入っているパンを一つ二つつかみ、、、

そして5分後の店内



ここまで来てパン2個では悲しすぎる。でも大丈夫
実は一緒に行ったTさんが前回来たとき予約しておいてくれたんです。
(それでも2週間待ちだったけど)
だから余裕で店内を





やっぱりお店の中もかわいいです!

パンを焼いているのも若くて可愛らしい女性。
彼女一人で焼いているのかしら?
天然酵母でドライフルーツやチョコやチーズやサツマイモ
お任せでお願いしたのですが いろんなパンが入ってます。





持った感じはずっしりと重いのですが 食べるとモッチモチ~
お腹の持ちもよく 素朴でおいしいーーーーーー

このパンなら2時間かけて(予約して)また行きます





哲学舎という名の美術館

2010-07-14 21:10:06 | 日々のこと
ツァーの最後は さびさび
それに出会ったのは長い名前のギャラリー「哲学舎という名の美術館
いなべ市北勢町にあります。



存在は知ってて以前から行きたかったところ
すっごくわかりにくそう、と思ってたけどやっぱり分かりにくかった。
でも無事たどり着けました。

6年半前に名古屋から移り住んで
元焼肉屋だった建物を(こんな所に焼肉屋!?)こつこつリフォームされたというオーナー
とにかくお金がなかったから、、、って笑ってみえたけど
あらゆる所に廃材や鉄くずを使った手づくりの仕掛けやオブジェが



ひさし代わりの大きな長持のフタを支えるのが錆びたスコップだったり
数年で作ったとは思えないナチュラルな庭には
あちらこちらに工業系のさびさび(大好き!)を利用したオブジェがあります。

藤原の山々を見渡せる人里離れたこんな場所に
こんな個性的なギャラリーがあるなんて



写真撮り忘れたけどトイレに飾ってあった錆びた鉄板(これも拾い物だとか)
ステキでした。
アートでした。

廃墟&ぼろ&さびツァー

2010-07-13 13:22:44 | 日々のこと
先週愛知県組を案内して大好評だった超マニアックなこのツァー
ぜぇ~たい好きであろうTさんを誘って再び敢行

まずはR306を北進して藤原町篠立の白石工業跡へ。。。



山の中に点在するコンクリートやトタンの建物。
廃墟と聞いて一軒家を想像していたTさんは
近づくに連れて全容が見えてくる建物に「うわぁ!へぇー!わーーー!」
案内人はしてやったりとニンマリ

1960年代まで石灰(?)を採っていたとか。
今日は雨に煙られいっそう凄みが増します。
ここは藤原町の水源地でもあるところ。
3本のホースから流れる水を多くの人が汲みに来ています。
鉱物が含まれているのでここのお水は腐りにくいと聞きます。
ウチもたびたび取りに来て(家人の仕事)この水でご飯炊いてます。
なんかふっくら美味しい(ような気がする)

再びR306を関が原方面に進み上石津町へ
国道を左折しひたすら走るとそこは滋賀県との県境時山
山深く水もきれいな山村
昔は炭焼きを生業としてきたところで
男たちは山に入り炭を焼く
女たちは作業着をせっせと繕い、刺し子をしていました。
時山刺し子といい「もんでこの里、時山文化伝承館」に展示されています。

炭焼きの道具と見事につぎの当てられた作業着!



わかりますか?これはマネキンの着ている上着とズボンです。
何枚も何枚も布を重ねとっても分厚くそして重い!
布は裏に裏にと重ねていくので一番上は最初の布です。



もう原型とどめていません。
糸のあるところだけかろうじて布が残っています。
すごいです。
鳥肌が立ちます。

時山は田んぼがなく冬は雪に閉ざされる地域
それしかないからやるしかないから
炭焼きをし刺し子をしていたのでしょう。
こんな布を見ているとリサイクルとかものを大切にとか
そんな言葉がうすっぺらく思えてきます。

文化伝承館は水土日の開館で
水土は刺し子教室が開かれ時山刺し子クラブの方がいます。
日曜は住民が順番で当番をするそうです。
2度目に行った日曜は訪れる人も少なく
行李に入っている作業着を見せていただいたり
おばあさんはどんな小さな布も糊付けして板に張って乾かしていたとか
のんびりいろんなお話を聞かせていただいて楽しかったです。

そしてR306を再び藤原方面に戻り「さび」ツァーは、
次回に、、、、、


鈴鹿台へようこそ。。。

2010-07-10 20:19:46 | 日々のこと
尾高の中でも私の住む地域は鈴鹿台といいます(鈴鹿じゃないのに)
入り口のちょっと横にこんな時計台が、、、



ここは3キロくらい離れた小学校に通う子どもたちが集まるところ。
鈴鹿台に住む誰かが 子どもたちのために作ったのでしょうか?

時刻ももちろんあってますよ

ぼちぼちと。。。

2010-07-06 14:07:45 | 日々のこと


ブログ更新しようかなってPC開けて
その前にお気に入りに入っているブログみてたりすると
あわわ、、、もうこんなに時間経っちゃった

そんなことの繰り返しでネットは見てもなかなか更新いたしません。
毎日カキコの人すごいなぁ。。。と感心しつつ
私はこのペースで、
ボチボチと、無理なく、ですね。

半夏生

2010-07-02 22:51:45 | 日々のこと
今日は夏至から数えて11日目の半夏生。。。
と言うのを夕方のニュースで聞いて
我が家の半夏生の成長具合は、、、?

植えて一年目でまだ株が小さいせいか
ほんの少しだけ小さく小さく半化粧していました。



今はナツツバキがきれいです。



‘2009’森のまーけっとin秋

http://blog.goo.ne.jp/bio-g/e/9f45744b803967de3bf4dea9913b7d64